今朝の日本経済新聞に、自民党内部による世論調査結果が掲載されていた。
結果は、「民主党は単独過半数に達し、与党は現有議席から約130議席減の200議席超」と言う内容のもの。
麻生総理大臣が、解散に踏み切れないのはこの結果が全てであり「景気優先」は、国民の気持ちをそらすためのものでしかない。
結局のところ官僚と同じで、自民党の牙城を崩壊させたくないだけの保守・保身の方でしかなかったのだ。麻生総理大臣が誕生した時に一瞬であれ多くの国民は期待し、支持を表明した時期があったのに、彼はそれをやり過ごしてしまった。
こうなると、メディアにも書かれているように「任期満了」までと言うのが、彼の本音なのだろうか。
名門「安倍家」「福田家」においては、不甲斐ないとは言え1年間総理大臣をやったのだから、任期満了まで行けば、彼らの名門の家と同じ一年近くにはなる。大名門「麻生家」の名を汚す事もない。
これは、彼の言動からも読んでとれる。
おじいちゃんは、「吉田茂」・・・は代表的な言葉。
辿れば、大久保利通も縁者である。
私達だって、家族を強く思う気持ちは持っているし、家の繁栄を願っている。当たり前にあっていい事だと思う。
でも、総理大臣は日本全体が家族であると言う役どころではないだろうか。
ここまで、腐ってしまったのかと落胆させられる。
マンガの世界では、大きな改革が描かれている。
そんな世界で、彼は何か自分が大きな事をやったかのような気になっているのだろうか。はたまた、悲劇のヒーローにでもなっているのだろうか。
いずれにしても、現実を直視し、国民を見て政治をしてほしいものだ。