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梅雨本番。桜も凜も退屈です。桜はスノコを枕に、凜はソファの背もたれでお昼寝。
五月は六句中三句採用されました。まあまあの成績ですね。
掘り返す土の湿りや冬雲雀
揚げパンの黄粉ほろほろ春隣
靴底の泥を刮ぎし四温かな
六月は二句。ちょっとがっかり。
でも、成績の良い皆さんは俳句が生活の中心というくらい頑張っているので、私程度の努力ではこの成績でも仕方がありません。
枕辺に子の音読や春の風邪
啓蟄の雨に匂いし畷かな
“畷”という字はこの句を作るのにあたって初めて知りました。“なわて”と読みます。もしかして、常識の範疇でしょうか?だとしたら、不勉強でお恥ずかしい (汗)。
田の中の細道、畦道のことで、“縄手”という字を当てることも。俳句を作っているとこの歳になっても新しい発見があるのが嬉しいですね。