パリには金曜日に戻ってきました。
義父母宅にいた間、夫とワタシはさんざんハネを伸ばし、(ぺこはカゴから出る時間が少なく窮屈そうにしてたけど・・・)古道具屋さんめぐりもしてきました。
パリ市内の古道具屋さん、古道具市はかなり値段がつり上げられています。それに比べると地方の古道具屋さんは、がらくたはがらくたなりの値段で売られているので、常識的な値段だと思うのです。(パリだと観光客相手にバカみたいな高い値段をつけてたりするので・・・)
田舎に行く人には、各地にあるエマユスと呼ばれる慈善団体の行う古道具市に行くことをオススメします。実はパリの古道具屋さんたちも、地方のエマユスを漁ってはめぼしいものを買い集め、パリで高値で売ってるのです。
エマユスで今回、わたしは茶色い素焼きの鉢(壺型)2個と、マスタードの壺(アンティークではないヤツ)を発見。夫は子供用のちっこい木製のイス?ベンチ?みたいなのを抱えて来ました。(とても小さく低いイスで、背もたれも無いものです。暖炉の前に座るのに使われていたのかも?)ベンチには値札がついてて、2ユーロと書かれていました。
エマユスはとにかく安いんですが、値札がついてない商品が多く、そういうモノは値があってないような物の場合がほとんど。がらくたすぎて、いちいち値段がつけられないのかも。(プラスチック製の古いプランターも売られてて、それらは3個くらいまとめて1ユーロだったりとか、ね。)
夫はさらに、旧式の赤い懐中電灯も発見。本人はえらく惚れ込んでしまっています。別にどうってことないけどね。大中とかでも売ってそうな感じの品。(あ、「大中」ってもう無い・・?)
合計5品目を持ってレジへ向かう。
「イスが2ユーロだから・・・、全部で10ユーロくらいかな?」全くのカンで、なんとなくそんなこと考えてるワタシ。しかし、レジにいる太っちょのおじさんは、いい加減そうにそれぞれを指差して、
「・・・、CINQ!(5ユーロ)」と言った。
・・・ハ?
ワタシと夫の目がテン。その瞬間、2人とも同じこと考えてた。
「もしかして、懐中電灯が見えなくて、カウントしてなかったんじゃ?」
いやいや、そんなことはないはず。ちゃんとテーブルの上に、よく見えるようにして置いたんだから。
(毎度こんな感じで、ビックリさせられるのです。)
そのすぐ後に、同じくエマユス内にて夫が古い番地プレートを発見。エナメルの感じが、なんとなく手作業っぽくて味がある。
大きく書かれた「3」の字。なんとなく笑えるのは、3っていう数字が持つイメージからか?
こういう、くだらないモノに夫は弱い。おじさんに値段を聞くと、「5ユーロ」と言う。
エ?さっき5品目買って5ユーロだったのに、コレ1個で5ユーロするの??
こんな矛盾はエマユスではよくあることです。最初のが安すぎた・・・と考えることにしてます。(笑)
5ユーロだって。(さっきの買い物と合わせて合計10ユーロじゃないの。)
ならば、買おうじゃないの。
何の目的も無く買ってしまった「3番地」の札。おじさんに「お宅、3番地なの?」って聞かれてしまった。いや・・・その・・・。「トイレかお風呂場のドアにつけたら面白いんじゃない?」なんて夫とテキトウな返事を返して立ち去る。実際、どこに設置するかはこれからの問題になるのです。
さて、どこにつけようか・・・
パリに戻ってから、その悩みは一瞬にして解消されました。
TGV&メトロでの長旅を終えたぺこを、帰宅してまず一番最初に開放してやるべく、鳥かごのセッティングをしていたとき、ふと閃いたのです。
そして、この写真の状態。
------------------------------------------------------------------
ちなみに、TGVの中でぺこはずーっと大人しくしていました。
メトロへ乗り換えのため通路を移動していた頃から、雑踏の中でぺこは数回「キュイ~ィ?」とヘンテコな声で鳴いてました。一体どこなの?と不思議だったのかも。(ぺこには外が見えないようにしてあるので。)騒音だらけのメトロも難なくこなして、本当に良い子のぺこでした。
義父母宅にいた間、夫とワタシはさんざんハネを伸ばし、(ぺこはカゴから出る時間が少なく窮屈そうにしてたけど・・・)古道具屋さんめぐりもしてきました。
パリ市内の古道具屋さん、古道具市はかなり値段がつり上げられています。それに比べると地方の古道具屋さんは、がらくたはがらくたなりの値段で売られているので、常識的な値段だと思うのです。(パリだと観光客相手にバカみたいな高い値段をつけてたりするので・・・)
田舎に行く人には、各地にあるエマユスと呼ばれる慈善団体の行う古道具市に行くことをオススメします。実はパリの古道具屋さんたちも、地方のエマユスを漁ってはめぼしいものを買い集め、パリで高値で売ってるのです。
エマユスで今回、わたしは茶色い素焼きの鉢(壺型)2個と、マスタードの壺(アンティークではないヤツ)を発見。夫は子供用のちっこい木製のイス?ベンチ?みたいなのを抱えて来ました。(とても小さく低いイスで、背もたれも無いものです。暖炉の前に座るのに使われていたのかも?)ベンチには値札がついてて、2ユーロと書かれていました。
エマユスはとにかく安いんですが、値札がついてない商品が多く、そういうモノは値があってないような物の場合がほとんど。がらくたすぎて、いちいち値段がつけられないのかも。(プラスチック製の古いプランターも売られてて、それらは3個くらいまとめて1ユーロだったりとか、ね。)
夫はさらに、旧式の赤い懐中電灯も発見。本人はえらく惚れ込んでしまっています。別にどうってことないけどね。大中とかでも売ってそうな感じの品。(あ、「大中」ってもう無い・・?)
合計5品目を持ってレジへ向かう。
「イスが2ユーロだから・・・、全部で10ユーロくらいかな?」全くのカンで、なんとなくそんなこと考えてるワタシ。しかし、レジにいる太っちょのおじさんは、いい加減そうにそれぞれを指差して、
「・・・、CINQ!(5ユーロ)」と言った。
・・・ハ?
ワタシと夫の目がテン。その瞬間、2人とも同じこと考えてた。
「もしかして、懐中電灯が見えなくて、カウントしてなかったんじゃ?」
いやいや、そんなことはないはず。ちゃんとテーブルの上に、よく見えるようにして置いたんだから。
(毎度こんな感じで、ビックリさせられるのです。)
そのすぐ後に、同じくエマユス内にて夫が古い番地プレートを発見。エナメルの感じが、なんとなく手作業っぽくて味がある。
大きく書かれた「3」の字。なんとなく笑えるのは、3っていう数字が持つイメージからか?
こういう、くだらないモノに夫は弱い。おじさんに値段を聞くと、「5ユーロ」と言う。
エ?さっき5品目買って5ユーロだったのに、コレ1個で5ユーロするの??
こんな矛盾はエマユスではよくあることです。最初のが安すぎた・・・と考えることにしてます。(笑)
5ユーロだって。(さっきの買い物と合わせて合計10ユーロじゃないの。)
ならば、買おうじゃないの。
何の目的も無く買ってしまった「3番地」の札。おじさんに「お宅、3番地なの?」って聞かれてしまった。いや・・・その・・・。「トイレかお風呂場のドアにつけたら面白いんじゃない?」なんて夫とテキトウな返事を返して立ち去る。実際、どこに設置するかはこれからの問題になるのです。
さて、どこにつけようか・・・
パリに戻ってから、その悩みは一瞬にして解消されました。
TGV&メトロでの長旅を終えたぺこを、帰宅してまず一番最初に開放してやるべく、鳥かごのセッティングをしていたとき、ふと閃いたのです。
そして、この写真の状態。
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ちなみに、TGVの中でぺこはずーっと大人しくしていました。
メトロへ乗り換えのため通路を移動していた頃から、雑踏の中でぺこは数回「キュイ~ィ?」とヘンテコな声で鳴いてました。一体どこなの?と不思議だったのかも。(ぺこには外が見えないようにしてあるので。)騒音だらけのメトロも難なくこなして、本当に良い子のぺこでした。
番地表示のプレートだったんですね。
今度、ぺこちゃんにプレゼントをお送りするときには、きちんと「yaco3番地 ぺこ様」と宛名書きさせていただきま~す。
パリの番地表示って、この青と白のデザインなんです。
これは一昔前のものだからエナメルですが、今は普通の塗装仕上げのものが売られています。
あ、ちなみにぺこは「蕎麦の実」と「粟穂」が大好きですので・・・(笑)