劇場版「空の境界」第7章であり最終章でもある「殺人考察(後)」を見た。
4年前に発生した通り魔殺人が復活した。
その殺害日時に両儀式のアリバイはない。
ニュースを見て、式は言った。
「この事件に犯人がいるとしたら、そいつは間違いなく殺人鬼だ」
「こいつは人を殺していない」
(殺人犯なのに?)
「殺人と殺戮は違う」
アリバイがないと指摘した黒桐幹也に、蒼崎橙子は言う。
「おまえは疑問に思っ . . . 本文を読む
劇場版「空の境界」第6章「忘却録音」を見た。
黒桐幹也の実の妹、黒桐鮮花(あざか)による軽快な語り口から始まる、ちょっと毛色の違う作品。
実の兄に恋する乙女は最大の恋敵、両儀式を疎ましく思いつつも……
いささかポップな本編に、残虐なエピローグが鮮烈に残る作品だ。
後味の悪さは折り紙つき(苦笑)。
水樹奈々が敵役で登場。
最初は気付かなかったけれど、やっぱり水樹奈々らしさは抜群でした( . . . 本文を読む
劇場版「空の境界」第5章「矛盾螺旋」を見た。
これを見るのは2回目だが、この話の演出上、2回見るのが正しいと言える。
2回目のほうが、ハマる。
何故ならこれ、時間軸が複雑に入り乱れるのだ。
初見では微妙に上手く繋がらない。
二度見るくらいがちょうどいい。
だから今回、見て良かった。
どこがどう繋がっているのか、よく判ったのだ。
今のところ、この章が一番盛り込まれている。
アイデ . . . 本文を読む
劇場版「空の境界」第4章「伽藍の洞」を見た。
主人公・両儀式が直死の魔眼を手に入れる話。
意識不明で生死の境をさまよい続ける両儀。
2年後、目を覚ました彼女は、両儀織の人格と引き替えに直死の魔眼を手にしていた。
2年前に起きた通り魔事件の現場に現れ続けた両儀織。
彼の消失と共に、真実は闇の中へと消えてしまった。
織の消えた穴を狙って、両儀式の肉体を奪い取ろうと画策する幽霊たち。
死 . . . 本文を読む
劇場版「空の境界」第3章「痛覚残留」を見た。
浅上藤乃の話。
サイコキネシスと言えばわかりやすいだろうか、物に触れずに念動力で物体を捩(ねじ)切る能力を持つ。
この話によって、第1章における触れられることすらなかったある謎が解明される。
このシリーズは一度、時系列順に並べて見てみたいものだ。
ところで劇場用マナーCMに毎度出て来るネコアルク。
TYPE-MOON関連作品を初めて見る人 . . . 本文を読む
劇場版「空の境界」第2章「殺人考察(前)」を見た。
今回はビジュアル(絵柄)が原作(武内崇)に近かった気がする。
式が可愛かった。
どうして次章が「殺人考察(後)」ではなく「痛覚残留」なのか。
小説(オリジナル)も確かそうなっていたけれど。
いや、違う。
確認したけれど、ノベルス(新書)版では「殺人考察」は別れていない。
そして文庫版では別れている。
書き換えたのか。
ならば、 . . . 本文を読む
劇場版「空の境界」第1章「俯瞰風景」を見た。
やっぱり奈須きのこはやる。
ビジュアル(絵柄)も原作(武内崇)に忠実に再現してくれれば、言うことはないのに。
内容は伏せておくけれど、まぁ、そこそこの出来だ。
どうしたところで小説(オリジナル)には勝てないとは言え、小説より映像で見たほうが楽だから、悪くない。
時々絵が崩れるが、まぁ、完璧を求めても仕方ないだろう。
それよりも特典映像「第 . . . 本文を読む