
今日のフォト。 大阪天満宮。
初天神梅花祭。 神楽奉奏(梅の小枝授与)
東風(こち)吹かば にほひおこせよ 梅の花
主(あるじ)なしとて 春を忘るな (菅原道真)













ここは、大阪の天神橋筋商店街。
南北2.6キロメートル、600店舗が並ぶ日本一長い商店街です。
この商店街を通って大阪天満宮へ行く。

大阪天満宮へ行ったのは、別に大意はありません。
我が家には、受験生もいないし。
ただ、梅の花の写真を撮りたいと思って、出かけました。
そして1月25日は、初天神。

先ずは、手水舎で手を洗います。
今日のお水は、冷たかったよ~。

本殿には、今年の干支のうさぎの絵馬が飾られています。

ところで梅は、まだ全然咲いていません。
この寒さが影響しているのでしょうか?

しかしながら私のために?・・・と思うほど
境内のたった1本の梅の木に、5~6つ花が咲いていたのです。

蕾も膨らんで・・・。

梅一輪 一輪ほどの 暖かさ (服部嵐雪)

一輪ほどの暖かさ・・・と言いますが、今日の大阪は、寒かったです。

まもなく午後1時。

境内の裏手に行くと、長蛇の列です。
午後1時から、「うそ替神事」が始まるのです。
この神事への参加は無料です。

先ずは本殿にいる巫女さんに、「うそ鳥御守」をもらいます。

こんな風に、渡してくれます。

普段、私達が知らず知らずのうちにつく「嘘」を
天神さまの「まこと」に替えていただき
幸運を招く意味から、毎年初天神の1月25日に行われます。

悪いこと(凶事)を嘘にして、幸せに替える、開運のお守りなのです。

境内では、宮司さんがマイクで
「替えましょう、替えましょう、嘘をまことに替えましょう」と言ってくれます。

私たちは、「うそ鳥御守」を見知らぬ人と、交換します。
「替えましょう、替えましょう、嘘をまことに替えましょう」と言いながら。

それがとっても面白くて楽しくて、みんな笑顔いっぱいです。
全然知らない人と、交換するのですもの。

私が巫女さんからいただいた、「うそ鳥御守」
たくさんの見知らぬ人と、替えて来ました。

優しそうな巫女さんです。

大阪天満宮の牛です。
学問の神様だから「頭がよくなりますように」と、お願いするのかな?

頭のところが、ピカピカにハゲています。
お賽銭も置いています。

巫女さんがいました。
神さまにお仕えする巫女さんに、写真を撮らせてほしいとは、言いにくい。

でも優しい巫女さんたちは、正面から写真を撮らせてくれました。

「うそ鳥御守」の中には、「うそ鳥」が入っていました。
これは1年間の御守だそうです。

裏に、こんな文字ではなくて、しるしが付いていれば
「うそ鳥」をもらえるそうです。

おみやげを買いました。

幸うめと、うそ鳥御守です。

「幸うめ」は、疫病封じです。
大阪天満宮の御神園と境内の梅の実で作った梅干しです。
梅干しをお茶に入れて飲むと、病気が治るらしいです。
ずいぶん元気になったのだけれど、まだ闘病中の私の友人に
この梅のご利益をいただきたくて、買って来ました。

これは土で作った「うそ鳥御守」です。(陶器)
凶事を幸運に替える、開運の御守です。

こちらは、大阪天満宮の正面入り口。
ピンクの帽子の女性の少し向こうの辺り・・・。

ちょうどここです。 この場所で・・・
1998年11月5日、私は愛猫・うめに出会ったのです。
天神さまの境内で出産した母猫は
子猫たちと移動する際、うめとはぐれてしまったのです。
天神さまの猫だから「うめちゃん」と、命名しました。
うめには、たくさんの癒しをもらっている。
明日も、初天神の続きをお楽しみくださいませ。
大阪天満宮で、私に予期せぬことが、起こったのですよ。