
先ほど、フランス代表チームのシンボルである雄鶏についてちょこっと
触れましたが、フランさんのコメントが気になったので、もうちょっとだけ
詳しく調べてみました。
http://c.fauvelliere.free.fr/coq.htm#coqgaulois
まずは↑をご覧ください。(画像ファイルと音声ファイルがあります。)
この鶏、ゴロワ(gaulois)という種類なのだそうです。
日本でよく見る真っ白い色をした卵用のニワトリは「白色レグホン」って名前
ですよね。そんな感じで、この茶色いフランス鶏の種類名がゴロワ。
で、そのゴロワとは、「ゴールの(ガリアの)」という意味の仏単語なんです。
昔、ローマ人が侵攻してくる前のフランスのことを、ゴール(ガリア)と言って
いたそうです。
このゴロワ種の鶏はフランスではかなり古い時代から使われていたようで、
実際のゴール人たちもこの鶏を食べたりしていたのかも。
大昔からフランスの地と深い関わりのあるこの雄鶏が、いろんな意味を内包
しながらシンボルとして使われているのは、納得できますね。
身近にいる動物だし、何よりこの雄鶏の姿の雄雄しさ!
きれいですよねぇ。
フランスでは、国の象徴としていろんな所で使われてます。
↑これは1965年に発売されたゴロワ種の鶏がモチーフの切手です。
切手市にて購入。太もも具合がたまりません・・・(おっと!笑)
・・・で、昨日のジダンの頭突きですが(笑)、
何度も繰り返されるビデオ映像を見ながら、この雄鶏の戦う姿に似てるなぁ~
と思ってました。雄鶏って、戦う時に突進してきますよねぇ。
さっすがは、ゴロワ!
(褒めてる場合じゃないのかもしれませんが・・・)
きれいな鶏ですね~。スタイルの良さ、トサカと尻尾のバランスが抜群ですね。
こちらのニュースで見る限りは、フランスの人たちは寛大に見ているようですね。
チームの帰国シーンにも国民性が出るというか、ブラジルなんかは「恥さらし」の大合唱で迎えられたようですが、
あれはあれで愛情あってのことなんでしょうかね。
私もだいぶ気持ちが落ち着きました(笑)
でもしばらくはモミアゲ太眉の男性の顔は見たくないかも。パスタもいらないかも・・。
フランス人たちにとっては、やっぱりフランスチームのメンバー全員はヒーローなんだろうと思います。ジダンの件にしても、「なんで?(悲)」という声はあっても、あからさまに非難したり、責任追及するような報道は特に無いみたいですから。
子どもが学校でケンカになってて、からかわれた子がからかった相手にボカン!と一発殴ってケンカを終了させた、って感じに見えるんですけどねぇ。ケンカ両成敗でオワリ!って感じで。
あ、パスタの代わりに、ぜひフランス産ワインを飲んでください。(笑)