MacTiger!

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映画評論41「ファンタスティック・フォー」(2005年 アメリカ)

2006-03-21 11:52:30 | Weblog
(ストーリー)
 科学者リードは、宇宙嵐の研究のため、資産家ビクターに協力を頼み、宇宙ステーションでの実験を行う。しかし、予想外の宇宙嵐の急接近のため、シールドが間に合わず、リードを含め、同僚のベン、元恋人で科学者のスー、その弟でパイロットのジョニー、そしてビクターが大量の宇宙線を浴びてしまう。このため、DNAに変化を来し、全員が超能力を得てしまう。特に岩石の皮膚と怪力を備えたベンは自らの変貌に驚愕し、町でトラブルを起こし、さらに車の事故に巻き込まれる。ベンを追ったリード、スー、ジョニーは協力して事故の被害者を救うが、このことがきっかけで4人は「ファンタスティック・フォー」と呼ばれるヒーローに祭り上げられていく。他方、ビクターは実験の失敗で事業が倒産し、復讐のため、超能力を悪用し、リードらを葬ろうとする…

DVD

(評論)☆☆
 アメリカンコミックの著名なレーベル、マーベルコミックの代表作の映画化。ベンことザ・シングの造形とキャラ設定は原作に忠実で、原作を知っている者からすると結構うれしい。
 日本では、1978年頃、映画スーパーマンの影響で、アメコミの邦訳版が結構でていた。ヒーローものを得意とするDCコミック(スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマンなど)系は「月刊スーパーマン」という邦訳版雑誌が刊行され、マーベルコミック系(スパイダーマン、ハルク、ファンタスティックフォー、マイティ・ソー、シルバー・サーファーなど)は、光文社から単行本が刊行されていたのである。当時、私は日本の漫画にはないあくの強さ、ばかばかしさにひかれ、結構読んでいました。小野康世の翻訳でしたが、原書もわけもわからず読んでいた気がします。確かマーベルはスーパーヒーローのドリームチームである「アベンジャーズ」とかもあったような
 その中でファンタスティックフォーは、奇抜な超能力ファミリーとしておもしろく、これは「ミスター・インクレディブル」のモデルとなったのも頷けます。コミックではリードとスーの間に子供が生まれますし。
 映画の話にもどると、スパイダーマンと同様、コミックの世界の映画化には成功しているものの、ストーリーは、リードとスーの恋の行方、ベンの悩み、友情を横軸に、ビクターとの戦いを縦軸に展開するが、クライマックスはもりあがりに欠ける嫌いがある。
 しかし、スー役のジェシカ・アルバがキュートなのでおまけで☆2つです!!
 なお、最近のコミック映画化はDCよりマーベルのほうが多いですね。でもアメリカ情報だとスーパーマン復活するらしいですよ。ドラマでもヤングスーパーマンが最近ありましたし。 

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