長野の田舎から

風景を中心に更新をしていきます。

組織拡大への取り組み

2008-05-30 | Weblog

明日は、構成組織の皆さんの協力を得て松本地域へユニオン加盟の呼びかけを行う。先日オープンさせた「働く者の相談センター」の活動の一環として取り組むものだ。
構成組織の皆さんは、自身の組織拡大に取り組む事が一番だが、連合の取り組みにご理解をいただき、100名規模の参加が得られた。
ありがたいことです。
組織のカベを超えて、働く全ての労働者のために取り組む事により、今の非正規労働の課題などをクリア出来ると共に、更に全体的な組織強化に繋がると信じている。

 センターも、職員の皆さんに土日勤務・夜間勤務等々かなり無理をお願いしているが、みんな工夫を凝らして対応してくれている。
本当にありがたいことです。


中国訪問報告③

2008-05-29 | Weblog
今回は、写真で少し振り返ってみます。
連合長野訪中団と河北省総工会の公式会談を報じる新聞記事。
imagesホテルから見える河北省石家荘の町並み・・3年間で大変身するそうです。
images四川大地震の被災者に対して、哀悼をささげる三日間を伝える新聞。19日~21日は、地震発生時刻に「黙祷」車は、一斉にクラクションを鳴らす。
images日本の技術協力により中国国内を走行する「和階号」。北京~済南への移動に乗りました。
images「鳥の巣」まだ工事中で近くにはいけませんでした。
images??

中国訪問報告②

2008-05-28 | Weblog

学ぶべき事「女性の社会進出」
 正直なところ歴史を見ると私の受ける中国は、「男尊女卑」の思想が根強い言う印象を持っていた。しかし、各種のデータで見て、それは違うと感じていたが、今回の訪問でそれは決定的な間違いであると感じた。
 当時、毛沢東主席は「女性は天の半分を支える人たち」と言う言葉を残しているが、この辺りから中国全体が変化しつつあると分析している人もいる。
造られたものではないかと言う人もいるが、私は、それでも日本のあらゆる低い数値から判断すれば、色々言わずに「学ぶべき事」であると感じる。
男女共同参画白書平成19年度版をご覧いただきたい。こちらに国際比較のグラフも掲載されている。
 中国は、全人代(日本の国会議員)だからデータに記載はないが、全体では20%をはるかに超えている。

河北省総工会の主席も女性。
訪問させていただいた企業の日本で言う組合長(副社長)も女性。
同じく企業プレゼンをしてくれたバイリンガルも女性。
公式訪問したCHINA RADIO INTERNATIONALの社長も女性。(写真中央)
同じく公式訪問の小学校の校長先生も女性。

連合も各種の取り組みを進めているものの、遅々として進まない状況にある現実。
何をどうしたらいいのか。いろいろと悩むところだが、自分達で出来る労働組合役員になってもらえるような組織づくり・雰囲気づくりを積極的に進めていかなければならない。
学ぶ事も大切だが、それを行動に変えて行かなければならない。


中国訪問報告①

2008-05-27 | Weblog

先週一週間にわたり、中国を訪問。
 地震の後だけに危機管理上からの中止も頭を過ぎったが、先方からの要望もあって予定通り実施。
結果として、訪中目的のほとんどはクリア出来たと思う。(写真は、河北省総工会1080万人の労働者のトップに立つ馬主席と訪中団団長の小泉副会長の公式会談の一コマ)
今回は、行程についてのみ記載しておこう。
5月18日
13時30分セントレアから北京へ向けて出発(一番遠くの団員は、中野を朝5時出発)
到着後、新しい北京空港の大きさに驚き。
河北省総工会の国際部長、部員の皆さんの出迎えでバスに乗車。4時間かけて河北省の首都「石家荘」に夜22時(日本時間23時)到着。
5月19日
午前中は、総工会の案内で市内の有名な橋とお寺を見学。
昼食時に、事務局レベルとの懇談。
15時から公式会談。
夜は、河北省のトップとの会談更に歓迎レセプションの予定が、地震によって亡くなれた皆さんへの哀悼の意を示して、レセプションには、要人は参加出来なくなった。19日~21日は、中国全土で同様の取り組み。
5月20日
午前中は、医薬品の原料を製造する工場を見学。意見交換。
午後は、総工会と分かれて、長野県の団と合流。
小中高の私立一貫校を見学。(一貫しての英才教育)
バスで、北京へ移動
5月21日
CHINA RADIO INTERNATIONALを公式訪問・会談。
北京を新幹線によく似た「和階号」と言う列車で、済南へ向けて出発。
列車を降りて、バスに乗り換え孔子廟のある町まで、大移動。又、夜11時頃に到着。
5月22日
孔子廟・泰山を見学
ここでも大移動の末、済南へ到着。
5月23日
早朝5時出発、飛行機で上海へ移動。
シルク工場、共産党の第一回「全人代」の行われた施設などを見学
5月24日
上海市内で、聖火リレーが行われると言う事で、渋滞を予想して朝6時前にホテルを出発。上海空港からセントレアへ。

それにしても、ハードなスケジュール。
自由行動は、ほとんどなし(上海市内で2時間位あった程度)
詳細は追々・・・・。


田植え

2008-05-17 | Weblog

昨日から我が家では田植え。
私は、出張で何も出来ない。
両親と妻・子供に感謝の日々。

今年から、苗を購入するようにしたから、前段の準備は少し楽になった。
それでも、苗を買ってしまうと、肥料だの手間だのを考えれば、費用に対する成果はとても薄れてしまう。
色々考えずに、秋の収穫を楽しみに世話をするしかない。
稲刈りには、絶対に家に居ようと思う。


相次ぐ大災害

2008-05-15 | Weblog

ミャンマー、中国四川省相次いで「大災害」が発生。
どちらも多くの尊い命が奪われている。又、その被害数も定かではない。
 そして、両国にいえる事は、もう少し国際社会に素直に頼ってもいいのではないだろうかと言う事である。
 私には、報道でしかそのやり取りと言うものがどうなっているのか知る芳もないが、報道を見ている限りでは、本当に尊い命が一人でも二人でも多く助かる可能性もあるのではないだろうかと言う事である。
 特に日本などは、大きな地震災害を経験し、組織された人命救助に精通したプロの人達が多く居るのだから・・・・。又、復興に当たっても、医療関係の充実が第一義となるだろうから、命と言うものを一番に考えてもらいたいと思う。

 私も18日~河北省に出張予定。
 私たちに何が出来るかと言っても難しいが、医療を中心に復興には莫大な費用がかかると予想される。緊急に、組合員の皆さんからいただいている「ふれあいカンパ資金」から、わずかばかりだが「義援金」として持参する事とした。
 個々の組合員の皆さんへのカンパなどは、本部を通じて案内が来ると思うが、是非、積極的な支援をお願いしておきたいと思う。

頑張れミャンマー皆さん。
負けるな四川省の皆さん。


働く人の相談センター開設

2008-05-13 | Weblog

いよいよ本日、松本市に「働く人の相談センター」をオープンさせた。
センターの主旨は、以下のとおり。

 長野県内の労働者が集う最大組織として、拡大する格差社会にストップをかけるべく連合本部を中心とした、政府への政策要求地方連合を中心にした世論喚起の取り組み等を積極的に行ってきております。
結果として、世論の高まり・政府の政策にも少しずつではありますが、変化が見られるようになってきました。しかしながら、現実に存在するあらゆる格差は、社会全体に陰を落とし更には固定化の方向へと進みつつあります。
そこで、連合長野は、働く者が集う最大の組織としての責務を果たし、全ての働く人の生活基盤の底上げを目指して、今春闘の中でも「非正規労働者の底上げ」を主課題として取上げて各種の取り組みを実施しています。その取り組みの一環として、今まで行ってきた「何でも相談ダイアル」と合わせて、パート・アルバイト・派遣社員などの非正規労働者から面談で応じると共に、一人でも加入できる「連合長野ユニオン」への加入を呼び掛けていくことを目的に、県内で民間企業の割合が高い松本地区をモデル地区に選定して、「相談センター」を一年間の予定(利用頻度等で常設化も検討)で開設する事になった。

 

是非、多くの皆さんのご利用をお願いします。


シムシティー

2008-05-12 | Weblog

 パソコン(PC-98)が家庭へ普及し始めた20年くらい前の話だが、私は「シムシティー」と言うゲームにはまっていた。
 昨日、小学生の息子が私に一通の手紙をよこした。内容は、「もう一切ゲームを買ってと言わないからゲームソフトをひとつ買ってください」と言う内容のものであった。それが、懐かしの「シムシティー」と言うゲームだった。

 当時の記憶をたどると、市長になって「住宅地造成・消防署、警察、工場の建設」等々を計画的に作ると言うようなゲームだった事をかすかに思いだす。息子にその事を聞いてみると、今のは古代から現代の街づくりまでのシュミレーションらしかった。懐かしさも手伝って、またまた親ばかぶりを発揮し、即購入。当然の事だが、息子からの手紙は証文として大事に保管。(笑)

巷には、色々なゲームが溢れ、教育上問題があると言われるものも少なくない。
 そんな中で、このゲームのように「街を作る・国を創る」と言うような、創造力の求められるものも多くあるようだ。

「街を作る・国を創る」

是非、政治家の皆さんも古代の街づくりから挑戦してみたら如何でしょうか?


中国との交流

2008-05-09 | Weblog

写真は、事務所隣の駐車場の脇に綺麗に咲いていた花。


 5月18日から「長野県・河北省友好提携25周年記念 長野県日中友好の翼訪中」が行われる。私達もこれに便乗して、隔年交流をしている総工会との交流を行う事とした。
 連合長野は、同じ河北省の総工会(形態は少し違うが、日本の連合にあたる)と1995年に「友好交流協議書」を締結し、相互訪問による理解活動や記念事業としての植林事業などを行ってきた。
感想としては、一定の役割を果たせたものと確信している。
 しかしながら、国内における組織率低下など組織の根幹を揺るがしかねない問題が山積する中で、国内・県内における労働界のリーダーとしての役割を重視していかなければならず、「人・モノ・カネ」を集中的にそれらの課題に立ち向かう為に投下して行かねば成らず、結果として、交流のあり方について、今年の訪中時に見直す提案をして行く事とした。
提案のポイント
1.日本から定期訪問は、今団をもって中止する。
2.訪問を希望する際は、全て(スケジュール・費用)を自組織で負担とし、公式に対応するのは一日とする。
等々である。
 少し心配もあったため訪中前に、総工会に対して一方的な「案」を提示した。返事を直ぐにいただいた。
内容は、
「全てにおいて提案内容に沿った形で進めていく準備がある。」
との回答であった。
秘書長(事務局)として、参加する私の立場からは、ホッと一安心。

最後の訪中団団員として、有意義な懇談が出来るようしっかりと準備をしていかなければ・・・・。


久しぶりの論語

2008-05-08 | Weblog

連休ボケと共に昨日は、飯田まで出かけた。
そこでは、夜になって急に熱が上がり早くからホテルのベットへ。
友人から、「休みが長くて、いやいや病が出たんじゃないか」と厳しい一言。
 それでもいつも感じる事だが、飯田の人達の本当に温厚で、思いやりのある人柄にはいつも助けられる。

 「君子には三種の変化がある。離れてみる時は厳かで、そばに寄ると穏やかで、その言葉を聞くと厳しい。」

 何処から見ても同じだが、裏と表だけで生きている輩が多くなった社会だから、余計に新鮮に感じる言葉だ。


連休最終日

2008-05-06 | Weblog
ゴールデンウイークも最終日。
日課としていた犬との散歩も最終日です。快晴の青空の下、家の周りの草花を楽しんでいます。毎日日替わりで、新たな花が咲き、新芽が吹いています。

友人からこんなメールが届いた『高速は、大渋滞どこの観光地も満員御礼!本当にガソリン値上げに困っているのか?怒っているのか?』
確かに、報道だけ見ていると、私もそんな感じも受ける。
でも、移動出来る人々だけを映し出していかにも、全国民の行動のように捉えるのはいかがなものか。
実際、ほとんどの国民は、何処にも出掛けない(られない)で居るのが実態だと思う。昨日、灯油Tankを満タンにしてもらった。Liter107円。つい最近までのガソリン単価に近い。
全てが生活を圧迫し、ジワジワと追い詰められていく。殺伐とした社会へ。
何としても、この負の方向性を変えなければ。