文庫版『空の境界(上)』を読了した。
1冊読むのに3、4日かかってしまっている辺り、さすが遅読家である。
最初に思った感想は、よく調べられているなぁ、だった。
もちろん面白いとかカッコイイとか漢字の使い方が巧いとか、そちらが先行するのだけれど、専門用語連発シーンがあって、半端ねぇ! と思ったのだ。
解説で、綾辻氏が述べられているとおり、空の境界は《伝綺ノベル》でありながらも《新本格ミステ . . . 本文を読む
川柳を作ろうとしたら、字数が収まり切らなくなって、やむなく五七五七七になってしまった(苦笑)。
人生初の短歌、ということになるだろうか。
空の境界の「痛覚残留」のラストシーンからコトバを拝借してリメイク。
いたいけに
痛い痛いと
痛がって
最期の闇(よる)は
―――逢いたい、君に。 . . . 本文を読む