長野の田舎から

風景を中心に更新をしていきます。

年金 検証委員会最終報告案

2007-10-30 | Weblog

枡添大臣の
「最後の一人、最後の一円まで・・・・」
「システムが出来れば、すぐに・・・・・」
彼の言い切り口調に、今までの政治家とは違う何かを国民は期待していたのではないだろうか。多分、私もその中の一人。
しかしながら、報道を見る限りおいて、それはかなり間違っていたと言う事に気づく。
やっぱり彼もあの巨大な権力構造の中で、泳がされていただけなのか?
残念の一言。
 まだ、最終報告が完全にまとまった訳ではないから、更にキチンとした対応策が盛り込まれ、約束どおりに来年3月までに、私達に納得いく説明をお願いしたいところだ。

明日から3日間の東京出張。
参議院会館~連合本部~民主党~諸々回ってきます。また、欲張りすぎの出張になりそうです。


ホッと一息(定期大会無事終了)

2007-10-29 | Weblog

10月26日(金)、連合長野の2年間の運動方針を決める定期大会を実施した。
向こう2年間は、スクラップ&ビルドを強力に進めていく事をかなり意識し、方針内容も今までとはかなり変化をさせた。
まずは、
①「基礎体力のある地域組織づくり」(地域ユニオン強化)
②それを支える「人づくり」
をメインに据えた。
 大会では、「組織強化」に対する力強い意見や、教育面の強化への意見提起等々が出され、役員体制についても「会長・事務局長・副事務局長」の常勤三役については、続投が承認された。

 今回の大会をもって退任された皆さんに対して、心から敬意を表するとともにこれからも、色々な場面を通じて叱咤激励をいただけますようお願いします。

 この後は、各地協議会における大会が11月~12月にかけて行われる。是非、地協の運動についても、積極的な見直しをお願いしていきたい。より足腰の強い組織作りを全組織の力を結集し進めていく。

 私もあいさつで、最後の2年間を全身全霊を注いで、連合長野の運動を支えて行きたいと、挨拶させていただいた。
すべての働く者のために!!
この精神を大事に、信頼される組織を更に前進させる。


議員会館の銀杏が綺麗に色づきました。


サブプライムローン

2007-10-25 | Weblog

記憶に新しい2月の世界同時株安。
原因は「上海の株価急落」現在の問題は「米国のサブプライムローン」。
この問題は、何処まで波及するのだろうか?
一部には、日本の経済そのものを「根底から揺るがしかねない」とさえ囁かれている。
 当初私は、あさはかで、アメリカの金融界の問題と言うくらいにしか考えていなかった。それが、どうだろう既に日本の各社がこぞって導入をしてきた401Kの中にまで、影響が見られるようになってきた。全く他人事ではなく、更には、日本の金融・製造業各社にまで、ジワジワとその影響が現れ始めている。
直接的・間接的に労働者一人一人の生活を圧迫し始めているのである。
詳しい要因は、インターネットで検索してみれば色々な考え方があるから、私の少しばかりの知識では書くことが適切では無いと思うが、1つだけ思う事は、日本でもバブルの揺り返しは大きかったが、アメリカのバブルの崩壊は、全世界をも巻き込んで、更に広がりを見せて行きそうな気配だと言う事である。
 「金」「カネ」「かね」と、とりつかれたように多くの人間が、浮かれている状況にある現在においては、この問題を端に発した問題は、長い道のりを掛けての解決しか方法は無いのだろう。
 多くの人間は、生きていく上での大切なものをどんどんと、失ってしまっていないだろうか。
 逆手にとって、この問題を機に色々な課題に対して、正面から向かっていくチャンスなのかもしれない。

≪定期大会≫
 明日は、連合長野の第19回定期大会。08年度・09年度の2年間の活動を審議する重要な大会である。緊張感をもって、運動方針を提案していきたい。


紅葉

2007-10-25 | Weblog

事務所から見える風景も色づいてきました。
でも、今年は何か違います。
 いつもの年だと、黄色と赤が競い合う風景が、何故か今年は、緑と赤になっています。これも今年の異常気象のせいでしょうか?
自分の周りを見渡して、そのような事に気づいた方はいませんか?
何気なく過ごしていると見落としてしまうような事ですが、年々変わる地球上の小さな変化を少し意識してみようと思います。
 なんにしても、生活させていただいている地球に感謝し、自分のやっている事を振り返ってみる。そして気づいたものから直していく。そんな風に自然に出来たら理想なのですが・・・。

 もう少し経つと、私のお気に入りの県議会議員会館の銀杏の鮮やかな紅葉が見られると思います。是非、来週には、その素敵な風景をアップしたいと思いますので、ご期待ください。


 


何事も度を越さない

2007-10-24 | Weblog

 つらい立場に追い込まれると、別の方向に目を向けたり、何か甘いものをぶら下げたりして、ごまかそうとする人が居る。
 真面目に取り組んでいる役員の皆さんには怒られそうだが、労働組合の役員に見られる傾向は、理解を求める相手(組合員等)に対して、酒の席などで丸め込もうと言うような光景である。遊びや酒の席で話をする事を否定するものではないが、甘いものをぶら下げての行為は、適度に慎むべきではないだろうか?
 また、それらの行動が普段の行動と結びつき、常にそのような目で見られると言う事もある。
 すべての行動について言えることなのだろうが「度を越えてはならない」と言う事ではないだろうか。度を越えてしまうと、周りが見えなくなり時として、良かれとしてした行為が、人を傷つけ如いては、最後は自身を傷つける事になると言う事を心得ていてほしい。

≪風邪をひいたらしい≫
 昨夜から喉が痛い。他人には「風邪なんかひいて居る暇があるの」(笑)と言う事を自分だからこそ気をつけていなければならないのに・・・・。
昼と夜の極端な温度差に、耐えられる体力がだんだん失われつつある実感。


非正規労働センター

2007-10-23 | Weblog

 連合本部は、今月の大会において、非正規労働センターの設置を決め今まで、組織労働者中心であった運動を見直し、運動の再構築をしていく事を確認している。
 長野においては、改めて組織を作ってと言う形はとらないものの、今まで以上に「労働相談機能の充実」、県下4ブロックに設置した「地域ユニオンの機能強化」を中心に非正規労働者に限らず、生活者全体の皆さんの要望に対して、信頼される活動の充実を図っていく。
 それには、役員の皆さんの意識の共有化を図り、キチンとした対応が出来る事が重要なポイントとなる。その為に、連合長野はまず「人づくり・組織づくり」を中心に来年度の活動を進めていく事を主眼に置いた運動方針を、10月26日の大会で提起し審議していただく。

≪連合本部の広報≫
 連合は、10月15日、非正規雇用で働くみなさんの、賃金・労働条件の改善やネットワークづくりなどに取り組む「非正規労働センター」を設置しました。
 第10回連合定期大会で決定した新しい運動方針で、連合は、今後2年間の運動の力点として、非正規雇用や中小零細企業の労働者への支援・連携の強化、組織化の推進に最優先で取り組むこととしています。この方針に基づいて設置した「非正規労働センター」は、非正規労働者の労働条件・労働実態を把握した上で、問題点を明らかにし、労働条件底上げキャンペーンや、インターネットを活用した情報発信などに取り組んでいきます。 
 高木会長は、非正規労働センターの発足式で、「1700万人を超える非正規労働者のみなさんからのアプローチがあってはじめて、私たちの運動を展開できます。そして、この運動の主人公は、あくまでも非正規のみなさんです。困っていることがあったら、非正規労働センターに、なんでも持ち込んでください」と呼びかけました。

≪あまりに酷い≫
社内の常識は、社会の非常識
 官公庁、食品会社、製造業・・・・・。ありとあらゆる業種において、偽装・虚偽報告などなどの問題点が噴出し続けている。
 是非、一度自身の会社の中を振り返っていただきたい。社内では、それが普通であっても、社会では受け入れられないものが無いだろうか?
膿は、早いうちに出して次の展開へとつなげる。
そうしなければ、自身の雇用の場を失う事にもなりかねない状況になる。
働く者は、勇気を持って一歩を踏み出してもらいたい。
何かおかしいぞ。と思った時が行動の時。そのまま過ごしてしまうとそれが当たり前に思えてしまう。そうなると問題の先送りになり、取り返しのつかない事になってしまう。


長野県を取り巻く各県の美味いもの

2007-10-22 | Weblog

 先月、連合東海(静岡・愛知・岐阜・三重・長野)・連合北陸(新潟・富山・石川・福井)の合同事務局長会議の際、各地の美味いものを持ち寄ったのをキッカケに、連合新潟でやっているブログに、各県の事務局長のお勧めの逸品を乗せていく事で話は盛り上がった。「名物に美味いものなし」の言葉どおり、私も中々これと言ったものに出会った回数は少ない。でも、そこに暮らす人が進める逸品ならば、絶対においしい物があるはず。是非、覗いてみてください。
アドレスはこちらから⇒http://blog.goo.ne.jp/rengo-niigata/m/200710
 他県に限らず広い長野県だから、多分同じ事が言えるだろうと言う事で、長野のホームページ担当者のK氏に是非、企画検討してみてと投げかけてある。
きっと、こんな事をヒントに皆に喜んでもらえるようなものを考えてくれると期待している。
 ちなみに、私は実家の近くにある「夜明け前」と言うお酒を紹介した。間もなくアップしてもらえると期待している。


出身組合の大会

2007-10-19 | Weblog
今日は、松本のホテルで出身組合の定期大会。
組合から離れて10年も経つと当時と比べれば、メンバーもほとんど若返り、はじめましての挨拶ばかりになる。
それでも数人とは、懐かしい話しも出来た。
単組の役員の皆さんの真剣な論議を聞いて、いろいろな面で安心した。
私の立場の責任の重さを痛感させられた。

まずは、組合を支えてくれている役員の皆さんに感謝。そして、一番感謝するのは組合員の皆さん。

ありがとうございます。

中小企業退職金共済制度

2007-10-18 | Weblog

 昨日の参議院厚生労働委員会で、中小企業退職金共済制度の未払い制度の問題を民主党の津田参議院議員が取上げた。
 これを見て、数年前の事を思い出した。
 当時私が、担当していた会社で、リストラが生じた時に希望退職に応じた組合員と面談している時の事。彼は、真顔で退職金制度が無いから「組合が交渉してくれた給与の6ヶ月分しかないと厳しいけど・・・」と言う言葉を言った。その会社は、この制度に入っていたたが、会社が個人の印鑑を作って、退職者本人に代わって勝手に解約の手続きをしていたりした。
 私達が入って、その事実が発覚し、結局本人の手元には届いたのが、労働者が関与する行程があまりにも少なすぎると言う点においては、もう少し判り易い制度にすべきであり、会社ばかりにやらせて置くことは、色々な点で不備が生じるのだと思う。
 例示は、もちろん会社悪いのだが、従業員のために会社の制度として真面目に、支払いをしている会社にとっては、大きな問題だと思う。
 自己責任といってしまえば、それまでかもしれないが、未払いを無くすためのシステムを考える事も重要だ。

ハローワークへの離職届などと連動して、本人に通知をするなどの改善を図って行ってはどうだろうか?
多分これでも落ちが生じる事もあるだろうが、ひとつのセーフティーネットにはなるのではないだろうか?厚生労働省は、出先機関(ハローワークや監督署等)の合理化を進めるのも良いが、キチンとプラス方向での合理化・効率化を図ってほしいものだ。単に人を減らすばかりが、合理化ではないはずだ。


ベトナム駐日大使来事

2007-10-17 | Weblog

 昨日、ベトナム経済セミナー・講演を諏訪の地で終えてベトナムの駐日特命全権大使のCHU TUAN CAP(チュー・トアン・カップ)閣下が、連合長野の事務所に来訪された。
 近年、日本とベトナムは、製造を中心に急速に交流を深めつつあり、勤勉さ・素直さ等々、その昔の日本的な国民性からさらに交流が盛んになりそうな予感をさせる。

 そのような状況から労働組合としての連携も必要と判断し、私達もベトナムについての知識向上に努めているところである。

 ベトナムと日本の関係は、他の諸国に比べると歴史は浅い。1993年3月首相訪日以後、関係が順調に進み、首脳間の往来も頻繁に行われている。2004年に当時の川口大臣がベトナム外相の訪問の際「不朽のパートナーシップの新たな地平に向けて」と題した共同宣言を発表した。
 ODAの規模では台湾、シンガポール、韓国に次ぎ第4位にある。
『データ』※外務省
対日貿易:輸出6,151億円、輸入4,816億円(2006年)
主な輸出品(越→日):水産物、縫製品、原油
主な輸入品(日→越):機械機器、電子機器、鉄鋼
在留邦人数:4,754人(2006年10月現在)
日系企業数:629社(ハノイ:260社、ホーチミン369社(2007年8月現在)
在日ベトナム人(外国人登録者)数:28,932人(2005年末現在)


食と農、ほんとうの豊かさとは

2007-10-16 | Weblog

皆さん知っていたでしょうか?
世界食料デー!!
 連合長野では、ここ数年に渡り「食料の安全を考えよう」と言う事で、この日に食料について考えるシンポジウムを開催している。
今日のシンポジウムで投げかけられた課題のひとつに、「長野県の食料自給率は?」と言う項目があった。
答えは、何と53%!!
日本全体では、40%暗位と言われているからそれに較べれば、高い水準にあるとは言えるのかな?
それでは、外国諸国はどうなのだろう?
 先進諸国では、フランスやアメリカは、100%を超えているし、他の国も50%を割っている国は少ない。

何故、日本はそんなに低い水準なのか?
 もちろん領土も小さいと言う事もあるだろうが、そんな小さな国でも折角切り開いて農地化した土地が、荒れ放題の状態が目立つようになった。子供達の「米離れ」もその原因だろうが、農政問題が大きくあるのだと思う。日本の農業政策は、ハード面(区画整備等)は積極的に進めてきたが、ソフト面には全くと言うくらいに対応をしてこなかった。 これが大きな要因ではないだろうか。是非、民主党も所得保障制度などを中心に農政の立て直しをマニュフェストに掲げてあるのだから、積極的に政府に対して提言をしてほしい。

 日本の主食である「米」を見直し、食生活全体を見直せるように一人一人少しずつ行動しようではないでしょうか!

 ちなみに私の家庭を振り返ってみたが、国内産自給率は7割程度かな?
 そのうち自家栽培による自給率は、4割程度と計算した。
 農家の私にとっては、少ない数値なのだろうか。もっと自家栽培品目を増やす事が出来そうなするが・・・・・・。頑張ります。


新聞休刊日

2007-10-15 | Weblog

今日は、新聞の休刊日。
ふと思った事がある。
インターネットが家庭に爆発的に普及した時期に「新聞社も危機だね」などと色々な場面で会話をしていた時期があったなと思い出した。(今もそうなのかも・・・)
しかし、新聞部数は減っているのだろうか?
(社)日本新聞協会のホームページに発行部数の推移が掲載されている。
見る限りにおいては、決して大幅にダウンしていると言うようには見えない。
新聞は新聞としての役割があるし、NETにはその役割があるのだと思う。
ひとつの事象を捉えて、全体を討議しようと言う傾向が強い社会になりつつあるのだろうか?大枠の見えない者が、いろいろと議論をしようとしても無理がある。

最近の例で見れば、亀田大毅の問題がそうである。
社会⇒スポーツ⇒ボクシング
まずは、ボクシングのルールとはどういうものなのかと言う事を知らない人間が「プロなんだからあのくらい当たり前だ」などと発言しているところを見るが、本当にそうなのだろうか?
昔、あるボクサーの発言を聞いた事がある。
「ボクシングは、リングの上での命を掛けた闘いだ」
 確かに命を掛けているスポーツ(危険性がかなり高い)の筆頭だと私は思う。だからこそ、ルールがより厳しく定められているんだと思うし、そうでなければ、スポーツとしても、社会から認めてもらえないのではないだろうか?

 表現が飛躍したかもしれないが、全体的に狭い中での議論になりがちな、社会に少なからず私は不安を感じている。
又、世の中の非難ばかりと言われそうだが・・・・。

≪自然の恵みに感謝≫
昨夜は「松茸・シメジご飯」「雑キノコの味噌汁」と、この秋最高の贅沢をさせていただいた。
心から自然の恵み感謝!!
おいしいご飯を作ってくれる家族にも感謝!!
ご飯が食べられる社会にも感謝!!

ありがとうございます。


松茸

2007-10-14 | Weblog
今年は、出が悪いようですが、本年一番の松茸です。
私でなくて、久しぶりに帰って来た姉がとった物です。
これだけ大きく腐りもないものは、久しぶりです。

連合大会を終えて

2007-10-12 | Weblog
 昨日、今日の二日間にわたって、連合大会が行われたが、議案に対しては20件あまりの意見が、それぞれの構成組織から出された。連合は、この二年間で「非正規労働センター」を設置、派遣や構内下請け等々の不安定労働者の支援窓口を作って支援を行っていく事を確認した。
 年々増え続ける不安定雇用労働者。この大きな要因となったのが、労働法の見直しによるものであると言う事はあえて言うまでも無いと思うが、その当時にかなりの問題点を指摘にしたにもかかわらず、自民党の数の論理で押し切ったものだ。
 今更当時の問題点を指摘してもやむを得ないが、今になって「こんなはずでは」と言う声が自民党の内部から聞こえてくる事も情けない限りだ。
 連合は、全体の力を結集して今こそこの問題に取り組まなくては、その存在意義にすらかかわる状況である。連合長野も、県内4拠点に人員を配置し、地域ユニオンを強化して労働者により身近なところでの活動充実を図っていく。
 この活動は、連合に結集する組織はもちろんの事、組織労働者一人一人の行動にお願いしていくところが大きい。是非、ご理解をいただき足を地につけた活動にしていきたい。