今日は、午後1時30分から村井知事と連合長野との意見交換会(連合長野からの県政要請)を行った。
意見交換会のポイントは、
①雇用・労働の拡大と産業の活性化
②医療・福祉、交通、職の安全など、県民生活の基盤整備
③自立した財政を基礎とする地方自治の確立
などてある。
連合長野からの説明に対して、知事からは、
「今回の要請内容について県が目指すべき方向とほとんど同じであると認識している」
との回答をいただき、具体的ないくつかのポイントについて意見交換をした。
いずれにしても提言をするにあたって、昔のように理想論だけをならべて要請を行うだけでは、県民からは組織の既得権を守るため、などと言われる事は間違いなく、意見を言う以上は、それなりの覚悟の上に立って、自身も汗をかいていかなければならないと認識している。
出来ることは、自ら率先垂範していきたい。
それにしても、日程調整の関係で今日(8/31)の意見交換となったが、奇しくも村井県政が丸一年を迎えたその日である。
昨年の9月1日のブログ私は、
いずれにしても、村井県政は「大きな負の遺産」を背負わされ、更にその上に大きな重石を乗せられた船出である。多少の批判があろうとも「大鉈を振る」事もやむを得ないのではないだろうか。キチンと説明をすれば良識ある人は、理解してくれるはずだ。
と書いている。正直言ってこの一年間は、相当の苦労があったはずだが、温厚な人柄・確実な政策実行能力で、目立たないが県政は確実に変わってきていると認識している。更に県民の側に立って、県政運営をしていただきたいと思う。
行政は、人が生きていく、生活していく為の基盤を支える事が重要で、目だったパフォーマンスはいらない。そう言う意味では、この一年に対してはかなりの得点を付けても良いのではないだろうか。