長野の田舎から

風景を中心に更新をしていきます。

季節の変り目(芽)

2006-03-31 | Weblog

 今朝起きたら、一面「銀世界」もうじき4月の声を聞くこの時期に?
でも雪は気持ち良いですね。(私だけ?)もちろん適度な雪の量って言う事ですが。

 そうそう今年の長野県の北部地方の大雪による被害状況もほぼまとまりつつあります。雪解けとともに、明らかになる「家屋への被害・農業への被害」想像をはるかに超える被害状況です。わたしの家も農業をしていますが(私はほとんど手伝わないので偉そうな事は言えませんが)、りんごの木などは、折れたりして助けようとして少しずつ手当てをするのですが、助かっても半年後・一年後には、木が病気にかかってしまったり、長い治療が必要になります。生き物とお付き合いする事は大変です。農家の皆さんのこれからご苦労に対して、エールを送りたいと思います。またおいしい、りんごをお願いします。
人的・建物被害はこちらのページをご覧ください。
http://www.pref.nagano.jp/keiei/kouhout/gosetsu/higai.htm


格差社会について、こんなブログがありました。この中でのTBなど、大変身につまされるものがあります。是非一回ご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/shigeto2004/e/8030a7275e9ae0e293315afad1b02098

http://memorizer.blog11.fc2.com/blog-entry-143.html

 


気遣い・心遣い

2006-03-30 | Weblog

★障害者雇用・ノーマライゼーション促進会議が開催される。
 本日13時15分から、長野県経営者協会の会議室をお借りして上記会議が開催されました。参加団体や企業、行政から各自の取り組み内容が報告されました。各企業の工夫した取り組みなどをお聞きする中で、個別の努力は強く感じたのですが、やはりノーマライゼーションを促進するのには、生活者・労働者の意識の高揚が最も重要であり、その啓発は個々でやっていく事ももちろん重要ですが、個の力を集めてよこの連携により、相乗効果を図る事が重要だと感じました。着実な前進を参加者一同で確認しあえたのではないかと思います。

 昨夜は、凄い降り(雪)!! 今日も昼間はかなりふりました。(北部に大雪警報)クリーニングに出した真冬のコートを出して正解でした。昨夜は、お付き合いで、久しぶりに夜の街に出ました。飲食街に最近では、見たこともないくらい人が出ていて驚き!!考えたら企業や官公庁は人事異動の季節だったんですね。あちらこちらに「花束」や「記念品」を持った人たちがいました。労働界の異動は6月以降~秋がピークだから自身としては、ちょっと鈍感になっていました。県会やメディアでは連日異動の報道や課題が話されて、それに対していつも見たり聞いたりしているのに、普通のこととしてしか捉えられなかったのです。(少し感覚が鈍ってしまった。普通の感覚を忘れないようにと反省)

異動について思うこと。
グローバル化により、全世界的な異動が当たり前のようになっています。一昔前というのか二昔前というのか、私が会社に入った頃(1980年代前半)までは、異動には凄くナーバスと言うか気を使っていました。特にあげるとした「家庭環境」だったと思います。「小さなお子さんがいる」「受験生がいる」「介護状態の両親がいる」等々いろいろな家庭環境が加味されたことがありました。最近は、労働と家庭は関係ないと平然と言い切る経営者も労働組合幹部もいるようですが、本当にそれでいいのでしょうか? 私は、そのような状況を承知した上での異動でなければ「気遣い・心遣い」が忘れられてしまって、より無機質な会社になつてしまい、サービスなど相手に与えられなくなってしまうのではないでしょうか。

店のオーナーさんとこんな会話をしました。
(私)世の中の景気が上向いていると言うけど、庶民までは感じられないよね。
(オーナー)確かに実感としては感じられないけど、お客さんたちの一時期の悲壮感と言うか、うつむいている状況は少なくなったように感じますよ

生活者に一番近いところで働いているサービス業の皆さんの率直な感想でしょうか。確かに「悲壮感」はなくなってきたような気がしますが、これはある程度安定した収入のある者の状況だろうなと思います。


長野は"寒"フランスは"熱"

2006-03-29 | Weblog
アパートの布団の中で寒さを感じて、6時に目が覚めすぐにエアコンを入れて部屋を暖めました。アパートの窓の前は、立体駐車場になっているため一年中閉めっぱなしになっているカーテンを少し開けて外を見て、天気予報が当たっている事にビックリしました。長野では久しぶりの「雪」でした。私は、季節外れの雪は大好きです。しかし「温暖化現象」とかによる異常気象のひとつだとしたら、もっと考えなきゃいけないな。なんて考えます。
フランスの雇用政策について考える。
各メディアの報道にあるように、若者向けの新たな雇用制度(CPE)をめぐり、フランスが混乱状態にあります。CPEとは失業率の低下をネライとして「26歳未満を雇えば2年間は理由なく解雇できる仕組みを作り、企業の若者の採用意欲を高める」という事ですが、雇用の不安定化を嫌う大学生や高校生が反発、3/18には労働組合なども巻き込んだ全国規模のデモを実施し法案撤回を求めた。(3/28.29と更に行動は拡大している。) 「NO!!CPE」とペイントし、自分の意思を表していました。「2年間もびくびくして働くなんてごめんだ、耐えられるものではない」「性別や人種、信教による差別で解雇されても何も言えない」さらには、「いつ解雇されるかわからない若者に部屋を貸す大家やローンを組む銀行なんてない」とつぶやく若者もいた。(朝日新聞の記事より)純然たる抗議行動なのに、最近は、1年後の大統領選をにらむ野党がなどが加わり混乱は加速しているように見えます。メディアは、世界中で学生運動に火をつけ、当時のドゴール政権を揺るがせた68年の「※パリ5月革命」と重ね合わせて報道しているところもあります。フランスは、一旦雇ったら日本のように簡単に解雇を出来ない制度となっていることから、使用者が雇用に対して慎重になり、失業率が高止まりをしているこの状況を打破するための施策であるのに、一長一短ありますね。

※ パリ5月革命(各文献によりわたしなりにまとめたものですので、間違いがあったらご容赦ください)
 国際的な「グローバリゼーション」に反対し、自由と平等と自治を掲げ、1968年5月21日に、フランスのパリで、一千万人の労働者や学生がゼネストを行い、これに対し、フランスの機動隊がこの参加者を殴打した。この行動に対して、フランスの各労働者はストライキに突入しフランスの交通システムはすべて麻痺状態に陥った。また学生も参加し事態は拡大した。これに対して、ときのドゴール大統領は、軍隊を出動させて鎮圧に動いた。そして国民議会を解散し、総選挙を行い事態の解決をはかった。労働者の団結権、特に高等教育機関の位階制度の見直しと民主化、大学の学生による自治権の承認。大学の主体は、学生にあることを法的に確定し、教育制度の民主化が大幅に拡大された。この時の流れとして日本では、「故今井澄先生」などが中心となった。1969年の東京大学学生占拠にみられる全共闘の活動につながり、国際的反グローバリゼーション運動の導火線となった革命。

全労働者とともに

2006-03-28 | Weblog

長野県職員労働組合(県職労)が組合員に対してアンケート調査を行いました。メディアでもポイントのみ報告されていますが、詳細内容がホームページに公開されています。
http://www9.ocn.ne.jp/~kenshoku/isikityousatop.html
知事に対する評価については、かなり厳しい評価になっています。労働者と使用者の間の信頼関係がなければ、いくら良いことをしようとしても「良い結果」には結びつかないと言う事はいうまでもありません。

私としては、気になった点として「連合」に対する評価の低さです。連合長野は、今検討を進めている「地域密着型による運動の強化」を更にスピードを持って進めていく事が重要になると考えています。恐れずにいわせていただくと、組織労働者はある程度の生活水準が確保されていますので、何か大きな問題でも発生しない限りにおいて、連合だとか産別を意識する事は少なくて当たり前だと思います。ただ、今進行している「格差社会」の進行により、社会全体に「ゆがみ」が生じ、それは組織労働者はもちろん生活者全体へ大きな課題としてのしかかってきます。そのためにも多くの労働者の皆さんを巻き込んでの活動(労働者サービス等々)が望まれるのだと思います。


芽ぶき

2006-03-27 | Weblog
春の予感を感じますね。芽も膨らみ、新葉も出てきました。(諏訪の地にて)
今朝は、諏訪へ業務連絡で行って来ました。久しぶりに諏訪湖を見ましたが、水質もかなり改善されてきていると感じました。
連合長野へ「知事選挙」への対応に関する「非難」「支持」双方のメールが送られてきますが、いろいろな意見を聞くと言う事の難しさを感じます。しかしながら一人一人の思いは、それぞれ違うのが当たり前であり、そこから新しい「芽吹き」があるのだとおもいます。
また、ご意見の中に「99年リストラ時に連合は何もしてくれなかった」と言う意見がありました。大変「重く」捉えています。格差社会という記事を書いた際にも一部触れていますが、大きな課題であると認識しています。是非、ご意見をお寄せください。

東京ディズニーランド

2006-03-25 | Weblog
東京ディズニーランドに来てます。
春休みと言う事で、凄い人で混み合っています。
子供達は大喜びなのですが、大人は疲れるばかりです。こう言う光景を見ると、景気回復を実感します。
また、いくつか見えてくるものもあります。
〓小さな子供も全て携帯片手(私はあまり関心しませんが)
〓大きなぬいぐるみを抱えるお父さん
〓子供達だけで『あのオヤジウゼー』とか言いながら歩いてる輩

何か『思い遣り』『気遣い』『挨拶』等と言う事は、教育(家庭、学校ともに)の中にはないのかなと思える事が沢山です。


体育大会、チャリティーゴルフ

2006-03-24 | Weblog
昨夜の会議で、勤労者体育県大会の日程が決まりました。
バレー.バトミントン9/16
テニス9/24
野球10/14,15
特に野球は、オリンピックスタジアムで行うようになってから参加単組の皆さんは、大変喜んでいます。是非多くの皆さんに参加してほしいと思います。

今日は、お休みをいただき、家族で東京に来ています。風が強く体感温度はかなり低めです。ダウンを着ていますが、それでも寒!
朝、トイレの鏡を見て久しぶりに驚きました。白髪が異常に増えている事に気付きました。また白髪染めしなきゃなりません(笑)


朝は低血圧で苦手ですが・・

2006-03-23 | Weblog

4/1~いよいよ労働審判員制度が開始されます。
概要はこちらから
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/sihou/hourei/roudousinpan_s.html
(このアドレスの最後にPDFファイルがついているのでこちらを見ると分かりやすいと思います)
昨夜(2/22)は、県の労働委員をされている皆さんと労働審判員になられる予定の方々と情報交換を行いました。いずれにしても労働者にとって、問題解決方法の種類が増えるわけですから歓迎すべき事だと思います。この会議の中でも指摘がありましたが、連合長野の「なんでも相談ダイアル」の役割も少しずつ変化してくるのかなと、おぼろげに感じているところであります。更には、いろいろと勉強もしなきゃならないとちょっと焦りもあります。今日は、一日分刻みで打ち合わせ・会議等々がありますので、朝のうちにこれを書きました。
外は、どんよりとあまり気持ちの良い朝ではありません。
個人的なお話
メガネの度があわずに眼科へ行って処方箋を書いてもらい、メガネを作り変えました。左右ともに0.04!!!中学生の時からかけ始めたのですが、当時勉強のしすぎ何てことも無かったし、家族にも目の悪い人はいませんでした。私の家は緑に囲まれて環境にも恵まれているのになぜ?子供達(我家は3人)の中にも目の悪くなってきているのが一人いて心配です。私は、老眼も入ってくる年齢ですからまたすぐに作らなきゃならないかと思うと面倒です。
明日は、お休みをいただく事にしています。年に一回あるかないかの家族サービスです。


今日は卒業式

2006-03-22 | Weblog

今日は、小学校に通う娘の卒業式。
全国で卒業を迎えられた皆さん本当におめでとうございます!!

単身赴任していると中々子供達と接する時間がとれずに申し訳ないと言う気持ちでいっぱいです。しかし、子供達の成長には日々驚かされるばかりです。たとえば、パソコンの入力スピードなんか、私も昔は、ワープロ技能検定をとり多分そんなに遅い方ではないだろうと思っていましたが、子供の入力するところを見ていると2倍にも3倍にも感じられます。日本の社会は、もちろん自由社会なのですから情報が氾濫するのは止むを得ないことなのですが、マスメディアを通じて、あまりにも必要のない情報まで、取り込んで吸収してしまう。有益な情報との選別がまだ出来ない時期でありますので、大変気になります。
最近の卒業式には、両親共々出席と言う家庭も増えているようです。仕事が無ければ私も出席したかったのですが・・・・。(残念)男女平等参画推進の観点からいけばもっと積極的にこのような行事にも参加していかなければと思います。

今日は、連合長野執行委員会が開催されました。その後「地域活動の強化」に向けた話し合いが各地協代表者の参加のもと行われました。
春季生活闘争は、全国大手の組合において「賃金改善分」を、ベアと言う形ではないにしろ獲得しています。これからが中小労組の本格的な交渉です。連合長野は、最低ラインとして6,000円(定昇5,000円+改善分1,000円)以上を確保すると言う確認をしました。これ以上の格差拡大を許すわけにはいきません。是非、皆さんの奮闘に期待します。


絶景『北アルプス』+WBCから見えるもの

2006-03-21 | Weblog
あまり綺麗なので、帰宅途中のサービスエリアで撮影しました。
人間の社会もこの青空のように綺麗な心であれば、凶悪犯罪や企業による不祥事も少なくなるのでしょうが・・・
それにしても、ワールドクラシックべースボールは、すごい試合でした。
イチローのあの喜び方が非常に印象に残りました。
昨年・一昨年とイチローは、個人成績は残したもののチーム成績は低迷していました。やる気をなくしたチームメイトに対して、いつもイチローが発奮させようと孤軍奮闘していた姿がとても印象に残っています。いくら自分の成績が良くても野球は勝ってこそその喜びが得られるものです。
会社の中もそうではないでしょうか?やる気を喚起するために社内の成績主義・実力主義といくら制度を変えたりしても、会社が正常でなければやっぱり同じ事です。最近チームワークとか協力、助け合いとか言う言葉が軽視されているような気がしてなりません。少し考えてみてください。

いよいよ中小・地場へ(06春闘)

2006-03-20 | Weblog
大手労働組合による春闘も終盤を迎え各労組では、経済環境の好転をベースに労使による精力的な協議により、賃金改善分を獲得しています。
これからは、いよいよ中小・地場産業における交渉が本格的に始動します。格差の広がりにストップをかけ、未組織労働者・非正規労働者の皆さんの底上げもはかるべく、各労組の皆さんの強力な取り組みに期待するところであります。
ともに頑張ろう!!

明日の長野県を考える

2006-03-18 | Weblog
今日、長野市メルパルクホールにて『明日の長野県を考えるシンポジウム』が開催されました。400人強が参集(連合長野の組合員も動員をしなかったもののかなり多くの人が参加してくれました)し熱心に、萩谷順先生の話や政党代表者の考え方を聞いていました。私の感想は『次につながる大きな役割を果たした会』だと言う感じです。近藤会長には頭が下がります。
萩谷先生は、もちろん中立的な立場からのお話でしたが、地方と中央との関わりなどこれからの長野県政に求められるものを的確に講演をいただけたとおもいます。
また、パネル討論では各政党の「姿勢」が良く見えて大変有意義でした。全政党がこのように一同に会するのは大変珍しい事です。
政党それぞれの考え方は分かりましたが、その中で全政党が一致していたのが、田中知事の人間性について疑問符を投げかけていた事です。そのほとんどを人間に対して行う行政の長が人間性に問題があると言われてしまったのではどうなのでしょう?
私も組織内でもっと汗かかなきゃならないと思います。頑張ります。皆さんのご協力お願いします。

過去のこんな話(長野県)

2006-03-17 | Weblog
私が長野の地に就いてからこれまでの田中知事の対応についてちょっとお話します。
①知事と三役との懇談
一昨年に3年ぶりに知事と三役の懇談の場が設定されました。そこでの内容です。最初はメディアも入れてのopenな懇談にしようと言うことでメディアリリースも行い、大変多くのメディアが集まりました。しかしながら、田中知事の要望で非公開と言うことになりました。
ここまではいいのですが、なぜ非公開としたのでしょうか?
懇談の前段で近藤会長が知事に対して「言いにくい事もキチンと言わせていただく」とメディアにコメントした事で、やり取りについて「活字」になる事を避けたかったのかなと考えてしまいます。事実、懇談の後のメディアとの懇談で会長がコメントした事に対して、知事部局から会長はメディアに対し、内容をしゃべりすぎだとクレームがついたのです。これが「透明性」「分かりやすさ」をモットーとする知事がすることでしょうか?
②すごい人事異動
主要ポストの人事がが5年で7、8人どんどん入れ替わる。普通の会社で考えてみてください。主要ポストをこんなに人を入れ替えていて中長期にわたる課題を抱える県政において、的確な活動が出来るでしょうか?田中知事が自らやっているとかどうかわかりませんが、これが歴然とした事実です。
これでは、一人一人は萎縮してしまい良い仕事なんか出来るわけありません。

長野県知事選の動向

2006-03-16 | Weblog
連合長野は、昨年度の大会で知事選挙で「現田中知事」を支持しない。と言う方針を示させていただいています。
長野県知事選挙に向けては、報道されているだけで相当の数の組織が動き出しています。少し紹介します。

≪県内の動向≫

長野県内では、多くの議論する場が出来つつあり長野県の将来にとって大変好ましい状況が生まれてきています。各団体がそれぞれの立場から考えを発信し、広く県民と接する事により、望ましい県政が創造できると考えます。
裏でつながってるのではないか等とうわさする人もいますがそういう事は一切ありません。
県内各団体の動き

1.輝く明日の長野県を考える会
近藤会長が代表世話人をつとめる。
近藤光・新村益雄氏(元下諏訪町長)・秦和陽児氏(泰阜村商工会長)・林泰章氏(元岡谷市長)・見藤隆子氏(日本看護連盟会長)・北原俊和(県農林年金受給者協議会会長)・久保美栄子氏(保育園協会県支部長)・郷津久男氏(前小谷村長)・中山芳秀氏(池田町商工会青年部長)・二條孝夫氏(千成商事代表取締役)・山口一男氏(前南箕輪村長)ほか4名

2.真の改革を進める長野県民の会(2月で活動を休止した団体)
青木照夫氏・青沼壽一氏・白バラ会
県内外に知事選への候補者を公募。5名の応募があったところまでは報道され最後には、県会議員の高木蘭子さんに打診して断られて終わり。

3.けやきの会(信濃毎日新聞に全面広告出していました(3/10だったかな?))
湯本清弁護士(上田)・早出由男弁護士(諏訪)・石曽根清晃弁護士(松本)・小林信康(著述業・長野市)

4.信州ゆめフォーラム
若麻績享則氏(元長野青年会議所理事長)、伊藤弥生氏(辰野町薬剤師)・飯島幸宏氏(上田市会社社長)青年会議所(JC)のOBを中心としたメンバー

5.長野県政を変える会
永田恒治弁護士・河野義行氏・西沢秀泰氏・上條徳治松本市議・中田善雄松本市議

6.明るい県政を進める会
桜井伝一郎氏(伊那市議会議長)

≪連合長野の今後の進め方≫執行委員会での確認事項

1.理解を求める活動の推進
現状報告にも記載したとおり、組合員一人一人が意識を持っていただける事がスタートになります。しかしながら、連合長野の考え方が現場の組合員まで届いているのかと言うと現実はまだまだ不十分であるとの認識に立たざるを得ません。

つきましては、以下各単産に提起しますので、積極的な取り組みをお願いします。
①組合員への方針の徹底
大会で確認した方針について、現場組合員の皆さんに再徹底してください。必要であれば、連合3役が現場へ出掛け「理解促進と協力要請」をさせていただきます。
②コミュニティ(家族・親戚・地域)での話し合い
組合員自らが進んで積極的に理解促進をするよう活動を提起してください。

2.「輝く明日の長野県を考える会」との関わり
方針の確認にもあるように(県民ひとりひとりが当事者意識を持って参画する前向きな、そして真に民主的な長野県政を広範な県民と手を携え実現させます)、多くの皆さんと関わって進めることが重要であると考えています。近藤会長が私人として活動に関わっているとは言え、対外的には連合の会長であることには、変わりは無いわけであり執行委員会の意見を聞きながら会との一線を画しながらも、慎重に見守り会長に対して意見を提起していきます。

3.他団体(前述の各団体を含む)・政党との関わり
他の団体との関わりについては、呼びかけがあった場合については「議論すること自体は否定しないもののそれぞれの思いの中での行動であり、それぞれを尊重する。」との考えで対応していきます。民主党は県内における第一党でありまた、連合の支持政党であります。県政は、国策に大きく影響される事は言うまでも無い事であり、綿密な情報交換を行いながら活動を展開する事が重要であり、定期に意見交換の場を設けて活動していきます。

格差社会について考える

2006-03-14 | Weblog
格差社会と言われますが、私なりの捉え方と考え方等を記載してみました。
1.格差が起こす日本経済への影響
格差社会については、前回の報告でまとめた資料を提示させていただきました。私の目で見た格差社会について、分かりやすく言葉にしてまとめてみると
①豪華客船飛鳥で世界一周旅行
②月に一回以上家族全員で「焼肉屋」
③学校の給食費を支払えない
極端な表現ですが、この三極化であると考えます。

この格差社会が日本経済に及ぼす影響を考える前に、まず労働組合の歴史について紐解いて見ます。資本主義の初期の段階では、労働者は朝早くから日が暮れるまで安い賃金で一日14、5時間も働かされ、病気や事故で働けなくなると容赦なく首を切られ、職場環境も労働条件も劣悪だったので、病気や事故も多く、労働者の平均寿命はきわめて低かったため労働者は、資本家のひどいやり方やボロもうけをみて、自然発生的な抵抗をました。内容は、自分たちの作った製品をぬすむという個人的な抵抗だったり、集団的な暴動だったりしました。そして、このような抵抗は、犯罪としてきびしく罰せられるだけで、労働者の生活を改善するうえで、まったく役立たないことを思い知らされました。労働者が組織をつくるきっかけになったのは、一日の長い労働の疲れをいやすために集った酒場での話し合いだったといわれています。子供が病気になっても医者にもみせられなかったり、父親が死んでも葬式も出せないような貧しい生活を助け合うために、賃金の一部を払出して基金をつくり、災害、病気、失業に苦しむ仲間に相互扶助を行おうとしました。労働者は、労働者が団結して組織をつくり、資本家と賃金や労働条件の改善の交渉をすることが必要であることに気づき、労働組合の結成へ大きな第一歩をふみ出しました。このように労働組合の成立は、労働者の階級的な連帯を基礎としていました。こうして生まれた労働組合が階級的に発展し基礎を固めるのは、産業革命の結果が現われてくる18世紀末のことです。18世紀の60年代に始まる産業革命によって、従来の小規模な手工業は機械と動力を使用する大規模な機械制工業に代り、資本主義は急速な発展をとげ、従来の熟練労働者の比重は低下し、多数の未熟練労働者が工場に流れこみ、近代的労働者階級を形成し、社会は、資本家階級と労働者階級という対立する二大階級に分かれ、資本家は、新しい機械を使って多くの利潤を手に入れ、他の資本家との競争にうち勝つため、労働者をいっそう酷使しました。未熟練労働者、婦人、年少労働者の導入によって賃金は引き下げられ、労働者は、二交替制で24時間機械 を運転し、ときには三日も昼夜ぶっとおしで働きました。
現在の私たち組織労働者は、当時のように「生活ギリギリの賃金」と言うわけではなく、ある程度の暮らしが出来る水準にあります。新しい労働者(パート・派遣)を雇用したからと言って当時のように資本家の一方的な労働条件の低下と言うような事はありません。ここに「ひずみ」が生じるのだと感じます。考えなければならないのが、同じ労働者なのに、一方は「社会保険の個人負担分の支払いが出来ないため会社に行って入らない」更に、「賃金は上昇せずに一定のまま」この格差(ひずみ)は広がる一方です。このまま三極化が進行するならば、やがて「労・労対決」の構図が生まれ「資本家VS労働者」の構図だった当事の状況よりもより「ドロドロ」としたものになるのではないでしょうか。いま、私たち組織労働者に求められているものは何かと言う事を、ひとりひとりが考え行動につなげていかなければ、私には「荒廃した日本」の姿が脳裏をかすめます。日本経済は、こう言った問題を常にクリアして成長してきた事は承知していますが、なぜか私は、今回の社会現象について「危険」を感じています。だったらどうするのか?特効薬があるなんて思っていません。重要なのは「組織された私たち」が自らが考え行動する事だと思います。私は、今年度の活動の中で「組織労働者プラス地域労働者」と言う事を念頭に「どんな関わりがもてるのか」「何が求められているのか」各地域の皆さんと共に考えていく取り組みを始めています。