長野の田舎から

風景を中心に更新をしていきます。

年金特別便

2008-03-21 | Weblog

身の回りに年金特別便が届き始めている。
一番身近な女房にも届いた。
開封してビックリ。
記録の中に、働いている時代の分が全くない。
え~!!まさか!!
と思ったが・・・・。
転職経験のある友人からも「ほとんど抜け落ちていた」とメールがあった。
私たちは、連合運動の中で年金問題について、ずっと触れてきているが、実際に身の回りで起きると更に怒りが増すと同時に、不安が増大する。

道路特定財源・日銀総裁などの問題も大事だが、どれもこれもまともな対応が出来ているものがない。

もう現政権には、日本の将来を描く力はなくなっている。
早期に退陣し、まともな国づくりをしていかなければ、不幸になるのは私たち市民だ。

あきらめずに、みんなで声を出して政治を動かしていこう。
頑張ろう。


会議の一日

2008-03-19 | Weblog

 会議を効率的行う事を目的に、「三役会議」と「執行委員会」「地協代表者会議」を同日開催する試みを提案し、今日がその始めての日となった。
10時~三役会議
13時~執行委員会
15時~地協代表者会議
と連続開催。
 執行委員会の議題は、三役会議の議論を経てから行うものであるため、提案内容に変更が生じたら・・・大きなリスクを抱えて冷や汗モノの船出。
 資料を作る段階から、かなり気を使ったが、大きな修正も無く何とか乗り切ることが出来た。(ひと安心)
副会長の一人がポツリつ呟いた。
「事務局長は自分のペースで話が出来るから良いよな。黙って聞いている時間が長いとそれも辛いよ」
 確かに、執行委員会となると提案者側が一方的になってしまい。どうしても聞いている時間が多くなるからその通りだよな。
 折角、県下各地から参加いただいている役員の皆さんだから、何か一工夫が必要かなと考えさせられた。かといって、伝えなければ行けない事は沢山あるし、中々難しいなぁ~。

日々、創意工夫。


松本市長選挙

2008-03-18 | Weblog

当初の予想が当たって、投票率が50%を切ってしまった。
 それでも更に低い数値を予想していたメディアもあったようだから、まずまずと言うところであろうか。
 永遠の課題なのだろうが、政治への関心を持ってもらうためには、何が足りないのだろうか。
まだまだ悩みの日が続く。


ドル売り

2008-03-14 | Weblog

世界全体からドルが見放された格好となった。
円も一時90円台に突入。
20
兆にものぼるFRBの資金供給策でも根本的な解決にならないとの見方が大勢だったようだ。
加えて、原油価格が110ドル。
世界経済の行方はどうなってしまうのだろう。
 金の集まるところには、更に金が集まり、市場にお金を流せば、流通はごく一部ですぐにそこに滞留してしまう。

 次元が違うが、日本では、未だに官僚天国からの脱却すら出来ておらず、世界の動きすらまともに捉える事が出来ない政治が歴然として続いている。
 日本が今こうしていられるのは、経済活動だけに頼っていると言うのが現実であり、政治だけで見れば「円売り」が妥当な見方ではないだろうか?
生活者の捉え方はどうだろうか。
 テレビのインタビューを見て居て感じたのが、十数年前に80円台の円高に触れた時があったが、その時とは少し変わったな(曖昧な記憶だが)と言う印象を受けた。乱暴に表現すると当時は「海外旅行に手軽にいけるようになっていいんじゃない」と言うような回答が多かったように感じるが、今回は「どうなっちゃうんですかね。日本は・・・」と言うような感じだろか。
 現に、私もその当時、初めてドル口座を開設したし、生活そのものから真剣に危機感を持ったような記憶は無いような気がする。
 もちろん、組合の立場で支部の書記長をしていたから、企業自体の危機的な状況を打破しなければならないと、色々と企業と対応を協議したと言う事は鮮明に覚えているが、将来に少しなりとも展望が開けていた。
 しかし、今回は噴出する政治不信・格差社会問題・物価上昇等々一筋の明かりすらも見えない状況にある。
 悲観的な事ばかり書いたが、私達は私達の立場で、今の社会を良くする活動をするしかない。
 まずは「生活者全体の底上げ」あらゆる方策を講じて取り組みを進める。


非正規労働者の処遇改善へ

2008-03-13 | Weblog

新聞各社の報道は「前年並み」がほとんどであった。
しかし、18歳の最低賃金・企業内最低賃金協定の金額引き上げなども確実に行われたと同時に、労働協約により非正規労働者(派遣・パート等々)を雇用する場合の労働条件について、労使で確認すると言う方向が広まった事は、非正規の処遇改善に向けた足がかりが出来たと考える。

いよいよ来週からが地方春闘の本番。
大手を少しでも超えられる「格差是正春闘」にしていかなければならない。

ある町の春闘のお話。
 小さな町の財政は、どんどんと厳しさを増している事は周知の事実だが、この町では職員の賃金カットを3年間の約束で、取り組みを進めてきた。
今年度が、その最終年。
職員はもちろん誰もが、
「3年間頑張ってきたから今年から本来の給与に戻る」
と期待するのは当たり前の事。

それが突然、町会議員がカット継続は当たりまえ。と言い出した言うのだ。
詳しくは、判らないが
「自分達の議員報酬もカットするのだから」
と言うのが根拠らしい。

あれれ?
何処かおかしくないですか?
「何のために給与カットをしてきたんですか」「どういった効果があったんですか」
「議員さん貴方達は、どういった努力をしたんですか」
キチンとした総括の上に立って、説明があるべではないでしょうか?
俺達の手当てはカットしても良いから、約束通り今回はカットを戻して、キチンと総括してから、又、職員の皆さんと話をしようじゃないか。
これが本来ではないでしょうか?
議員さんしっかりしてくださいよ。


昨夜は、北信地協の決起集会で中野へ。
長野電鉄内は、買い物帰りの主婦で賑わっていた。そこで気付いた事が二つ。
   ①レジ袋がまだまだ体勢を占めている。
   ②レジ袋から透けて見えるのは、ほとんどがお惣菜の類。
 忙しい社会だからやむを得ない面もあるだろうが、レジ袋を少なくしようと呼び掛けている側としては、まだまだ一部にしか届かないこの意識に愕然とする。
また、人の家の食卓にいろいろ言う立場にはないが、簡単なものでも、母の手料理が一番美味しかったと思うものとしては・・・。少し考えさせられる。


集中回答日

2008-03-12 | Weblog

集中回答結果は、
連合
IMF-JC
などからご確認ください。また、集中回答日に向けての連合戦術委員会の確認事項はもご確認ください。

3/10の日本経団連、御手洗会長の記者会見要旨(経団連ホームページより)
 消費を拡大させるためには、やはり個人の手取りを増やしていくことが重要だと思っている。今次春季労使交渉においては、生産性が恒常的に向上し、支払い余力がある企業については、労働側への配分を厚くすべきと考える。政府においても、あらゆる方策を検討していただきたい。
「支払い余力のある企業」
「労働者への配分を厚く」
昨年より一歩でも前進した表現ではあるものの
「将来を見据えて、今投資すべきところは何処なのか」を考えて、余力を振り絞ってでも現在の社会を考えると「底上げ」が必要ではないだろうか。
経営者・株主配当へ傾斜した配分をどのように転換していく事が出来るのか。

昨夜の夕食時、店の女将さんとの会話。
本当に、お金は寂しがりやだからね。
お金のあるところにしか行きたくないんだよね。
でも、人間と同じで「ひねくれもの」も居るから、こう言うお金をスター(スタンダード)にしてあげられるようにしないとね。

 いくつかの中堅労組においては、大手を上回る回答を引き出している企業もある。又、時間外割増率についても、グローバルスタンダードである割増率の回答をいただいている企業もある。決してこの組合が「ひねくれもの」ではない。真剣に社会全体を考えている労使であり、本当にスタンダードにしていかなければならない。この取り組みをバックアップし、広めていくのが私達のような連合体の役割だと思う。

 是非、中小・地場組合は、自信を持って、大手を超えてスタンダードを目指す交渉をお願いしたい。

また、今日は、男女平等参画推進委員会の女性メンバーを中心に、長野県知事への要請と街頭宣伝行動を行った。
街頭宣伝行動では、赤いバラやティッシュなどを配布し、パートタイム労働法の改正など、格差の社会実現への意識高揚を呼びかけた。


原点に帰って

2008-03-11 | Weblog

労働者=消費者
いよいよ大手を中心とする回答日を迎える。
企業経営者の皆さんには、この原点を忘れないでほしい。
「うちだけがやっても競争力に負けてしまう。」
 多分これが経営側の本音だろうが、これだけの格差が拡がった社会においてもはやこの論理は通用しないのではないだろうか?
「せめてわが社だけでも」
と言う気持ちをもっていただける経営者が多く出てきてもらいたい。
そうして行かなければ、社会全体が更に減速してしまう。

多分こんな事を書くとお叱りを受けるのだろうが、厄介なのが「労働を伴わないマネーゲーム」これが、社会全体に歪みをもたらしている事は間違いないのではないだろうか。格差を助長しているのもこの目に見えないゲームではないだろうか。

 社会全体を立て直していくのは、目に見えないものを相手にするのでなく、そこに働く目の前に居る労働者を見ることが一番重要なのだと思う。

 大手の労組の回答が出るが、中小地場組合はこれに並び、追い越す春闘を期待する。経済の復活はここにあると確信している。

今日は、本当に暖かい一日だった。
寒暖の差が激しい時期だから、身体には気をつけて頑張ってほしい。


年金

2008-03-10 | Weblog

 本日付の日本経済新聞のトップ記事に「公的年金5年ぶりにマイナス運用」の見出し。言うまでも無く、このところの「株安」が反映されたものだ。(昨年度より24.8%下落)
 おりしも「ねんきん特別便」の配送が、ピークを迎えて自身の加入記録が落ちていたと「怒り」をもっている人達が多くいるこの時期での記事だけに、「怒」「諦」等々思いも様々ではないだろうか。
 私の友人にも今日「ねんきん特別便」が届き、今は自営業をしている彼が以前サラリーマンをやっていた時代のものが、ごっそりと抜け落ちていたと言う事だ。

 道路特定財源問題においても全く同じ様な事が繰り返されている様を見ると、本当に「ゲンナリ」と言うのが本音である。

年金の運用益が減れば、公的資金の投入も行わなければならない。
道路特定財源もほったらかしにすれば、無駄なところにお金がつぎ込まれる。

今の政治は、何処を見ているのだろうか?
日本と言う国に国民は居ないのだろうか?

政府の皆さん。
日々の生活に精一杯の国民が居る事をわかってください!!

それだけを判ってくれれば、何かが変わるはずだし、変わらなければおかしいと思う。


長い移動の日々

2008-03-06 | Weblog

東京、伊那、松本
新幹線・高速バス・JRと連日の移動また移動。
さすがに疲れてきたが、そんな事は言っていられない。
昨夜は、上伊那春闘連絡会の決起集会に参加。()
そこで、思いもよらない光景に遭遇し力をいただいた。
それは、春闘の決意表明の場面での出来事。
私鉄総連(伊那バス労組)のガイドさんが、決意表明を終えようとした時に、彼女から突然に伝えられた。
もう少し時間をいただいて・・・。
ガイドの皆さん全員が、全員で「私鉄の歌」を合唱したのだ。
見になで、力を会わせる。
皆で支えあう。
その行動に感激。参加した組合員の皆さんからは、暖かい拍手が送られた。

忘れてはならない原点が、その行動の中にはギッシリ詰まっていた。

今日は、松本へ打ち合わせに・・・。
いつも、自宅の近くまでは行くのだが、素通り状態が続く。(と、ぼやきながら)

 春闘もいよいよ本格的な交渉に入ってきた。新聞紙面では、1000円、パート25円等々の活字が踊っている。
 中小地場組合は、先行する大手の春闘を睨みつつ、それを超える春闘を組み立てていく事が、格差社会に対抗する私たちの役割だと思う。そして、非正規労働者への波及効果を高める取り組みを積極的に進めるのが、4月以降の取り組みとなる。
 長野県最低賃金の引き上げ・地域ユニオン強化など具体的な行動と共に、社会全体の意識を高める行動を強めていく。


ため息

2008-03-03 | Weblog

最近、ため息が増えたらしい。
事務所が入っている会館の喫茶店の奥さんから、
「最近、ため息が多いね。ため息一回で1年寿命が縮まるよ」
と言われた。
意識して、ため息を抑えてみているものの中々直らない。
ため息をついてしまってから「あーまた」と気づく。
私が、言っている事を他人に判ってもらえないと言う事もあるだろうが、自身がどう行動すべきなのかと言う事を少し悩んでいると言う事実もあるからだろう。
世の中、うまくいく事ばかりでは無い事は判っているが、立ち直り(開き直り)の早いと自負している私だが、今回は少し時間がかかっている。
また、先輩達にお世話になろうかな・・・・・。
いつまでも自律出来ない自分に少しゲンナリ。

春の声と共に、黄砂も飛来。
どんよりとした空が一日続いた。
もう少し憂鬱な気候も続く。
思い切り身体動かして「汗」をかいてみようかな。

おひな祭りの日にこんな事を書いていると怒られそうですね。

明日は、気持ちを切り替えて気持ちよくこのブログを書こう。