マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

お台場での一日

2005年11月25日 | 旅行
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みなとみらいで一泊した私は
翌日(24日)お台場に行った。
ここで高校時代の親友に会った。
そして楽しい一日を過ごした。

約束は10時に「渋谷駅」の改札口。
渋谷駅の改札口では20年ぶりの再会だったけれど
お互いがすぐにわかり合えた。
ちょっと感動の瞬間でもあった。

新橋から「ゆりかもめ」に乗ってお台場へ。
このシーンはガイドブック片手に
「ニューヨーク恋物語」に登場させた路線だ。
こんなところなのかと・・・初めて実感した。
汐留を通る時、いつかここへも来てみたいと思った。

お天気がよくて東京湾は霞にかかっている。
私たちはベンチに腰を下ろして
レインボーブリッジを見ながらお互いのことを話し始めた。
メールや電話で話をしていても
実際に会って話をするのとは全然違う。

20年間の想いをイッキに話して
アッという間にこんな年になっちゃったわね・・・と。
3年前の同窓会で写した写真を数枚持って行っていたので
それを見せたら、もう全然誰が誰だかわからなかった。

「私は浦島花子だわ」 ・・・・と彼女。

彼女は高校を卒業後、上京して
デザイナーの勉強をしてスタイリストになった。
そして今でも現役で仕事をしている。
年明けにはアメリカへ行くとイキイキした表情だった。
カメラマンのご主人と結婚されて
一人息子はうちの息子と同級生。

昔、実家で息子たちを遊ばせたのが最後に会った時。
それもきっちり覚えていた。

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アクアシティでランチして
フジテレビに行った。
球体展望室から見る大パノラマは
私を感動させた。
天気がいいと富士山まで見えるらしい。
東京の街が一望出来た。

フジテレビの中はとても楽しくて・・・
社会見学に来ている小学生たちがいて
私たちも童心にかえったような気持ちだった。
ゆっくりゆっくり二人で見て回った。

それからお茶して・・・
私たちはまるで20年間の空白を埋めるようにおしゃべりした。
どうしてこんなに懐かしい匂いがするのだろう。

高校三年間は一度も喧嘩することがなかった。
彼女が東京に行くと決った時、私は彼女の胸で泣いた。
長い間彼女とは手紙のやり取りをして
その友情は今でも続いていた。

二人で腕を組んで歩いた。
セーラー服を着た高校生の私たちは
いつも腕を組んで歩いていた。

落合恵子が好きで、ABCヤングリクエストが好きで
英語の先生が好きで、女同士で交換日記して恋を語った。
そしていつもケラケラ笑う二人だった。

電話でしか話せなかったのに、メールでしか話せなかったのに
彼女の腕の温かさを感じながら話が出来た。

帰りは品川駅まで送ってくれた。
おみやげを買って・・・・
品川駅でも別れを惜しんでお茶した。

「来年大阪に行くわ」 ・・・と彼女。

「きっと待っているわ」 ・・・と私。

楽しいお台場での一日だった。

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