とあるブログの記事に感化され、わたしもついに、この禁断の（？？）ピンクの物体に手を出してしまいました・・・。
フランスに来た時から気になっていたんです、コレ。その名もＴＡＲＡＭＡ（タラマ）。
ギリシャ料理とからしいんですが、詳しくはよくわかりません。
フランスではどこのスーパーでも必ずといって良いほど、冷蔵コーナーで売ってるんです。でも、このあまりにウソっぽい色が原因で、（しかも夫は「コレ、キモチワルイもので出来てるんだから」とか言うし、）今まで買ったこと無かったのです。
そのブログの記事によると、これは魚卵でできてるとのこと。
容器にも、まさしく「タラコ（燻製＋塩味）」と書かれています。これが主な原材料ってことです。
で、実際食べてみました。
コレを、ミニサイズのホットケーキみたいなパンをトーストしたものに塗って食べるのですが、なかなかイケます。けっこう美味しいんです。
が、いかんせん、油（多分サラダ油）が多いみたいで、途中からやはり飽きてきました・・・。でも美味しかったです。アペリティフの時に、こういうの数種類出てきたら嬉しいかも、って感じです。
在仏日本人は、コレをいろんな料理に利用しようとしてるらしいのですが、わたしが昨夜思いついたのは、「何かのお料理の表面にコレを塗り、オーブンで焼き目をつけるようにすれば美味しいのでは？」というアイデアです。
その“何かのお料理”、つまりメインとなるお料理は、一体何が良いかはまだ決まってないのですが。
先日の帰省で、義母が貝柱のグラタン様のお料理を作ってくれました。それはソースのとろみが薄かったのですが、とろみがかなり固いものであれば、そういうのの表面に塗って焼いてもいいかも・・・と想像しています。
さ～て、何の料理で試してみようかな。
これ、私、昨年のパリ滞在中に密かに？試してました。
タラモサラダっていって、タラコとマッシュポテトを混ぜたギリシャ料理があって、本場の本物の味は食べたことないけど、稀に自分で作ります。ジャガイモベースのそれに比べたら、このタラマってのはオイルベースで、タラコのマヨネーズ和えみたいな感じでしたね！たくさんは食べられない！それにすごいピンク色！旦那っちはもともとタラコやイクラは苦手派なので、私ひとりでなんとか半分くらい消費しました。茹でたジャガイモにソースみたいにかけて食べたら美味しいかも。
それからクスクス、インスタントクスクスを入手して時々作ります。仕事してた時に、夕食で余ったクスクスをお弁当に持っていこうかな？と旦那っちに相談したら、「トリのエサ食べてると思われるから止しなさい」だって（笑）
ウチの場合、夫が「魚卵ニガテ派」なので“アレってキモチワルイものでできてるんだから！”と脅されていたので買ったこと無かったのです。
案外ちゃんとしたタラコの味で、イケるんだけど、そう、油がねぇ・・・多すぎ。
普通の焼きたらこが食べたい～。
ところでインスタント・クスクスなるものを売ってるのかい？それってどんな状態になってるの？（「おでんの素」みたいな、味付けが粉でミックスになってるもの？野菜は自分で生を買って？）
こっちでも、スーパーで缶詰になってるのを見るけどあんまり買う気しない・・・。
トリのエサと言えば、うっかりこぼしたクスクス（湯もどししてない粒々の）をぺこが美味しそうに食べてたよ・・・。（笑）
インスタント・クスクスは、多分、yacoさんがお使いのものと同じだと思う。原産国フランスって書いてるし。「お湯と塩を加えて数分蒸らしてから、バターで炒めてお召し上がり下さい」とな。で、缶詰のクスクスってのは、この「小麦粉のクスクス」にかけて食べる「スープ状のクスクス」のことなのかな？
うちでは、牛と野菜のワイン煮込みとか、スープカレーとか、おいしい汁気がある料理を勝手に「小麦粉のクスクス」にかけて食べてます。パスタ感覚です。
野菜スープみたいなのをかけるのが、本家本元のクスクスなのね！？
でもバターで“炒める”というのはちと納得いかないんだけれど・・・？
本当のやり方って、専用の器で蒸すんだってさ。しかも、バターではなく牛の脂を使って・・・。
専用蒸し器があるなんて！！と驚いては見たものの、日本だって電気炊飯器なんてモノがあるわけだし、それが主食の国にとっては当然かもね。
ところで、スープカレーとか！？それはちょっと賛同しかねるのだが・・・（美味しいの？？）
ワタシが書いてるように、野菜をビーフスープで煮て、ナツメグ入れて一緒に食べてみてよ。美味しいから。（ついでにミンチのボールも作ってね。お部屋煙でモクモクになるかもしれないけど・・・）