ゆるーく嘘日記 ２月８日

　まず始めに私は知人Ｏに謝罪せねばならない。
　どうもすみませんでした。ゴミの分別をきちんとしていなかったのは私です。そのせいで貴方には多大なご迷惑おかけしました。すべて私の責任です。本当に申し訳ございませんでした。

　気分を改めよう。
　なんだかここ数日私らしくない文章がはびこっておりそれを読んだ方々を不快にさせたようだが、まぁ、気にしなさんな。
　今日からは「ゆるーい嘘日記」をお送りする。
　テーマや方向性は語らないが、ともかくゆるーいのである。ただしシャーマンキングとはまるで関係がないのであしからず。
　今日あったことといえば、冒頭の謝罪くらいのもので、とくになにもなかった。
　初恋の相手が夢に出てきたり、その娘が不審な行動をしている夢をみたりと、そんなおもしろそうなことは一切なかった。
　しいて挙げるなら、このままではホームレスになるかもしれないだとか、そういうどーでもいいことくらいである。
　今日未明、私の住んでいる学生寮にてある問題が発覚したのだ。
　その問題は説明するのに二千字ほど必要なので割愛するとして、このままでは私は寮を追い出されるかもしれないのである。
　そうなると自宅で暮らすしかないわけだが、自転車で通うには遠いので学校に遅刻してしまうことになる。
　遅刻しないようにするためには学校の近くの砂浜で野宿するしかないだろう。
　ようするに宿がない。ホームレスである。
　この歳でホームレスになるのかと思うと、ニートと大して変わらない気がしてなんだか微妙である。
　どうせなら小学生くらいから公園でダンボールを組み立てていればよかった。そうすれば野宿のノウハウを完璧に身につけた完全アウトドア貧乏学生が誕生していたはずである。そのほうがカッコいい。
　大人目前の私がいまさらホームレスになっても誰にも同情すらしてもらえないのである。
　いいですよいいですよ。どーせ私はゴキブリ以下の存在ですよ。どこでも生きていけますよ。
　もう、寝よ。ぐー。

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