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久しぶりのアイルランド音楽コンサート

2017年10月21日 06時36分52秒 | 音楽
アイリッシュ系の音楽を聴いたのは久しぶり。
現地での生演奏を聴いてハマり、
しばらくアイリッシュ音楽を聴く日々が続いたが、
最近はご無沙汰。
今では、懐かしさといった言葉がぴったりする音楽になってしまった。


文翔館の議場でのコンサート。 6時30分開場、7時開演だがすでに長蛇の列が見える。


we Banjo3 というグループ名は
最初全員バンジョーを引くトリオだったからWe Banjo 3 と名付けたそうだ。

そこにフィドル担当のメンバーが加わって今は4人。

アイルランドのゴールウェイを拠点にした4人編成のバンド。
ゴールウエイといえばアイルランドでも西の辺境の地の感がある。
アランセーターでおなじみのアラン島への拠点だ。
ここではパブでも生演奏がよく聞け、音楽も盛ん。
ココで聞いた生演奏のシーンは今も目に焼き付いている。


さて文翔館でのライブ。
会場は満員。300名ぐらい入るのか。
なかなか雰囲気のあるいい会場だ。


開演前の様子。客層は様々。
一般的には中年以上の方が多いが、若い人も結構いる。
ジャズのコンサートとも微妙に違う。、


以前もここで、アイリッシュバンド『ソーラス』を聴いた覚えがある。
このバンジョー3はどんな音楽を聞かせてくれるのか






4人が入ってきた。
アップルのスティーブジョブ似、
あるいはミシガン大学の教授風のバンジョー奏者。
(なぜミシガン大学かはわからないが、そんな雰囲気)

大リーガーのような風貌のエレクトリックマンドリンマン。

そして若き日のブラッドピットを、さらに軽薄にしたような顔に
似てないこともないギターとボーカル担当。

そして誰にも似てなく、形容しがたいといえるフィドル(バイオリン)奏者。

日本語で「コン二チハ!」
最初だけかと思ったら、途中の会話も
たどたどしいながらすべて日本語で通したのは
すごいというか、その気持ちに敬意を表したい。
エンターテナーだ。
客の盛り上げ方がうまい。

山形弁の「け」「く」から、
昨日は蔵王温泉に入ったが、コンヨクでなくてザンネン、とか
日本人のお嫁さん募集中デスとか・・・
時にはいう言葉を忘れてしまい、
口癖のようによく出る「タノシンデ マスカ?」でごまかしたのもご愛嬌。

足元を時々見ていたので、カンニングペーパーがあったのかもしれないが、
その気持ちがプロというか素晴らしい。
デビューしてまだ間もない一生懸命さも見えた。


演奏のほうは、というと、
前半はいわゆるブルーグラス、カントリー色が強く、
土臭い趣き。
本人たちも自分たちの音楽はブルーグラスとアイリッシュ音楽の
ミックスといっていたようだ。

期待していたものとはちょっと違う感じだったが、
後半は、アイリッシュ音楽が色濃く出て、
なかなかよかった。

アップテンポの曲では全員を立たせて「オドリマショー!」
コレが3回ほどあって、ほとんどの人が立ち上がり
手拍子やステップ。
思わず体が動いてしまう、
コレがアイリッシュ音楽の楽しさでもあるが。

どのメンバーも演奏がうまい。
特にフィドル、そして後半フィドルに代えて演奏した
ドラムにアイリッシュの香りが感じられた。

アイルランド人にはやはり歌心がある。
恋心をうたったバラード“Don’t let me down”は聞かせてくれて
会場もシーンとなるほど。
ハモリも気持ちよすぎるほど美しい。

かなり前になるが仙台で聞いたアルタンのような
都会的に洗練された現代風な音楽ではなく、
どちらかというと泥臭い土の香りのする音楽だが、
バンジョーのイメージを変えてしまうような演奏のうまさがあり、
アイルランド音楽の楽しさや、バラードには特有の哀感もある。


演奏終了後CDにサインを頂いた。

次の公演先は東京だそうで、
今夜あたりは、ギネスよりも好きとお世辞に言っていた日本酒を飲んで
イモ煮でも食べるのかどうか。


自分は今日のために買っておいた久しぶりのギネスビールを飲み、
余韻に浸った。カロリーが高いので飲みすぎにご用心。

omake

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