暇人に見て欲しいBLOG

別称(蔑称)、「暇人地獄」。たぶん駄文。フリマ始めました。遊戯王投資額はフルタイム給料の4年分(苦笑)。

さてしかし、

2012年02月27日 18時55分23秒 | おしらせ
 漢字の勉強をしていると、本来の漢字は別にあるのに常用漢字で代用するケースにぶち当たる。
 隙を衝く→隙を突くがいい例である。
 いや、いい例ではなくいま筆者がぶち当たった壁だ。
 筆者的には「隙を衝く」が正しいのではないかと愚考する。
 理由は、専門的な見方ではないのだけれど、一番しっくりくるというか、馴染んでいる気がするからだ。
 つまり感覚的にそうだと判ずるわけである。
 がしかし、調べてみると――というか検索してみると、圧倒的に「隙を突く」が一般的に広く使われているようなのだ。
 一説によると、本来の用字は「衝」なのだが、常用漢字表外の読み方のため、「突」で代用するらしい。
 そのため新聞などでは、敢えて平仮名表記にするようだ。
 ところでなぜ「突」に違和感があるかと言うと、物理的に物体を押すイメージだからだ。
 もちろん、「衝突」と重ねるように、どちらも同じ意味ではあるのだけれど、「衝く」のほうが物理的な意味に限定されない気がして、なんとなくこっちかなと思っていた。
 感覚的に言えば、「突く」がダイレクトで「衝く」がふわっとしているような。
 筆者は別に漢字の由来や成り立ちについては詳しくないし、意味よりも読み方書き方を重要視しているので、どっちでもいいならそれで構わないのだけれど。
 でもだけど、漢字検定の2級までは表外読みや表外漢字はペケになるので注意したい。
 つまり、「すきをつく」を漢字に直せという問題なら、「隙を衝く」では不正解、「隙を突く」で正解、となるわけである。
 その、漢字を知り過ぎるがゆえの誤りには十分注意したい。
 でも、常用漢字じゃない漢字や読み方が何故あるのか。
 学校で教えないなら使わないでくれと言いたい。

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