暇人に見て欲しいBLOG

別称(蔑称)、「暇人地獄」。たぶん駄文。フリマ始めました。遊戯王投資額はフルタイム給料の4年分(苦笑)。

ゆるーい嘘日記 3月6日

2006年03月06日 12時07分39秒 | 日記系
 そろそろこの日記も最後になってしまうかもしれない。そう思うと不思議と寂しい気分になる。ボクはここに頭のおかしな嘘ばかり遺してきたはずなのに、妙に感慨深いものがあるのはなぜだろうか。それはもしかすると嘘の中に隠れた真実を語っていたからなのだろうか。嘘の出来事の中に真実の意思を書き込んでいたからなのだろうか。ボクにとって嘘をつくことは本心を赤裸々に語るための形式的な通過儀式だったのかもしれない。
 そのような虚言をさらりと思いついて文章にしてしまうこの馬鹿馬鹿しい才能は、どうにか有効活用できないものだろうか。できるのならばボクはもう少し、人生を楽に生きていけるだろうに。残念ながら世間はボクの馬鹿馬鹿しい冗談など求めていないらしいので、悲しい。
 さっきから自分は何を書いているのだろうか、自分で書いていてよく分からなくなった。しかしそういうことはボクにとって日常茶飯事なわけで悩むことではないのだけど。
 こうして真面目を気取った文章を書いていると、自分が何か偉い存在になったようで気分がいい。実際にはそうでないのに、小説家の気分になったり宇宙飛行士の気分になったりする。不思議である。
 このまま神にでもなって世界を支配することができるならば、明日にでも世界は平和になっていることだろう。ボクは平和でない世界など嫌いだ。ボクが神となって自由に世界を創造できるのであれば、全ての人が幸福になれるような平和な世界を生み出すに違いない。しかし残念ながらそういうことはできないので、なかなか開かないビンのフタに呪詛でもつぶやくとしよう。ビンのフタよ、開けゴマ。しかしそれにしてもなぜゴマなんですか。
 頭の悪い文章というのは、えてして偶然の産物ではないだろう。ほぼ間違いなく「変なことを書こう」という意思からそれは生まれるはずである。まさかそのようなものが平常時から意図せずバンバン生まれるような頭なら、その人はまともじゃない。普段の他人との会話からすでに壊れているので意思の疎通ができないはずである。言語の違いと似たような壁ができ、その人は間違いなく友達がいないだろう。家族でさえ相手にしなくなりヒキコモリになり誰も世話をしてくれないので死んでいくだろう。しかし実際におかしな文章を書く人はきちんと生きていて他人との会話にもあまり支障のない意外にまっとうな人間なのだ。そもそもパソコンなどという高級なハイテクマシーンをきちんと使いこなせている時点でその人は正常に違いないのである。
 つまり何が言いたいのかというとネット上にいらっしゃる多くの方々は、たぶんおそらくだいたい普通の人間なのである。本当に頭のおかしな人はパソコンをつつくことすらできない。というかパソコンてなんだ、と疑問符を頭の上に咲かせるだろう。
 しかしよく考えてみるとそもそも「頭の悪い(おかしい)文章」とは何だろうということになるのでこの話はここでやめにする。
 悪あがきと知りつつ少し補足してみるなら、それはボケみたいなものである。痴呆のことではない。お笑い芸人のボケとツッコミのボケである。いかに頭のいいボケを生み出せるかが勝負のカギとなるお笑いの世界。書き換えるならば「いかに頭のいい頭の悪いことを生み出せるか」ということになって意味がよくわからなくなったのでこの補足も終わりにする。
 さっきからボクは意味のないことばかり書いている気がするがきっと気のせいである。だって本当にそうなら悲しいじゃないですか。ボクは一生懸命人生の一部の時間を費やして書いたのにそれが無意味だなんてあんまりじゃないですか。無意味とか無駄とかそんなの惨めだ。だからきっとボクの書いていることには意味がある。はずだ。
 慣れない思考をしたので頭が悲鳴を上げています。回転数を上げすぎてオーバーヒートぎみです。もうすぐ壊れますというかもう壊れてます。壊れてますけどまだ動いてます。もうすぐ静止しますがそれまでの短い時間をはかなくも生きています。生きつづけています。そんな自分が痛々しく、しかしカワイソウで泣けてきます。偉いなと言って頭をなでてやりたい気分です。自分の偉大さがよくわかったのでこの日記もそろそろ終わりにしたいと思います。
 どうもみなさん、ありがとうございました。









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 ところで最近日記らしい日記を書いていなかったので軽く報告しておこうと思う。
 先週のデートもどき(食虫植物とカラオケに行った。体の半分ほどを消化されたが翌日には再生していた)は、どこかのブログで語られているのでいちいち言わない。
 先頃、心の浮き沈みの激しかった小生。周りの人たちに多大なご迷惑をおかけして申し訳ない思いでいっぱいいっぱいだった。
 いっぱいいっぱいすぎて頭のおかしな遊びしかしなかった。自分とO氏の会話を自ら盗聴してみたり、テープに録音したそれを自ら聞いて気味悪がったり、そのテープをカセットウォークマンと共に若い女性に送りつけたり、ウォークマンを手放したせいで音楽が聴けなくて悶え死にそうになったりなどした。
 泡をふいて倒れている小生を尻目に、O氏は「自業自得だ」と妥当な発言をして放置してくれたりもした。おかげで小生はその日の3分の1ほどを、泡まみれになって寝て過ごした。死んでいないだけマシだったが、床にニオイが染み付いて大変だった。そのうちに隣近所のAくんが遊びに来て、小生と床の両方にまんべんなくスプレーをかけてくれた。たしかゴキジェットとかいう名前のスプレーだった。「おまえのしぶとさはゴキブリ並みだからちょうどいい」と、いつのまにか来ていたBくんが言った。そのあと小生がトイレにかけこんで帰ってきてBくんを窓から放り投げたことなど言うまでもない。ちなみにAくんはすでに親御さんに保護されていた。翌日、Bくんの葬儀があって小生とAくんは涙を浮かべてみせた。O氏はこなかった。
 O氏はその翌日、手土産を持って小生の目の前に現れた。「これがうちで作った弁当だ。特別にお前にやるよ」と言いながら自家製弁当とペットボトルのお茶を手渡してくれた。小生、感激して涙した。昨日の葬儀での嘘泣きといい、小生の涙はバーゲンセール中だった。小生、O氏の後ろに後光を見た。あまりに神々しいので近寄りがたかった。しかし彼も小生のゴキジェット臭に顔をしかめて遠ざかっていったのでおあいこである。
 ところでO氏、Aくん、Bくんというのは断じて血液型ではない。BoA。ボアである。
 O氏の差し入れ弁当「横綱」はうまかった。
 なんだか某暗黒小説家のネタばかりいただいてしまったが、小生の嘘日記はこれにて終幕である。
 アディオス。


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2 コメント

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Unknown (優希)
2006-03-19 22:06:14
!!本当に最後なんでしょうか?汗
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はい (筆者@母ケータイ)
2006-03-30 01:08:49
本当です。
嘘日記はもう卒業します。
しかしブログは続いてしまうようです。
無事、進級しましたから。
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