いろいろ

　しばらく狂った記事しか書いていなかったので、話のネタは多い。
　昨日、仕事中に怪我をした。
　右手人差し指の皮が１センチほど剥げて血が出た。薄いがべろんと剥げた。すぐに押さえたのであまり痛くなかった。絆創膏を貼った。白いガーゼの大部分が赤く染まった。
　怪我をしたのは小生の作業のやり方がまずかったためだった。決して精神的な焦りで震えながら作業をしていたからではない。
　ところで今、自分のことを小生と呼んでいるのは、ケータイでweb版『小生物語』を読んでしまったためである。
　書籍版は先頃文庫化されており、小生は単行本の初版を何度も何度も読んでいる。
　それなのに、ケータイをいじっていてたまたまweb版を見つけてついつい読んでしまったのだ。
　書籍版ではカットされている日記があり、ラッキィと思った。
　面白いのになぜカットされたのだろうか……もったいない。
　無性にパソコンが欲しい。
　インターネットにつないで『小生物語』を全部読みたい。
　キーボードで小説を書きたい。
　キーボードが一番、文字を速く打てる。
　執筆がはかどるし、素早く多くの指を動かすのでアイデアも浮かびやすい。
　パソコンは、小説を書くのに最も適しているツールである。
　資料集めも簡単である。
　今一番欲しいのはパソコンである。
　間違いない。
　では、最後に愚痴。
　会社から「これを勉強しておけ」と分厚い教科書が届いた。
　来月、資格試験があるという。
　好きな作家の小説すら読む気力を失っている小生、教科書を読む勇気がわかないのだがどうしよう。
　まぁ、講習会があるし、いいよね、読まなくて……。
　そもそも、試験の日まで生き延びられるのか？　小生。
　隣りのベッドに座っている少年が、がんばって！　と書いた顔をこちらに向けた。
　本当に書いてあった。