ちてき。

　今日、Ｏ原さんと岩Χさんが膏智駅前の腰掛け石でだべっているのを見掛けて、声を掛けた。
　人の集まる場所にはパワーがある。長時間いると疲れるが、小一時間いるくらいがちょうどよい。
　Ｏ原さんはそう言っていた。
　そして、どういう話の流れからか、二人ともボクのことを「知的」と評した。
　岩Χさんなどは、
「この人ほんっとに知的」
　とまで言って下さり。
　知的知的、とＯ原さんもしきりに頷いていた。
　ボク、Ｏ原さんとは出会ってまだ日が浅いのだが、どうしてだか知的というイメージがあるらしい。
　もう何と言うか、雰囲気があるらしいのだ。
　ちょっと信じがたい(苦笑)。
　買い被りである。
　本当に知的ならもう少し一般常識やマナー、作法などを知っているはずだし、勉強もできるはずである。
　ボクにできることなんて、今や漢字と絵くらいしかないというのに。
　本当は馬鹿野郎なんですよ？