明日から消費税が上がるというので、午前中から買い物に出掛けた。
回ったお店は４つ。
まずガソリンを入れに行ったが、まだ早かったせいかそれほど混んではいなかった。
リッター１４７円と、たぶん全国的にも安い部類に入るのではなかろうか。
併設しているディスカウントショップで、整髪料やテニス用の薄手袋なども一緒に買った。
いつもよりは混んでいたが、大混雑なんてことはなかった。
次はトイレットペーパーとティッシュペーパー、それにオレンジジュースとトイレの洗剤など。
どれも額は大したことないが、やはりここは「消費税増税はけしからん」という意志表示である。
次にいつも飲んでいる「浦霞」と、毎日のように食べているおかきを１１袋ゲット。
最後に西友に行って、我が家の定番である「桃屋のつゆ」を３つ、行列ラーメン、洗剤、ちくわなどを買った。
消費税が上がってから買っても、そんなに価格が変わるわけではないが、たとえ１０円、２０円でも安いに越したことはない。
明日からは、どのお店も売上げが激減するに違いない。
消費税が３パーセントから５パーセントに上がった時は、消費が冷え込みそのあと１０年以上も不景気が続いた。
今回の増税でどんな事態になっていくのか、とても不安を感じている。
そんな歌があったような気がするが、流れるのは川だったかも知れない。
風の音がすごいので、マンションからしばらく窓の外を眺めていた。
今日の午後４時４０分ごろの話だ。
外は少しだが雨も降っており、木がなぎ倒されそうなくらい強い風が吹いていた。
空を見ると、南から北東の方向にものすごいスピードで灰色の雲が流れている。
ジェット機とまではいかないが、小さな航空機など負けるくらいの早さだった。
ほーとかへーとか言いながらしばらく眺めていると、どんどん雲の色が白くなってきた。
そのうちに雨は止んで、雲の切れ目から青い空が見えてきたではないか。
なぜだか宇宙から地球を見ているような、そんな印象を受けた。
「地球は青かった」。人類最初の宇宙飛行士ガガーリンの言葉である。
１０分もしないうちに低い雲はなくなって青空が広がり、陽が差してきた。
誰にというわけでもないが、なんだか騙されたようなそんな感じ。
ちょうど低気圧に伴う前線が、千葉を通過して行くところだったようだ。
とてもドラマティックで、感動的なシーンを目撃した気がする。
明日はとても良い天気になるそうだ。
今日は、千葉ティオフラメンコのCorazonさんが教えているギターサークルの発表会。
賛助出演のため、ＫＩＭさんと一緒に四街道まで出掛けた。
１３時過ぎに出発したが、途中道路が混んでいたので到着したのは１４時過ぎ。
車中から見えたのは、新しくてモダンで立派な施設。
四街道市の「南部総合福祉センター わろうべの里」である。
「わろうべ」と言うのは、その辺の地名らしい。
「四街道市はお金があるのかなー」、と二人でひとしきり感心した次第。
Corazonさんのサークルの他、地元の３つのギターサークルの合同発表会は「ビバギターラ交流発表会」。
午後１時半開演ということで、すでにイベントは始まっていた。
出演者も観客も、なぜかほとんどが高齢者。
そういう年齢層のギターサークルのための発表会ということらしい。
「コラソンギターサークル」の演奏はその後少し聴けたが、それなりの成果が出ていたように思えた。
年齢を考えると、千葉ティオは負けているかも知れない。
我々３人の演奏は一番最後、トリである。なんだか期待されているようだ。
「ビエント・デ・ラ・コスタ」「ホテル・カリフォルニア」「コーヒー・ルンバ」の３曲を披露した。
やらせ臭かったが、アンコールの声に答えて「ティコ・ティコ」も演奏。
講師模範演奏と言うことだったので、少し緊張したのかも知れない。
いつもより少々荒いデキで、それなりに威勢よく弾き終えた。
全般的にクラシック中心のおとなしい音楽だったので、多少のインパクトを与えるのに成功した気がする。
「とても良かったです」という声をいくつも聞いた。
また来年も生きていたら呼んで下さいとか言いながら、会場を後にした。
今、旬の野菜は「グリーンピース」である。
近くのスーパーで買って来る鹿児島産のものが一番美味しい。
毎年、この時期には食卓に登場するが、今年のグリーンピースは特に味が良い気がする。
ご飯に混ぜて「豆ご飯」にしても良いし、砂糖醤油で煮ても美味しい。
旬のものが美味しく食べられる時期は、１年でほんの少しの間だけだ。
トシをとってくると、「また来年」などと言うセリフは過去のものになる。
たまたま訪れた、２８４円の幸せな平和を逃さないようにしたい。
昨日の夕食に食べたものが悪かったのか、今日の朝はお腹が痛かった。
いつもの朝食はトーストとコーヒーとハムエッグだが、今朝はそんな訳でちょっとお腹に優しいものにした。
「フレンチトースト」という洒落た名前の食べ物だ。
まず牛乳を適当にボウルに用意し、そこに卵をとじて入れる。
食パンを半分に切って、その中に浸す。
端は切り落とした方が食べやすいが、もったいないのでそのままでも良い。
多少古くなって固くなったパンでも使える。
かなり水分を吸ってしまうので、牛乳が足りなくなったら、足せば良い。
卵焼き器かフライパンを温め、バターを少量落として広げる。
先ほどのパンを入れ、中火できつね色になるまで焼く。
ひっくり返す前に、上にバターを載せておく。
両面とも焼けたら清潔な皿に移し、上からパラパラと砂糖を振りかける。
量は好みによって調整する。
普通はナイフとフォークで食べるが、柔らかいので箸でもオーケー。
消化が良くて、顎の弱った人でも食べられる、高齢者向けの食べ物である。
今日はこのフレンチトーストとオレンジジュースのシンプルな食事だった。