長野の田舎から

風景を中心に更新をしていきます。

直接的な補助は難しい

2008-07-29 | Weblog

若林農林水産大臣は、確かにそう発言した。
それは、漁師の皆さんが漁を一斉にストップした時だったと思う。
漁業に携わっている皆さんの窮状を考えるとうかつな事は言えないが、水産庁は支援策を発表した。
是非、一人一人が考えてもらいたい。

美味しい新鮮なお魚が、いつも食卓に並ぶのは漁師の皆さんが命がけで、海と魚と日々格闘いただいているからだと言う事を十分に承知した上で、敢えて書かせてもらうと、陸揚げされた物は市場で選別され、漁師さんと同じく、燃料費と人件費を主の経費とする運送業者のトラックで運ばれ、更に行程を経て食卓に運ばれる。

 声を挙げた者だけに支援をして、同じ様に苦しむ人達(前出の運輸関係者等)には手を差し伸べる事はしないのであろうか?
 まずは、やってみる所から始めて行くのだろうが、政府は現状を問題だと考え今回の対策を打つのであるから、同じ様に死活問題となっている「地域交通関係」「農業関係」「運輸関連」「中小企業」にも目を向けてもらいたい。問題は、全ての生活者に関わる事なのだから。

全ての納税者に「ありがとう」の気持ちを忘れないでほしい。