。。。まぁるい日々。。。

なんか、ええことありそぉやなぁ~♪

岐阜県高山市~下呂市へ。。。小坂の滝めぐり♪

2015-07-24 | 国内旅行

   ~~ つづき ~~

 

下呂のホテルで目覚めた朝。
なんと~青空が広がり、容赦ない陽射しがしっかりと降り注いでいる。
この時ばかりは、暑さ云々はさて置き、晴れたことが何より。

第一目的のウォーキングの日とあって、雀躍して喜ぶ。
身も心も軽く、予定より30分も早く準備が整う。
皆やればできるんじゃない。
って、いつも足を引っ張っているのは私かも。

がんだて公園駐車場に到着。
溶岩流の断面『巌立』が、眩しい緑にそそりたつ。

ここから『小坂の滝めぐり』ができる。
最もポピュラーな三ツ滝コースを歩きはじめた。

巌立公園から滝見遊歩道をゆっくりと進む。
見えてきたのは、三ツ滝の下段(5m)。

そして、中段(11m)。
赤目四十八滝に続き、またもや降雨後で増水状態なのは明らかだった。
会話の音量を上げないと掻き消されしまうほどの轟音が響き渡る。

上段(6m)へと、流れに逆らって鉄製の階段を上る。

次の滝までは、さわら谷林道を30分ほど歩くのだが。。。
左側歩行の指示がある。
でも左は谷側なので、できれば右側を歩きたい。
車が来れば左に避ければいいことだし、真ん中の心持ち左をゆく。
安全第一だものね。

ちょっと、お遊び。
ここは、真ん中を歩きましょ。

落差14mの『あかがねとよ』。
滝の名がつかない滝は、小坂では唯一。

少し離れて、からたに滝が15mの姿を現す。
滝壷の構造上、音が反響するらしい。
林道から聞こえていたのも、からたに滝のものだった。

滝を後にし、『とんびき平』を抜け、溶岩台地を経て三ツ滝に戻る時計とは逆回りルートだ。

溶岩台地の入り口。

せっせと靴の裏をマットにこすり付ける。

溶岩台地は、落ち葉が積もってふかふかと気持ちいい。
と、案内所のスタッフから聞いた。
でも、雨上がりだし、さほど期待はしなかった。
案の定、ふかふかどころかジトジト、ぬかるみまである。

500mばかり行ったところで、熊に注意!!
でも、前進。

熊を寄せ付けないための道具が設置されている。
吊り下げた鉄棒をカナヅチでたたくと、けたたましい音が耳をつんざく。
こんな物が必要なのか、とビビってしまう。
でも、思いっきり何度もたたいて通過した。

滝の音も聞こえぬ静寂の中で、微かな音も聞き逃すまいと、全身が耳になる。
生い茂った笹が両側から被さってくるし、山道はどんどん細くなるわで気持ちは既に走り出していた。
雑草は踏まれた形跡がないし、今だって前後に人の気配はない。
しだいに、皆の歩行速度が速くなり、ピッタリひとかたまりで移動するのが可笑しかった。

また、熊おどしが!
カナヅチを握る手がしびれるほど、たたきまくった。
それを合図に、ますます足の回転が高速化する。
全くおもしろくない道を、終わり掛けは小走りで通り抜けた。

三ツ滝の音に近づき、合流した時の安堵感といったらない。
そこで、苦笑談。
「誰も言い出さないからさ、引っ返そう」って。
嫌な気持ちをひめたまま、溶岩台地をずるずると歩き出したことが発覚。
誰かのひと言で、恐怖を回避できてたんだね。

駐車場まであと一息ってところで雨が降り出し、やがて本降りになった。
早いチェックアウトが功を奏した。

昼食後は、お疲れなおしの初ブルーベリー狩り。

界隈では、ハウス栽培はここだけとあって大人気。
3棟あるハウスは、それぞれ30分制限で絶え間なく客が入れ替わる。
5,6粒まとめて食べると美味しいと教わり実践。
ほんまや~それぞれの味が混ざり合って美味い。
短時間で、数え切れないくらいまとめ食いをした。
食後のデザートにしては多量だが、意外と平気だった。

そして、飛騨川沿いの帰路。

川霧が発生していた。

まるで雲海を眺めるかのようだった。

幻想的な光景に、車から降りて佇む。
負の全てが帳消しになったひと時。

やわらかな気持ちで家路をたどった。

 

  ==去年の今頃も岐阜県にいた==

                                               

 

にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログへ



最新の画像もっと見る

コメントを投稿