２０１０年 ２次試験 事例Ⅳ

第１問の分析でしくじっているので、何もえらそうなことはかけませんが、ちょこっと感想など。

第１問は、全部長所にしてしまいましたが、短所として、売上の多くを依存するZ社の受注に対し、大幅な変動費を削減できず利益を生み出せない現有設備が弱みなので、売上総利益率を上げるべきでしたね。
生産能力に余裕があるのに、変動費が削減できない設備・・。だから、設備投資して、生産方法を変えて、変動費を削減するってことか。経済学だと、その設備が持つ生産能力までは規模の経済が発揮されるから、費用は低減されるんじゃなかったっけ。。

そんな感じで、今年の事例Ⅳは１次試験の経済学の知識があれば、いろいろヒントが得られた問題が多かったですよね。

第２問の設問１のグラフだって、総費用曲線って経済学で出てくるわけで、固定費と変動費の合計が総費用なんだと考えればOKでした。

実際は、イケカコに出ていたので、ちゃんとマークしていなければならなかったんですが
ｗ。どちらにしろ、売上と費用の曲線がクロスするところが損益分岐点だし、それより下が赤字ゾーン、上が黒字ゾーンということがわかっていれば何とかなったかなと。

あと、第４問も経済学が通用しますね。
問題を見た瞬間、凍りつきましたが、「国債は債券。債権は利子率が上がると、みんなが自分の持つお金を預金に回すから債券価格は下がる。」ってことを思い出せたので、少なくとも設問１は解けました。

しかしなぁ、今年の事例Ⅳはすごく浮ついてしまったのが反省です。
冷静に第１問が４０点だってことを把握していれば、展開も違ったと思うのですが、
いまさら振り返ってもしょうがないｗ。一番大事なD社への総合的な提案ができなかったのだから、失格です。