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別称(蔑称)、「暇人地獄」。たぶん駄文。フリマ始めました。遊戯王投資額はフルタイム給料の4年分(苦笑)。

嘘日記「目隠しを忘れた!」7月11日

2008年07月11日 20時52分32秒 | 日記系
 今日はイベントが多かった。
 スライムに出会ったりベホイミを使ったりしたわけではない。起こったのは現実世界での出来事だった。
 まずは病院だった。
 2週間に1度通っている精神科である。
 ボクの担当は、大木(仮名)先生という医師である。
 病院につくと、「仮名先生は再来週休みます」という内容の伝言が見えた。
 再来週といえば、ちょうど診察の日である。
 どうなるんですかと尋ねるまでもなく、仮名先生は説明を始めた。
「次の診察は本来なら25日だが、私が来れないから来月第1日になる」ということだった。
 つまり、次の診察は3週間後、ということになり、クスリも3週間分処方された。
 写メ画像を見ていただければわかるが、クスリが大量である。
 この左下にあるのは、100錠のクスリが束ねられたものだ。
 タスモリンという抗パーキンソン病薬だが、まぁ、この程度では致死量にはほど遠いだろう。
 今日の会計は、免除制度の上限額に達していたので、タダだった。
 タダでこんなにクスリがもらえるなんて……ウハウハである。ハウハウである。
 お金の計算をしなかったからか、今日は待ち時間が短かった。
 おかげでものの30分ほどでイベント「病院」は終わった。
 バスが来るまで時間が多かったので、便を遅らせて、一人カラオケをした。
 断じて違うが、一人カラオケというのは、ちゃんとカラオケ屋さんで歌うのであり、路上でアカペラするわけではない。
 真の一人カラオケは、自室でアカペラすることなのだろうが、ボクに厳密な一人カラオケをするプライドなんてなかった。
 そうして昼のフリータイムで4時間歌った。
 カラオケは酷いものだった。もう散々であった。
 久し振りのカラオケだったが、まさかあんなことになるなんて……と、ハードルを上げておいてアレなのだが、その、なんというか……声が出なかった。
 高い声が出なかった。声域が低くなっていた。
 おかげで一曲さえ満足に歌えなかった。なんて惨めな一人カラオケなのだ! と思った。
 なんてことだ。
 声が出ないなんて。
 愕然となる。
 なんてことだ。
 声が……出ない……
 そうしてムナしい一人カラオケは、幕を閉じた。
 会計時に少し混雑していて、あやうくバスに乗り遅れるところだった。
 長いバスに揺られて降りてまたバスに乗って降りて歩くと家についた。
 なんとオリコンから封書が届いており、ビックリした。
 オリコンリサーチのアンケートで獲得したポイントが一定額に達したので音楽ギフトカードを進呈するという手紙とともに、音楽ギフトカード3000円分が同封されていた。
 数年前からずっと取り組んできたアンケートがようやく成果として実を結んだのだった。
 音楽ギフトカードなんて見たこともなかったので、これは新鮮な体験になった。
 長々と語ってきたが、これで今日一日は終わった。
 それでは、アムール。
 あ……忘れていた。
 なにを忘れたのかを忘れた。
 ………………。
 アレかな? 路上で血まみれになった犬かなにかを見たという体験。
 バスの最奥席から見えた赤いなにか。
 避け切るのは無理だからタイヤが当たらないようにそれを車体の中心にしてかわした。
 赤いなにかの真上を通過するバス。
 あれはなんだったのだろう……
 タイトルを見て気付いた。
 また忘れた。
 この頭はどうなっているのだアンポンタン。アンポンタンってなんだこのアンポンタン。
 本当に忘れているから質(たち)が悪い。
 そうだ。もう一度タイトルを見れば思い出すに違いない。
 そうだ、目隠しを忘れていたのだ!
 今週の月曜日は七夕だったのだ。
 これはある作家が言っていたことだが、七夕の日、渋谷界隈の人たちは夜になると目隠しをするのである。
 なぜかというと、七夕は織り姫と彦星が年に一度きり会える日なのに、地上からそれを覗いていては二人に申し訳ない、という配慮なのだ。
 ボクはひきこもりなので夜空を見ようともせず、ただ部屋の中でアニメを鑑賞していただけだった。
 七夕という行事をすっかりと忘れていた。
 忘れていたことを忘れていた。
 みんなも来年からは目隠しするのを忘れずに!
 追伸。
 つけたまま目薬を点眼できるマスクもあるらしいです。凄い技術だなぁ……

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