まかなーのブログ

今はブログより「フェイスブック」とか、「ツイッター」とかが主流になって「ブログ」は時代遅れかも知れませんね。

深夜アニメの華麗なる世界

2013-06-30 22:06:50 | 日記

(続き)
 「翠星のガルガンティア」の世界はとてもSF的で、設定だけそれらしいロボット戦闘アニメとは一線を画している。
遥かな未来、宇宙に進出した人類は「ヒディアーズ」と呼ばれる敵と戦っていた。
全ての資源が戦争のために使われており、戦えない人間は社会に不要な存在として処分された。優秀な戦士として前線で戦っていたレドは撤退の途中、ワープゲートへの進入に失敗して、ガンダム型兵器チェインバーと共に遥かな地球へと飛ばされる。
地球は氷河期の到来で遥か昔に遺棄されていたが、生き残った人類が「ガルガンティア」と呼ばれる船団都市で暮らしていた。
兵士としての教育しか受けて来なかったレドは、自由で生き生きとした世界での出来事を通して、より人間的な個人として成長していく。
海賊との戦い、クジライカと呼ばれる攻撃的な生命体との関わり、元上官の突然の出現などイベントは盛りだくさんで飽きさせない。
「チェインバー」にはパイロット支援システムとして人工知能が搭載されており、双方の会話を通じていろいろな出来事に対処する訳だが、なかなか興味深い。
このアニメは評判が良いらしいので、続編を期待したい。
 「はたらく魔王さま!」
「エンテ・イスラ」という別世界から来た魔王サタンと勇者エミリアが、現代の東京で魔力を失い生活のために働くという物語。
魔王はマッグの店員「真奥貞夫」、勇者は電話会社の派遣社員「遊佐恵美」として暮らすうち、次第に人間生活に馴染んでいく。
エンテ・イスラからは魔王を追って、魔族や協会関係者などが次々にやって来る。
なぜか彼らには特別なエネルギーが残っており、二人に危機が迫る。
町を破壊したりすると、人々の恐怖の感情が魔力のエネルギーとなって魔王を復活させる。
魔王は世界を制服したりはせず、襲撃者たちを倒したあと、町を修復しいつもの生活に戻る。
登場人物はいずれもユニークな性格で、その描写がなかなか秀逸。
ひとつひとつの何気ないエピソードの組み立て方にもセンスが感じられる。
登場人物たちの会話もひとひねりあって面白い。


多忙な一日

2013-06-29 20:02:13 | 日記

今日は奥方はお友達と東京に行って留守。
テニスから帰ってきて例によって1時間くらい昼寝をした後、いろいろと仕事をした。
最初は布団干しの修理。
2組のコの字型のパイプを組み合わせた製品だが、開きすぎないように止めるチェーンが切れてしまっていた。
ジョイフル本田でチェーンとボルト、ナットを買ってきていたので、いろいろと工夫しながら代わりに取り付けた。
電気ドリルの充電作業なども含めて、それなりの時間がかかった。
掃除機の掃除。
集塵袋が要らないという触れ込みで買った掃除機だったが、ゴミはフィルターの間に詰まって、すぐに集塵力が落ちてしまう。
このフィルターのゴミをかき落とすのが一苦労で、紙袋方式の方が楽だったなと思える程。
二度とパナソニックの掃除機は買うまいと決めてはいるが、買い換えるお金もないので、時々掃除をしている。
お風呂の掃除
何やら体が痒くなったので、早めにお風呂に入ろうと思って栓を抜いたら、お風呂の床が水浸しに。
排水口が詰まったみたいだ。
仕方がないので手袋をはめて、排水口のフィルターにへばりついた髪の毛やぬるぬるでドロドロのものをはぎ落とした。
いつも思うが、あまり気持ちの良いものではない。
その後は自分で洗ったお風呂にゆっくりと浸かって、今日一日の出来事を振り返った。いろいろあったが、人生こんなもんかな。


深夜アニメの寿命

2013-06-28 20:23:34 | 日記

 6月で終わってしまうアニメが多い。
昔は最短でも半年ぐらいは続いていたものだが、最近は3ヶ月が区切りになっているようだ。
12、3話でおしまい、続きはDVDなど有料メディアでどうぞ、ということなのか。
評判の良かった番組は、その2、その3とかが放映されるみたいだ。
終わったのかどうか良く分からない物語が多いのは、そのせいかも。
消えて行くものには「有終の美」みたいなものがあると思うし、簡単に忘れ去られるということは、悲しいことではないだろうか。
会社の関係者が亡くなった時に、社内報に「追悼文」が載ることがあるが、その人の人生の縮図が見えたりする。
多くの人たちにその人の記憶が残って行くということは、とても重要なことのように思える。
去っていく物語たちのために、デキの良かった番組を少し紹介しておこうと思う。
 「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている」
千葉県の高校を舞台にした青春ストーリーだが、なかなか個性的な登場人物がおもしろい。
「僕は友達が少ない」とどこか似ていて、「残念系ラブコメ」というらしい。
主人公は目一杯ひねくれた性格の持ち主。
友達が少ないが、その状態に少なくとも表面上は満足し、その状態を維持していこうといつも考えている。
生活指導部の女教師によって、「奉仕部」というクラブに無理やり入部させられるが、そこには一風変わった性格の美人系女生徒がいた。
そんなこんなで、クラブの活動を通じて否応なくいろんな人達との関わりが増えていく。
 この物語がなぜかひとごとのように思えなかったのは、親の転勤に伴う転校を繰り返して、だんだん無口で孤独な少年になっていった自身の経験があるからかも知れない。
人はたくさん傷つくと、それを避ける方向に自分で性格を変えていくものだから。
(続く)


変態王子と笑わない猫

2013-06-27 21:02:43 | 日記

 先日の新聞に、原作の小説のことが載っていた。
大学の先生が内容を褒めているらしいのだが、話が難しくてよく分からなかった。
「颯爽たる変態」という世を欺くような主題が遂に語義矛盾でなくなるとき、ラノベはきっと、凡百のアングラ文化と袂を分かつに違いない。
この先生の授業はあまり面白くないだろうな、などと失礼なことを思った次第。
 「変態王子と笑わない猫」のアニメはなかなか面白い。
「笑わない猫」という神様が、人の願いを聞き届けて人や世界を変えてくれるというお話。
最初のうちは、引っ込み思案な高校生が自分を主張できる生徒に変身、あるいは反対に思ったことが口に出てしまう生徒が、慎重な性格に変わってしまうなど、小さな出来事が中心だった。
だが、この神様はちょっとひねくれているので、勝手に願いを叶えてしまうようになる。
校舎がイタリア建築風に変わったり、生徒が全員水着姿になったりと大変なことになってしまう。
「こんな世界なくなっちゃえばいいのに」とか言った途端、世界が滅亡してしまったりするはめに。
願いは取り消せば元に戻るが、誰が願ったのか分からなくなったりする。
基本的にはちょっとエッチな男子高校生を中心にした明るい学園ものなのだが、なかなか良くできている。
一つ一つのエピソードの中で、登場人物の性格がきちんと表現されており、なぜそんな願いが必要だったのかという背景も描かれている。
ちょっとしたユーモアが画面だけで表現できている、など動画としての完成度も高い。
結構きわどいセリフも出てくるのだが、嫌味がない。
6月で終わってしまうようだが、このスタップの次回作に期待したい。


私は決断する

2013-06-26 20:08:54 | 日記

慎重なのは良いが、臆病になってはいけない。
どこが違うかと言うと、考えて決めているかというところ。
慎重な判断はいろいろ考えた上での結論であり、臆病な判断は感情に流されて決めたことだから。
朝、熱を測ったら36.6度と下がっていたが、まだ少し調子は良くなかった。
そこで慎重に判断するという行為の結果、テニスに行くことにした。
だが、世の中には「マーフィーの法則」というものがあった。
マーフィーの法則とは、「落としたトーストがバターを塗った面を下にして着地する確率は、カーペットの値段に比例する」という経験則である。
マーフィー君はアメリカ空軍の大尉だったらしいが、彼の技術的研究が法則の根本にあるらしく、この名前がある。
実際には、「失敗する余地があるなら、失敗する」、「うまく行かなくなり得るものは何でも、うまく行かなくなる。」といったなかなか有益な法則らしい。
あらゆる失敗の可能性を考えて行動しなさい、ということである。
パソコンの世界では昔から有名で、たとえば「バックアップを取り忘れた日に、パソコンはクラッシュする」などという風に使われている。
今日のマーフィーの法則は、「テニスに行こうと思ったら、雨が降り出す」というものだった。
せっかく重い決断をしたのに、それをパーにするような酷い仕打ちではなかろうか。
今にも雨が降り出しそうな空で、予報も9時から雨だったが、敢然とテニスに出かけた。
気象庁に負けてなるものか。
1セット終わったところで、パラパラと雨が降り出して引き揚げた。
特に熱の影響は感じず、普通に走り、普通にボールを打てた。
マーフィーの法則はまだ続いており、工事で午前中はマンションのエレベーターが停止していた。テニスで疲れて、まだ少し熱もありそうな中、階段をふうふう言いながら登った。
1セットでもテニスができたのだから、判断は正しかったと信じよう。
「決断したことに後悔はするな」というのも、私のモットーである。