今日は、共同募金会の配分委員会。
県下各地の福祉施設などから多くの補助申請があげられ、どこの申請に対して対応をしていくのかを決める委員会。
各福祉施設の今の大きな問題は、燃料高騰による経費アップの問題ではないだろうか。福祉施設は、冷暖房・給湯など多くの燃料を消費する。一部には、買ったばかりだけど、重油による湯沸かし器は経費が掛かってしまうから、ガス式に変えていくと言うような施設もあるようだ。まだ、そうして対応できるところは問題ないのだろうが、社会の二極化は福祉施設でも同じであり、このままで行くと廃業しなければならない施設も多く出てきそうだ。そうすると困るのは、労働者はもちろん行き場を失う利用者である。マイナスのスパイラルは、弱者をどんどんと闇の中に引きずり込んでしまう。全く光の届かないところまで引きずり込もうとしているのだろうか?今のノーテンキ政府。
配分委員会をやっていて一番悩むのは「民間資金を投入するべきものなのか」「公的資金で対応すべきなのか」の境目である。マイナススパイラルにより、その線引き(一定のルール)も壊れていく。こんなところにも大きな影響が出ている。
二極化のいわゆる「上」(適切な表現ではないが)に居る人達も、日本丸が沈没したらどうにもならないと言う事を理解しておいてほしい。もう、日本のあらゆるところで地盤の液状化現象が進行し、どんどんと地底の奥底に引き込まれていっていると言う事を・・・。