長野の田舎から

風景を中心に更新をしていきます。

長野県内の戦跡

2006-08-08 | Weblog
長野市 松代町 松代大本営跡 大本営地下壕
長野市 小市海軍壕 地下壕
中野市 十三崖地下壕 地下壕
須坂市 鎌田山地下壕 地下壕
松本市 里山辺地下工場 地下工場跡
松本市 中山半地下工場 地下工場跡
松本市 赤レンガ兵舎  
安曇野市 有明演習場  
上田市 仁古田地区地下工場 地下工場跡
上田市 下之郷地区地下工場 地下工場跡
上田市 神畑半地下工場 地下工場跡
上田市 上田原半地下組立工場 地下工場跡
御代田町 御代田地下壕 地下壕
茅野市 諏訪鉄山  
伊那市 陸軍飛行場・格納庫 格納庫

まだまだあると思いますが・・・・。

平和への思いを持って

2006-08-08 | Weblog

 連合長野は、今まで長野市を中心においていた県平和活動を県内の各地で行うようになって4年目を迎えた。
 今年は、上田において戦争の末期、戦闘機の部品を作るために半地下工場の建設が進められ、建設されないまま終戦を迎えた跡地を見学し、平和の尊さを学ぼうと言うものである。
 終戦間もない頃、空爆避け工場などは内陸部へと移動していた。長野県内には、松代大本営の地下壕など、そういったいくつも戦跡が見られる。

 正式には「上田地下倉庫工事」。1944(昭和19)年12月、米軍の爆撃や南海地震で名古屋の三菱重工業第五製作所が壊滅的な打撃を受けた。このため、陸軍は移転先の候補に、松代大本営に近い長野、上田、松本を挙げ、空爆に耐えられるよう地下、半地下工場の建設を計画した。上田が選ばれた理由は①飛行場がある②丘陵が多く敵機の攻撃を受けにくい③地元が工場招致に熱心だった。(8/2信濃毎日新聞より抜粋)

 大変残念なのは、こういった実際に身近にある戦争の爪あとがどんどん風化していると言う事だ。この上田の跡地についても「不法投棄」などが行われここにそんな歴史があった事を知る人も大変少なくなった。

 平和の大切さ・命の大切さは、誰でもがわかっている。
 でも、何故か人は争う事をやめようとしない。
 いつかは、全世界から争いがなくなる事を願って止まない。
 平和への思いを持つ者達が「時代」「人」をつなぎ伝えていく。
 怠ることなく。自分の子供達や未来の子孫のために。