本日付の朝日新聞に「障害者自立支援法」がもたらした現場の生の声が伝えらけれていた。ひとりひとりの生活者に訴える記事だ。
現場を無視した安易な机上計算による制度改定が今の国の実態だ。
過去にもこのブログに記載したが「認定こども園制度」もこのひとつの最たるものだ。
「多くの問題点を抱える同法案には反対の姿勢は変わらないものの、このまま法案が成立した場合には、障害者福祉サービス等を受けている当事者に多大な支障をきたす」
これは、昨年の6月9日に民主党が、政府与党に法案審議にあたって申し入れを行った時の問題提起の一行。
まさしく「当事者に多大な支障をきたした」ひとつの出来事では無いだろうか?
国の財政の健全化はもちろん大事だが、着眼点が違うだろう。
自立。自立。と言うけれど自分だけが自立したって、社会そのものが成り立たなけりゃ何の役にも立たない。ひとりひとり社会の一員なんだ。
その意識を持って生活、行動しよう。
不条理には、正面から怒れ!!