嘘日記 ６月１７日

　今日はＷ(ダブルユー)のリーダー、辻希美(つじのぞみ)さんの誕生日です。おめでとうございます。
　ボクと同じ１８歳になってしまいました。同い年かと思うと、自分も若くなったような気がします。
　前から思っていたことですが、「ダブルユー」より「辻加護」のほうが遥かに覚えやすいですよね。いや、絶対そうだと思います。

　名前といえば、ボクはネーミングセンスがまるでありません。たいてい、難解で強引な暗号のようになってしまって、本来の意味が見えなくなってしまうのです。
　しかしふとしたとき、ボクのネーミングセンスは爆発します。
　それはたいてい、小説のネタによく見られる傾向です。爆発すると言っても、良い意味ではなく、言葉通りの破壊的な意味で爆発するのです。
　友人などは「お前はセンスないけど俺的にツボなネーミングがときたまある」と言ってくれました。褒めてるんだかけなしてるんだか分かりません。
　たとえば、このブログにも載せている小説『アルバイトがやってきた』。これは、まだ１話しか完成していないダメダメな作品ですが、変なニックネームの不良くんが登場します。
　その名も、「ブラッドライカー」。血を好む者、という意味です。
　これが友人にウケたらしく、作品自体は読んでいないのに、ことあるごとに「ブラッドライカー」と言うようになりました。ちょっと、変人ですよね。言葉ってこわいですね。
　また、新しい小説のプロット（筋書き）を友人に見られたことがありました。
　そのメモのタイトルは、「いかりバスター」でした。
　これも友人のツボにハマったらしく、先述のような賛辞を頂きました。
　要するに、ボクと友人はアホ同士なのです。手におえません。
　おまけに引きこもりで猫背です。はなはだ手におえません。無論、モテません。
　しかしモテないおかげで、恋人という他人に時間やお金を割くことなく、人生を謳歌できているので、幸せです。