今日は山響の定期演奏会があり、聴きに行ってきました。
曲目は、
①細川俊夫:セレモニアルダンス
②ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
③ベートーベン:運命
指揮:川瀬賢太郎
ピアノ:松田華音
川瀬氏はまだ30代の若い指揮者で、東京国際指揮コンクールで最高位。
名古屋フィルの音楽監督、札幌交響楽団正指揮者など歴任のホープ。
松田氏は6歳でモスクワに渡りロシア最高峰の音楽学校第一位入学。
多くのコンクールで優勝。モスクワ音楽院主席卒業の才媛。
①細川俊夫:セレモニアルダンス
最初の曲は日本人が作曲した曲でいわゆる現代音楽。
雅楽の音楽や和太鼓を感じさせるものがあり、
メロディを奏でるというよりは、楽器の音で何かを表現するといった感じの曲。
不協和音的な音も使い、ホラー映画等の効果音をイメージすると
ちょっと似てる部分もあります。(いいたとえではないですが)
②ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲(no.24まで全曲
これは最近ユーチューブで聴き、今はまってしまった曲。
何度も聴いてしまう曲です。
アマゾンで中古のCDも買ってしまいました。
とにかくメロディが美しい。
特に後半のある部分は繰り返し聴いてしまいます。
ピアノの音が繊細で,流麗。小川が流れるようなタッチ。
また、特に今日は山響さんの演奏が見事というか、美しく、
個人的にはピアノに勝っている印象を受け、
全体的に期待通りの美しい演奏でした。
③ベートーベン:運命
クラシックといえばこの曲というぐらいダダダダーンで有名な曲ですが、
おそらく中学の音楽の時間聴いて以来、通して聴いたのは一回あるかどうか。
おそらく一番演奏されている曲の一つでしょう。
新鮮味がないという先入観もありましたが、
この指揮者がどんな演奏をしてくれるかちょっと興味もありました。
スタスタと早足で歩いて登場。登壇するなり間髪入れずタクトを振りしたのにびっくり。
第一楽章は普段聴いているものより若干テンポが早く疾走感があります。
それがまた聴衆を飽きさせず、ぐんぐん引き付けていくような効果もあったか。
その指揮ぶりも全身を使い、鋭い動きで時にジャンプ。
若い指揮者ならではのエネルギッシュな指揮ぶりが、
楽団の方々にも伝わり、最後まで飽きさせない演奏で、
運命というのはこういった曲だったのかと、
何かとても新鮮な感じを持ちました。
これが指揮者の意図の一つかもしれません。
生演奏にはこういった意外性なども聴けたり、
演奏者や指揮者によって演奏が違ってくるところも面白いですね。
若いころはあまり興味のなかったクラシッ音楽ですが、
年を取るにつれてその良さ、美しさに惹かれていく気がします。
バックグラウンドにクラシックという時間も多くなりました。
それでも、生演奏は音が直接体に響いてくるので格別。
今日も満足のコンサートでした。
●ラフマニノフ: パガニーニの主題による狂詩曲 (全曲)
狂詩曲の一部(18番のみ)
●Rachmaninoff Variation 18 Rhapsody on Themes of Paganini Valentina Lisitsa
曲目は、
①細川俊夫:セレモニアルダンス
②ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
③ベートーベン:運命
指揮:川瀬賢太郎
ピアノ:松田華音
川瀬氏はまだ30代の若い指揮者で、東京国際指揮コンクールで最高位。
名古屋フィルの音楽監督、札幌交響楽団正指揮者など歴任のホープ。
松田氏は6歳でモスクワに渡りロシア最高峰の音楽学校第一位入学。
多くのコンクールで優勝。モスクワ音楽院主席卒業の才媛。
①細川俊夫:セレモニアルダンス
最初の曲は日本人が作曲した曲でいわゆる現代音楽。
雅楽の音楽や和太鼓を感じさせるものがあり、
メロディを奏でるというよりは、楽器の音で何かを表現するといった感じの曲。
不協和音的な音も使い、ホラー映画等の効果音をイメージすると
ちょっと似てる部分もあります。(いいたとえではないですが)
②ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲(no.24まで全曲
これは最近ユーチューブで聴き、今はまってしまった曲。
何度も聴いてしまう曲です。
アマゾンで中古のCDも買ってしまいました。
とにかくメロディが美しい。
特に後半のある部分は繰り返し聴いてしまいます。
ピアノの音が繊細で,流麗。小川が流れるようなタッチ。
また、特に今日は山響さんの演奏が見事というか、美しく、
個人的にはピアノに勝っている印象を受け、
全体的に期待通りの美しい演奏でした。
③ベートーベン:運命
クラシックといえばこの曲というぐらいダダダダーンで有名な曲ですが、
おそらく中学の音楽の時間聴いて以来、通して聴いたのは一回あるかどうか。
おそらく一番演奏されている曲の一つでしょう。
新鮮味がないという先入観もありましたが、
この指揮者がどんな演奏をしてくれるかちょっと興味もありました。
スタスタと早足で歩いて登場。登壇するなり間髪入れずタクトを振りしたのにびっくり。
第一楽章は普段聴いているものより若干テンポが早く疾走感があります。
それがまた聴衆を飽きさせず、ぐんぐん引き付けていくような効果もあったか。
その指揮ぶりも全身を使い、鋭い動きで時にジャンプ。
若い指揮者ならではのエネルギッシュな指揮ぶりが、
楽団の方々にも伝わり、最後まで飽きさせない演奏で、
運命というのはこういった曲だったのかと、
何かとても新鮮な感じを持ちました。
これが指揮者の意図の一つかもしれません。
生演奏にはこういった意外性なども聴けたり、
演奏者や指揮者によって演奏が違ってくるところも面白いですね。
若いころはあまり興味のなかったクラシッ音楽ですが、
年を取るにつれてその良さ、美しさに惹かれていく気がします。
バックグラウンドにクラシックという時間も多くなりました。
それでも、生演奏は音が直接体に響いてくるので格別。
今日も満足のコンサートでした。
●ラフマニノフ: パガニーニの主題による狂詩曲 (全曲)
狂詩曲の一部(18番のみ)
●Rachmaninoff Variation 18 Rhapsody on Themes of Paganini Valentina Lisitsa