長野の田舎から

風景を中心に更新をしていきます。

知事との意見交換

2007-08-31 | Weblog

 今日は、午後1時30分から村井知事と連合長野との意見交換会(連合長野からの県政要請)を行った。
意見交換会のポイントは、
①雇用・労働の拡大と産業の活性化
②医療・福祉、交通、職の安全など、県民生活の基盤整備
③自立した財政を基礎とする地方自治の確立
などてある。
連合長野からの説明に対して、知事からは、
「今回の要請内容について県が目指すべき方向とほとんど同じであると認識している」
との回答をいただき、具体的ないくつかのポイントについて意見交換をした。

 いずれにしても提言をするにあたって、昔のように理想論だけをならべて要請を行うだけでは、県民からは組織の既得権を守るため、などと言われる事は間違いなく、意見を言う以上は、それなりの覚悟の上に立って、自身も汗をかいていかなければならないと認識している。
出来ることは、自ら率先垂範していきたい。

 それにしても、日程調整の関係で今日(8/31)の意見交換となったが、奇しくも村井県政が丸一年を迎えたその日である。

 昨年の9月1日のブログ私は、
いずれにしても、村井県政は「大きな負の遺産」を背負わされ、更にその上に大きな重石を乗せられた船出である。多少の批判があろうとも「大鉈を振る」事もやむを得ないのではないだろうか。キチンと説明をすれば良識ある人は、理解してくれるはずだ。

と書いている。正直言ってこの一年間は、相当の苦労があったはずだが、温厚な人柄・確実な政策実行能力で、目立たないが県政は確実に変わってきていると認識している。更に県民の側に立って、県政運営をしていただきたいと思う。

 行政は、人が生きていく、生活していく為の基盤を支える事が重要で、目だったパフォーマンスはいらない。そう言う意味では、この一年に対してはかなりの得点を付けても良いのではないだろうか。


苦肉の策・・・・。

2007-08-30 | Weblog

 本日付の信濃毎日新聞4面に、連合長野と信大経済学部「労働運動の講座計画」の大きな題字。
昨日の執行委員会における、来年度の運動方針骨格論議を受けての記事。
その中で、中見出しに労組の弱体化で「苦肉の策」と書かれていた。

 時代の流れの中で、変わらなければならないもの、変えてはならないもの等々が必ずあるはずであり、時代に合わせた運動の構築が求められている。そんな中で、キチンと現在の経済状況・社会情勢・労働組合の果たすべき役割等々について、勉強し足腰を強くしていこうと言うのが主旨。
 確かに、連合の中だけで出来ないのかと言われれば、確かに出来ない事は無いのだが、自分の組織内から見る目と、外から客観的に物事を見たり、理論的に構築したりしている大学との連携は、視野を拡げより運動の足腰を強くするのには、必要不可欠の事であると認識しており、表現のように「苦肉の策」と言うものとは少し違うのではないだろうかと自身では考えている。もちろん、外から見た客観的評価であるから謙虚に受け止めなければならないと思うが、是非、結果(成果)をもって参加者の皆さんに評価いただけるように努力していきたいと思う。

また一つ「頑張る」気持ちをいただいた。奮起して成功させていきたい。


風力発電

2007-08-29 | Weblog

 今朝の信濃毎日新聞を何気なく見ていたら「辰野・箕輪町に風力発電」の見出しを見つけた。(私の自宅は辰野町)
 内容は、辰野から箕輪にまたがる桑沢山の尾根に高さ80mの風車を15基設置するという計画のもの。
 風力発電は、日本各地でもかなりの数が設置され、私も、竜飛岬に設置されたものを見学した事がある。近くで見ると思った以上に「大きな施設」と言う印象が残っている。

 限りある資源の中で、如何にして今の生活を維持していくのかと言う事は、現代を生きる私たちが、真剣に考えなければならない課題である。原子力に頼らざるを得ない日本にあって、第三のエネルギー確保は大命題である。
 昔、M氏と激論を交わした事を思い出す。M氏は、原子力発電に反対している人。彼は、風力発電は、自然破壊・景観破壊に繋がるから風力発電も反対であると言う。彼の言い分は「国民一人一人が今の便利な生活から一つだけ便利なものを我慢すれば良い」と言うものだ。
 確かに言い分は判るが、それが出来ないから現在があるんじゃないか、もちろん一人一人が意識していかなければならない問題だし、行動していかなければならない。でも、何でもかんでも反対では、議論も進まないし、国民一人一人を巻き込んでいくなんて簡単に出来ないんじゃないか。そう言った出口のない議論だったような気がする。

 本題に戻ると、町の中でも意見は二分するのだろうと思う。風力発電を作ったは良いが、機能を果たしていない施設も多くあると言う話も聞く。風車のある風景にも賛否両論。建設までには、紆余曲折色々な課題をクリアしなければならないだろう。
 でも、生活者一人一人が真剣に「環境」について考える良いキッカケになるのではないだろうか?是非、建設賛成・反対の単純論議にならないで、本質論議が出来るような場面を行政として、仕掛けを行ってほしい。他力本願のだと怒られそうだが、安心して論議に参加していくのには、行政が窓口になるのが私は良いと考えるから、敢えてそう言わさせてもらった。

 私も家族や地域で話し合っていけるような、仕掛けをしていきたいと思う。
 真剣に自身の将来、子供の将来を考えて。


新内閣発足

2007-08-28 | Weblog

「お友達内閣」が、終焉を迎えて、今度は「○○内閣」などとメディアを通じて、各政党党首や評論家の皆さんが、呼び名を付けている。
まさに、政治がワイドショー化をしていると言っても良いのではないだろうか?
政治を身近に感じると言う意味合いとは、少し違うまさしく「娯楽化」
確かに、家族揃って、政治家の登場する番組を見る機会は増えたのは事実。
でも、国民はこれでいい何て決して思っていない。
地道な政策の実行により、安心・安全の生活づくりを望んでるのである。
当たり前の事を誇る政治では、先は望めない。
今回の閣僚の皆さんには、本当の国民の声を真面目に聞いて政策につなげていってほしい。

「温故知新」と言う言葉がある。今回の閣僚の皆さんは「悪しき古い時代」を知っている皆さんが多い。ふるきを尋ねる必要はないわけだが、新しきを創造できる面子とは到底思えないが、今を任せられた人なのだから・・・。それにしても「安倍首相」の続投は、国民のどれくらいの人が理解出来るのであろうか?自民党と言う組織の末期的な症状が、如実に現れている「人心一新」の対応ですね。

≪久しぶりの雨≫
長野市内は、いよいよ短い「秋」へ向かうと言う意思を示すかのように、気温も低めの凌ぎ易い、雨がシトシトと降ったり止んだりの一日でした。それでも、久しぶりの雨で普通なら憂鬱に感じる天候も、何だか嬉しく感じました。


最低賃金審議

2007-08-27 | Weblog
今日、長野県最低賃金審議会が開催され、14円の引き上げが決定された。
使用者(経営者)の皆さんからは、かなりの反発があったようだが公益(有識者)の皆さんの意見もいただくなかで、結論を得た。
近年にない引き上げ額でありある程度は評価出来るものの、格差の固定化が問題の社会構図を考えると、もっと大幅な引き上げが望まれる。
更には、最低賃金以下で働かされて居る労働者が居る現実もあり、行政による厳格な取り締まりも強化されなければならない。

民主党長野県連 参議院選挙総括

2007-08-25 | Weblog

 午前中に、民主党長野県連の常任幹事会。私もオブザーバーとして参加させてもらった。大勝に酔うことなく、来るべき「政権交代の総選挙」に向けて取り組みを強化して行く事を確認した。

 連合は、選挙の度にいつも同じ事を言わせていただいているのだが、足腰を強くしどんな状況にも耐えうる組織づくりを進めてほしい。

 いよいよ2大政党政治により、経済などが一歩先んじていた国際社会で、日本の政治が一流の仲間入りが出来る基盤が出来た。政治家の不祥事などを一掃し、身を正して対応をしてほしい。連合も出来うる限りの協力を惜しみなく行う。

長野の空は、筋雲が出て少し秋の気配を感じさせる爽やかな風が吹き始めました。


最低賃金審議会

2007-08-24 | Weblog

現在、各県審議会による「最低賃金」の論議が真摯に行われ、例年にない(一桁レベル)二桁レベルでの論議となっており、長野では、27日に大詰めの論議が予定されている。審議委員の皆さんには、最大限の取り組みをお願いしているところ。

 一方では、現在の最低賃金に対して、違法雇用をしている企業もかなりの数があると報告されており、その根絶が急務となる。
 
 いずれにしても、派遣・パート・外国人労働などの皆さんの底上げを図らない限りにおいて、労働による格差問題の解決は難しいと言わざるを得ず、是非、多くの方に関心を持って応援をいただきたい。
 「連合は、一部の雇用労働者を代表する組織だ」と言われている事も事実であるが、私達のような組織が無ければ労働者の声が届かないのも事実であり、その責務を確実に果たしていかなければならないと感じている。

今日も残暑厳しい日であるが、この暑さをハートに移して闘いを進めよう。


方針審議

2007-08-23 | Weblog
昨日は、三役会議で方針の骨格を論議。
連合に期待されている事、市民に訴えなければならない事等を真剣に議論した。
来年度の方針は、〓組織強化による市民の期待に応える事の出来る『組織作り』〓教育による組織を支える『人づくり』
等を中心に組み立ててきた。これから一ヶ月かけて、具体的な方針とする。
絵に書いた餅にならないよう、魂を入れたものとしていきたい。

今日は、猛暑の東京へ出張。今は新幹線の中です。
住んでいる人には申し訳ないが、信州人にとっては、生活するのにはー

恵みの雨の後だから、車窓から見える緑が、喜んでいるように見えます。

久しぶりです。

2007-08-21 | Weblog

色々な事が立て続けにあり、更新をサボってしまいました。
悩みの種もほぼ解決し、かなりスッキリしました。

夏休みの家族サービス皆さん何かしましたか?
 毎日接する中からキチンと対応していれば、家族サービス何て今更のように書く必要性もないのですが、私のように単身赴任をしていると中々思うようにいかずに、ついついたまのサービスになってしまうのです。
 金曜日の夜、自宅を出て一路TDLに向けて出発。車の中で一泊と考えていたので、特にホテルを手配しなかったのですが、年のせいかやっぱりベットで寝たいと思い立ち、新宿へ一泊。土曜日は、TDLでお父さんはファーストパスチケットの獲得に奔走。
浦安に宿泊。2日目は、TDSで、同じく。
子供達は、大変満足?
嬉しかったのは、月曜日、出勤してから娘からの「皆からありがとう」の絵文字付のメール。
この子達の親で良かった。心から子供達にも「ありがとう」
全くの親ばかですね。

でも、嬉しい時は「嬉しい」
悲しい時は「悲しい」
楽しいときは「楽しい」
ちゃんと表現できる事が大事ではないだろうか。

 今の大人が忘れて、もちろん子供達にも伝えられないと言うあらゆる問題の根底にあるもののように思えてしょうがない。


猛暑の毎日

2007-08-14 | Weblog
毎日、地区の行事やらで仕事をしている時よりも疲れています。
今日は、朝からソフトボール大会。
炎天下、半日以上もグランドに立つのは、何かの罰を受けているような気持ちになります。
何年かぶりにグローブをはめて、1番、サード!
来るわ、来るわ!
昔の感覚だけはあるが、その通りに行くはずがなく、それでもエラーは、ゼロ!
打撃は?
二回、塁には出ました。
内容は、ご想像に。

年金納付率低下

2007-08-10 | Weblog

国民年金保険料の納付率低下に歯止めが、かからず下がり続けている。
 年金記録問題が、これだけクローズアップされる前のデータだが、2006年度で、その前の年より0.8%ダウンし、66.3%になった。(NIKEI NETより)これだけの不信感を抱かせた2007年度はどうなるのか、想像も出来ない。
 以前、私も年金未納問題について、国民責務だと非難した事もあったが、収めたくないと言う人の気持ちが良く判るだけに何とも表現しずらい。
 昨日は、民主党が「年金流用禁止法案」を提出したが、早く年金問題に対する不安を取り除き、年金を頼りに生活をせざるを得ない人の方が圧倒的に多いわけであるから、正常な状態にしてほしい。

 年金問題を審議した「厚生労働委員会」の委員長の鶴保参議院議員が、テレビ出演をしていたのを見て、この人が本当に国会議員?と思わされる場面があった。慌てて、ホームページを検索して、どのような方なのかと拝見さしていただいた。
見させていただいて納得。確かに国会議員の先生なんだ!!是非、「ひとりごと」と言う欄を読んでみてもらいたい。何かが感じられると思う。
参議院と衆議院の役割は違う。彼女の事も良く判らないが、扇千影(林寛子)参議院議長の、「参議院らしくない・・・・」の言葉に諸々が凝縮される。


出会いと別れ

2007-08-08 | Weblog

長野に来た時に知り合った学生。
中国人の血が混じるが、生まれも育ちも長野市。
 今年初めに、留学途中のアメリカから帰国。久しぶりに見るその顔は将来への夢に向けて輝きを増していた。それから半年、留学の地アメリカへと帰っていく。
 仕事柄、どちらかと言うと、私より先輩の皆さんとのお付き合いが主な私にとっては、次代を担う20代の皆さんとの交流は、希薄である。夢は「デザイナー」最後に会った時に、私の似顔絵を書いてくれた。たった10分間私の顔を見ながら書き上げた。
 別に特別なお付き合いがあったわけでもないが、何故か気になる存在(若者にしては珍しいからかな?)日本の社会問題などについては、色々と論議をした。
 まったく意見の合わない場面もあったが、堂々と自分の考え方を自信を持って主張する姿に「頼もしさ」を感じたものだった。

 押し付けるつもりはないが、自分の子供達にも是非こんな風に育ってほしい何ても思う。

 自分の子供を支援するのは当たり前だが、こんな若者が「夢」を追いかけ、まっすぐに取り組んでいける社会づくりが、私達「責任時代」を生きる者の役割だと言う事を更に強く思う。

 自身の悪いところは、組織に身を任せて楽をしようとしまっているところだとこの頃感じる。
 思った事をキチンと言葉にして伝えて、逃げないで前進してみようと思う。相手をねじ伏せるのではなくて、本質の論議の下にお互いが、納得出来なくても互いが理解出来るまで。

出会いと別れの中から学ばされる事は大きい。

≪最低賃金≫
 厚生労働省の中央最低賃金審議会の小委員会において、各県における引き上げの目安が示された。 「成長力底上げ戦略推進円卓会議」において、かなり高い水準での論議が交わされていただけに、もう少しと言う気持ちはあるもののある程度は、評価出来る内容だろうか。長野県は「14円」の目安提示。これから長野県における実態に合った論議が交わされる。経営側は、長野県は日本で一番「企業の赤字比率の高い県」である事を全面に攻勢を仕掛けてくるのだろうが、是非考えてもらいたい100人の従業員を雇っている会社で、14円の引き上げると単純計算で、14円*8時間*250日*100人=350,000円/年である。月に換算すると30,000円弱と言う事になる。
 従業員に気持ちよく働いてもらって効率アップにより、改善出来ないような金額だろうか?審議会委員の皆さんに頑張ってもらおう。今○さん、神○○さんしっかりお願いします。


心のリフレッシュ

2007-08-07 | Weblog

 8月3日と8月6日にお休みをいただき、心身のリフレッシュ!!と意気込んだが、現実はそうはうまくいかない。
 一日目は、風評被害に喘いでいる新潟の海へ子供と二人で、海水浴&フィッシング。海の家は、閑散としていてとてもトップシーズンとは言えない状況で、子供の安全を確認する側としては、何処に子供が居るのかすぐにわかり助かるのだが、かきいれどきの皆さんにとっては、死活問題。従業員の方とお話している中で、キャンセルが8割以上に達している日もあると言うお話もお伺いした。シーズンもすぐ終わってしまう、みなさん新潟の海に出かけましょう!!
 二日目は、久しぶりに自宅でのんびり等と思ったらとんでもない。自宅の周りの畑に何と「猿の群れ」。とうもろこしの実ったものを狙っての襲撃!!慌てて、ロケット花火で追い払う。でも一回味をしめると簡単には、終わらない。案の定その後も毎日襲撃されているようです。(泣)妻の一言「猿の惑星だ」
 三日目は、地区の役員による協働作業で、通学路の草刈や共同墓地の草刈等を実施。四日目は、長野へ戻って信濃町方面へ出かけて終了。
この間家で、ゴロゴロ出来た時間は、数時間。
それでも、家族と過ごす時間で、心のリフレッシュはかなり出来たと思います。心から家族に「ありがとう」と言う気持ちになります。
又、思い悩む事もあるだろうが、家族からもらったパワーを励みに、気分一新「がんばろう」
まずは、サボっていた来年度の「運動方針」をキッチリ仕上げる事から。


連合長野平和集会in諏訪

2007-08-02 | Weblog

毎年行っている「平和を考える取り組み」今回は、本日諏訪で開催。
 韓国人ボランティアの拉致により又、緊張感が増してきている「アフガニスタン」の情勢について、現地でボランティア活動を続けているシャンティ国際ボランティア会から講師をお呼びし、現実を勉強し平和についてもう一度一人一人に考えてもらおうと言う企画。
 案の定と言うかどう表現するのか迷うが、講師を予定していた方が、アフガニスタンから帰国が出来ずに急遽講師の交替があった。こう言う出来事があっても平和な日本に生活をする私達とするとピンとこないと言うのが実際のところだろう。予定しているものが予定通り行われて当たり前。これが日本の感覚だと思う。毎日「死」と向き合って生きている人達が、世界の人口の半数以上を占めている現実があると言う事から目を背けてはならないと思う。

是非、今回のような機会を通じて少しでもお互い感じあえたらいいなと思います。

諏訪地協の皆さんには、ご苦労をおかけしましたが、開催までの手配など大変ありがとうございました。


開催日時  8月2日(木)18:30~20:00

行動日程  茅野市民館「コンサートホール」

391-0005 長野県茅野市仲町1-22

Tel/0266-82-8222  Fax/0266-82-8223

JR中央線 茅野駅から徒歩2分
講演テーマ  アフガニスタン情勢・教育復興の取り組み

講   師  社団法人 シャンティ国際ボランティア会


危機管理能力の皆無

2007-08-01 | Weblog

現政権の官僚の皆さんによる一連の問題。
とどめを刺したのは、言うまでもなく「赤城徳彦農相」

首相は今日になってようやく、辞表を提出させ、受理した形をとった。
 今月下旬に内閣改造で農相を含む「人心の一新」をすると発言してから、やっと事実上の更迭となった。
彼は、6月1日に松岡大臣の後任として就任したばかりで、本当に政治を混乱させただけで、何の成果も無かった。安倍内閣発足後、閣僚が交代したのは既に4人目。

 言葉と言うのは、自分では何気ない発言であっても、相手の取り方によっては大きな問題になり、ある意味一種の「凶器」となり得るものであり、久間大臣の「原爆発言」などは、典型的なものである。

この政権、危機管理能力はゼロと言っていいのではないだろうか。

こんな政権に日本の舵取りをさせておけるはずがない。

一日も早い、総選挙の実施により、国民の真意を問うべきではないだろうか?

 対抗軸となる民主党も、政権を担った時に同じ様な問題を引き起こさないように、今からキチンと対応をしておく事を願って止まない。


故事曰く、
「人心、一たび真なれば、便ち霜をも飛ばすべく、城をも隕すべく、金石をも貫くべし。儀妄の人の若きは、形骸は徒に具わるも、真宰は己に亡び、人に対しては則ち面目憎むべく、独り居れば則ち影自ら媿ず」
≪訳文≫
人のまごころから出た一念は、夏にも霜をふらせることもでき、城壁を崩すこともでき、金石を貫き通す事も出来る。
偽りばかりの人間は、肉体だけは備わっていても、肝心の魂はなくなっているので、人に対する顔つきも憎らしいので嫌われるし、独りでいる時は自己嫌悪に陥るにちがいない。
---菜根譚より----