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民主党崩壊の予兆と政界再編

2010-08-28 12:48:03 | Weblog
民主党の代表選で小沢一郎がでるということで、マスコミ報道は過熱してきている。しかし、世論の反応はつめたい。小鳩政権の挫折から3ヶ月、菅直人政権での参議院選敗北、ねじれ国会突入、急な円高の中、民主党いや小沢一郎は何をねらっているのか。
単に検察審査会の起訴を防ぐためだとすると姑息すぎる。自分の保身のためでしかないからである。むしろ、そんなことよりは、小沢党を確立することにより、民主党の反小沢派を駆逐し、乗っ取った上で、自民党との大連立による政界再編成がゴールなのか。いずれにせよ代表戦による結果は民主党の分裂を引き起こすのではないか。
権力闘争、政権争う多いに結構だが、どうしてもわからんのが、小沢一郎の具体的な政策ビジョンである。衆院選前のマニフェストに原点復帰をとなえるというのは、この小鳩政権下の反省がないことを示している。単に力の論理、選挙のリップサービスでは、現実の政治はたちいかないことを本当にわかっているのか。「政治とカネ」の問題も重要かもしれないが、むしろ小沢一郎が現代政治における政治的リーダーシップ、具体的な政策実行力があるかどうかの吟味が十分なされていないと思う。
それにつけても、菅直人支持からころっと小沢一郎支持へと移った鳩山前首相の発言の節操のなさにはあきれる。いうにことかいて「友愛」がないって何?
また、小沢サイドの幹事長ポストよこせとか露骨に資金ねらいでは、「挙党一致」ではなく自派閥本位の発想でしかない。
また、菅総理も具体的発言、明確なリーダーシップをとることが下手にみえるのはなぜ?
今、解散総選挙をやったら民主党は確実に負けるであろう。
日本の政治の混迷はまだまだ続く。

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