暇人に見て欲しいBLOG

別称(蔑称)、「暇人地獄」。たぶん駄文。フリマ始めました。遊戯王投資額はフルタイム給料の4年分(苦笑)。

嘘のない嘘日記 1月24日

2006年01月24日 16時56分47秒 | 日記系
 先週の土曜日はカラオケに行った。かなりミスをしてご迷惑をかけた。
 ある人が「おまえ、下手になったね」と、おっしゃった。そのとおりです。どうもすみませんでした。
 そもそも金を払っていないのに、私はでしゃばりすぎた。次は気をつけたい。

 日曜日は爆睡していた。12時間ほど寝ていた。半日である。
 起きたのは午後2時。布団の中でシャーペンを持って、先日掲載した詩「ナイテイル」を書いた。
 その少し前に殺人者のつぶやきを書いた。少しパクリになった。

 月曜日。体育の時間に、持久走の練習として400メートルトラックを4周した。
 私は2周で終わりだと勘違いしており、2周目を終えたのが2分55秒ほどだった。
 競争ではなかったのでダントツ1位だった。
 一度立ち止まって先生に「2周ですよね」と聞くと「4周だ」と、こともなげに言われた。
 すぐに再発進したがすでに体力を使いきっていた私はのろのろのペースで残り2周を走った。負けず嫌いの精神が私に力を与え、結局6分28秒(1位)でゴールイン。
 見学していた男女に拍手されるが、「バカだね」と言われた。ありがとうございます。
 そのあとはサッカーだった。授業終了後に靴下を見ると血がにじんでいた。
 つま先でボールを蹴っていたボクが悪い。
 ツメが少しはがれていただけで出血はほとんどなかった。痛みもなかった。
 その日の夜、実家に印鑑を忘れていた私は翌日提出の書類のハンコをどうしようかと悩んでいた。
 知人からダイソーにハンコがあるという情報を得た。そのときすでに閉店時間30分前だった。
 話によると一番近いダイソーまで約30分かかるとのことだった。
 私は礼を言いすぐに出発した。金もなかったので借りた。
 急いで行くと15分ほどでダイソーに着いた。助かった。
 夜空に星が輝いていたはずだが、そのときはそれをゆっくり眺める精神的余裕はなかった。
 自分の苗字を発見してようやく安堵する。しかし焦りが残っていたのか、何度も見失った。焦りが加速する。
 無事ハンコを買い終えた私は、夜空をあおぎ見た。星が輝いていた。
 ためしに帰り着くまでの時間を計測してみた。ゆっくりこいだが23分だった。
 金を借してくださった御仁(ごじん)に釣り銭を返しに行ったが、まとめて返せとつき返された。
 彼の部屋には黄金に輝くオモチャがあり、それを褒めると笑顔になった。
 そのオモチャについて数十分語らってから、私は部屋に戻った。

 火曜日。無事、書類を提出した。
 そのあとすぐ、ケガをかばいつつも再びママチャリにまたがった私は彼にお金を返すべく、ATMに向かった。
 すぐおとなりさんが高知竜馬空港なので、そこのATMに走った。
 しかし硬貨はあつかっておらず、仕方なく千円札を引き出した。
 そののち、お金を貸してくれた彼にその千円札が渡ることは永遠になかった。

 そういえばあの話をするのを忘れていた。
 某ブログで懇意にしていただいている方から、漫画版『GOTH』をいただいた。
 それは先週の火曜日には、すでに届いていたのだが、実家に届けてもらったので、寮にいる私は見ることができなかった。
 土曜日のカラオケの後、家に帰省した私は、ようやく感動のご対面をした。
 この本は漫画家・大岩ケンヂ先生の初単行本らしい。その原作が乙一先生だなんて、彼は非常に運のいい漫画家である。
 私も諦めずに漫画の勉強をしていれば良かったな、と激しく後悔した。
 さておき、大岩ケンヂ先生の絵はなかなか良かった。いや、かなり良い。雰囲気は出ている。
 ただやはりまだ新人の漫画家さんなので大御所漫画家のような洗練された様子はない。しかし、上手い。
 そのタッチはかなり手馴れたもので、プロ漫画家の中でも上位にくるくらい上手い気がする。
 一見素朴な絵だが基礎がしっかりしているし、個性もある。これは乙一先生があとがきでおっしゃっていたように、未来有望である。
 そうだ。この本には原作者・乙一先生のあとがきが付されていたのだ。
 乙一節が薄かったが、たしかに乙一風味な文章だった。幸福である。
 原作と違う点があったが、それはそれで面白かった。特に殺し合いのシーンはよくある手だが、クールでナイスだった。「僕」ってカッコイイ。
 なぜか何度も読み返してしまう。私のイメージとはやや異なっていたが、じゅうぶんに合格点だったと思う。
 大岩先生の次の作品『NHKにようこそ!』(原作・滝本竜彦先生)も読みたくなった。

 追記 森野さんの「いたたまれないわ」に痺れた。


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