今日のフォト。 なんばパークスシネマ。
難波まで来ると、ちょっと嬉しくなる。
天王寺で上映してなくて、ひさしぶりになんばパークスで観てきた。
2月に観た映画から・・・。
西 加奈子の同名原作小説を もともと原作の愛読者で、それぞれに
「演じてみたい」と言っていた、向井理と宮崎あおいが演じている。
物語の中で、「ムコさん」と「ツマ」と呼び合う2人だが、婿さんと妻ではなく
無辜歩(むこあゆむ=向井理)と、妻利愛子(つまりあいこ=宮崎あおい)の意味。
私はずっと、「婿さんと妻」と、呼び合っているんだと思いながら、観ていました。(笑)
ツマ(宮崎あおい)は、幼少の頃の入院生活の中で
「きいろいゾウ」という絵本を読み、日々の慰めにしていた。
絵本を通じて、自由に旅をする空想をするうちに
ツマは木々や動物たちの声が、聴こえるようになった。
売れない小説家のムコさん(向井 理)は、過去に捕らわれていた。
彼の背中には、大きな鳥のタトゥーが入っているた。
ある満月の夜、ツマとムコさんは出会い、すぐに結婚する。
日々を慈しみながら穏やかに生活をする2人だが、2人はそれぞれ秘密を抱えていた。
ある日、ムコさん宛てに、差出人名のない手紙が届く。
それはムコさんがぬぐい去ることができない過去に関係していて
2人の関係が、次第に揺らぎ始める。
数々の試練を経験し、若い2人が「夫婦」になっていく過程がよくわかる。
脇を固める出演者は、隣家の老夫婦(柄本明、松原千恵子)
ムコさんと関わりのある夫婦(リリー・フランキー、緒川たまき)
村の子供(濱田龍臣、浅見姫香)など。
映画のタイトルの「きいろいゾウ」というのは、2人を運命的に結びつけた絵本でもある。
この絵本を2人とも子供の頃から、大切に読んでいた。
結婚してから、2人の恋愛が始まる。
お互いが大切だという思いが深まるほど、伝えきれない思いが溢れたり、空回りしたり・・・。
何気ない、かけがえのない 日常が流れてゆく中で
若い2人が、愛を見つけてゆく 素敵なラブストーリーです。
田んぼや畑、緑あふれる風景と、土間と庭のある築100年の一軒家。
二人が暮らす環境も、日本の田舎の原風景を見るようです。