新聞各社の報道は「前年並み」がほとんどであった。
しかし、18歳の最低賃金・企業内最低賃金協定の金額引き上げなども確実に行われたと同時に、労働協約により非正規労働者(派遣・パート等々)を雇用する場合の労働条件について、労使で確認すると言う方向が広まった事は、非正規の処遇改善に向けた足がかりが出来たと考える。
いよいよ来週からが地方春闘の本番。
大手を少しでも超えられる「格差是正春闘」にしていかなければならない。
ある町の春闘のお話。
小さな町の財政は、どんどんと厳しさを増している事は周知の事実だが、この町では職員の賃金カットを3年間の約束で、取り組みを進めてきた。
今年度が、その最終年。
職員はもちろん誰もが、
「3年間頑張ってきたから今年から本来の給与に戻る」
と期待するのは当たり前の事。
それが突然、町会議員がカット継続は当たりまえ。と言い出した言うのだ。
詳しくは、判らないが
「自分達の議員報酬もカットするのだから」
と言うのが根拠らしい。
あれれ?
何処かおかしくないですか?
「何のために給与カットをしてきたんですか」「どういった効果があったんですか」
「議員さん貴方達は、どういった努力をしたんですか」
キチンとした総括の上に立って、説明があるべではないでしょうか?
俺達の手当てはカットしても良いから、約束通り今回はカットを戻して、キチンと総括してから、又、職員の皆さんと話をしようじゃないか。
これが本来ではないでしょうか?
議員さんしっかりしてくださいよ。
昨夜は、北信地協の決起集会で中野へ。
長野電鉄内は、買い物帰りの主婦で賑わっていた。そこで気付いた事が二つ。
①レジ袋がまだまだ体勢を占めている。
②レジ袋から透けて見えるのは、ほとんどがお惣菜の類。
忙しい社会だからやむを得ない面もあるだろうが、レジ袋を少なくしようと呼び掛けている側としては、まだまだ一部にしか届かないこの意識に愕然とする。
また、人の家の食卓にいろいろ言う立場にはないが、簡単なものでも、母の手料理が一番美味しかったと思うものとしては・・・。少し考えさせられる。