マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

煮こごり

2015年05月13日 | 料理



今日のフォト。 「煮こごり」って、食べたことありますか?


魚、牛肉、鶏肉などを煮て、コラーゲンの煮汁が
冷えてゼリー状に、固まったものをいいます。






            






「煮こごり(牛肉)」が好きで、よく精肉店で買っていたのですが
今年1月、その精肉店が、店主病気のため、店じまいしてしまいました。


出来上がった煮こごりを売っている精肉店は、ないものかと
インターネットで調べて、問い合わせるも、なかなか売っていません。
・・・ということで、大変手間のかかる「煮こごり」を作ることにしました。









材料なら、精肉店に売っています。
牛すじ肉2kg アキレス腱2kg=合計4kg









牛すじ肉をざっと洗って、下茹でする。(鍋A=左、鍋B=右)
牛すじ肉1kgずつ、2つのお鍋で煮る。


少し煮ると、アクが出るので、丁寧に何度もアク取りをする。
完全にアクが出なくなったら、ザルにあげて水をかけ、牛すじ肉を洗う。









牛すじ肉が固いので、水2リットル入れて、再び煮る。









買って来たアキレス腱は、煮たものを冷凍してくれていて、手間が省けました。
解凍して、アキレス腱を細かく切る。


牛すじ肉を2時間ほど煮るとやわらかくなるので、鍋から取り出して細かく切る。
切った牛すじ肉を 元のお鍋に戻して、アキレス腱を入れて
更に水1リットル追加して、3時間煮詰める。









味付けは、醤油、塩、胡椒、味の素、七味。
醤油は、薄口&濃口、どちらでもOK  
出来上がりのきれいさから、私は薄口醤油に、1~2滴、濃口醤油を垂らす。


味は、濃い目に作る。 味付けして、更に1時間 煮詰める。









鍋Aと鍋Bから、少し取り出して、冷蔵庫で固め
固まり具合をみて、固いようなら水を足して、やわらかくし
やわらかいようなら、煮詰めて、水分を減らす。


このダミーの煮こごり、3回くらいしました。
水を足しては、煮詰めて加減をみて、水を足しては、煮詰めて加減をみました。









冷えると固まるので、まだ少し熱いうちに
ナイロン袋を敷いた容器に入れて、冷蔵庫で固まらせる。









固まると、1回分ずつに小分けして、冷凍庫で保存。
牛すじ2kg、アキレス腱2kg=合計4kgで、8kgの煮こごりができました。


冷凍した煮こごりを食べる時は、自然解凍するのではなく
お鍋に入れて煮詰め、一旦溶かして、それを再び冷やして固まらせて食べる。
その方が、美味しい煮こごりが食べられます。


気温が高くなると、固まりにくいので、この料理は、寒い時にする方がいいです。









なかなかブログにアップできなかったのですが
煮こごりは、3月20日に作りました。


牛すじ肉2kg、アキレス腱2kgで、結構な材料費になりますが
出来上がった煮こごりを買うと、もっともっと値段が高いです。









それに家で作ると、100%コラーゲンで、ゼラチン未使用。 
お肉も、こんなにギュッと詰まっています。
一度家で作ったのを食べると、もう既製の煮こごりは、食べれなくなります。


最高に手間のかかる、煮こごりですが、この美味しさのためなら
食いしん坊は、労力を惜しまない。
煮こごり4kg(8kg)チャレンジ、ちょっとがんばった春の出来事です。






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