音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

神戸ミニコンサート

2020-10-16 22:44:58 | コンサート
夫が出張から帰って来ました。お土産のバウムクーヘン。

意外な形。

皇居の近くの蜂が運んだ蜜で作ったバウムクーヘン。
薄味でなんだか懐かしい味でした。


明日10/17(土)は
王子美術館
原田の森ギャラリー401号室で13:00から西宮ギター練習会の「神戸ミニコンサート」に出演します。

ギターの川原久美子さんと久米で
ヴィリー ブルクハルト「セレナーデ」

ギターの高井康文さんと久米で
シューベルトの
アルペジョーネ ソナタ

ソプラノとピアノ古橋まり子さん
ギターの古橋充吉さん
サックスの増川隆寛さん
コントラバスの安福圭子さん
フルート久米のクインテットで
Time say good by
ノルウェイの森

を演奏します。

他にもギターの方の演奏がたっぷり聴けます。

原田の森ギャラリーは、響きが良いので楽しみです。
お近くの方ぜひお寄りください。


知恩寺手作り市

2020-10-15 23:09:17 | 日記
今日はママ友3人と京都 百万遍の知恩寺 手作り市に行って来ました。

やっぱり3密回避のため
お店は間引き開催です。

たくさんいらした高齢者の方や、外国の方はほとんど見えませんが、前回7月に比べると人出は増えています。


作品はそれぞれ以前より工夫されていて、量も多い気がします。

コロナ前に来たときには「もう忙しいから 作るのめんどくさいの。」 と言って増やしてくれなかった焼き物のお店の方は
「 コロナで家に引きこもっていたら たくさん作れたわ。」と新しい焼き物を山ほど作ってくれていました。

イノベーション=「新結合」「新機軸」「新しい切り口」「新しい捉え方」「新しい活用法」のこと。新しいアイデアから社会的意義のある新たな価値を創造し、社会的に大きな変化をもたらす自発的な、新機軸をする人や組織の動きのこと。

手作りマスクはもう当たり前の主流製品。



マスクチャーム。


この袋ものは、


フルートセイフティガードが入るかな?


ぴったり!


エコバッグに、アクセサリー。買えなかったけれど、他にも個性的でセンスが爆発している作品が増えています。


ランチ食べて、おしゃべりをして、

鴨川の水は、コロナでも変わらず。

消毒をするので余裕を持って早めに帰宅。
夕方のレッスンに間に合いました。
楽しかった!




















ドボルザークの故郷

2020-10-15 00:20:06 | 名曲
今日はピアノのSさんが来てくれました。
マロンケーキ持参。
クリームの中にもコロッと一個栗が入っていて至福の味でした。

お昼を食べて、ケーキを頂いて合わせ。

今日のお題はドボルザークのソナチネ op100
1893年 ピアノとヴァイオリンを演奏する15歳と10歳の息子と娘のために書かれました。
1875年から1877年の間に生まれた子ども3人を次々に亡くした後、6人の子どもを育てました。

その内の二人のために書かれました。

演奏するのは、そんなに難しくはないのに、新世界を書いた頃でドボルザークの特徴がはっきりと出ていて、チェコの民族音楽満載の演奏するのが楽しい曲です。

ドボルザークは1841年オーストリア帝国ネラホゼヴェス
に生まれ、1914年オーストリア=ハンガリー帝国プラハで亡くなりました。

チェコの国民楽派と習いましたが、その頃はオーストリア帝国で、1918年までそういう名前の国は存在しません。

神聖ローマ帝国の皇帝を出したこともありましたが、16世紀に没落。
2世紀チェコ語を話すことも禁止されていました。

ドボルザークが生きている1848年にプラハ市民による蜂起がありましたが、失敗しています。

ドボルザークはホームシックでアメリカの教授職を契約半ばで無理矢理辞して帰国してしまったほどですが、その愛する国は過去と遠い未來に存在している国で、ドボルザークの生きているうちには決して存在しない国だったのです。







子育てサロン再開

2020-10-13 23:47:38 | 日記
今日は緊急事態宣言から初めての子育てサロンでした。

「マスクは必須だよね、フェイスガードはどうする?」
「消毒は何でしよう?」
「名札はやめておこう。」
「歌は歌ってもいいかな?スタッフだけにしよう。」

話しあっても話しあっても結論は出ません。

どんなに対策をしても、もしウィルスがあれば、移らない保証はありません。

子どもは よだれを垂らすものだし、 おもちゃは 人が使っているものに 興味があるし、場所を決めても その中だけでは遊べません

0歳から3歳児。

子どもは、のびのびと、おおらかで、優しい空気の中で育って欲しいです。

お母さんたちは、昼間家で一人で子どもと向き合って、公園に遊びに行っても、人目が怖くて、すぐに帰って来たりしています。

不安と孤独の子育てが、子どもたちに与える影響が心配です。

サロンでは、安全を守りながらも、お母さんたちに安心と緩い結びつきを感じて欲しいです。

難しい!

と言うのが本音です。

今日やったことのフィードバックをして、また細々と変更。

不織布の使い方、消毒薬の携行、おもちゃの出し方、マットの敷方などなど。

今日はピアノも出せなかったけれど、12月クリスマスコンサートは決まりました。
いろいろ試しながらやるしかありません。








ブルクハルトのセレナーデ

2020-10-12 23:51:41 | 名曲
日曜日は、近所にできた農産物直売所でアケビ買って来ました。
食べたことないので、「どうやって食べるの?」
「ググってみれば。」大騒ぎしながら食べてみたら甘くておいしかった。
皮も揚げて食べられるそうです。
食べなかったけど。

お昼にギターの川原さんがうちまで来てくれました。

ビリー ブルクハルトの「セレナーデ」
去年の暮れにお話しを頂いて、1楽章づつやって、さて全楽章やろうというときにコロナで本番が飛んで、ようやく全楽章を披露できます。

ブルクハルトは1900年スイス生まれの作曲家でカーク エーレルトに作曲を学びました。

セレナーデは、ギターとフルートのために1945年に作曲されました。
14歳で第一次世界大戦、38歳で第二次世界大戦。
45年は戦争が終わった年です。
中立という立場を守るためにスイスは銀行、ユダヤ難民の限定的受け入れ、ナチスとの裏取引、女性兵士動員などなど様々な白からグレーの方策を取っています。

国境線は全てナチスドイツとイタリアに押さえられていたこともあります。

誤爆と言われていますが、実際には爆撃されたり、日本軍に45人のスイス人を殺されたりもしています。

その時ナショナリズムに国民の世論が流されなかったことは本当に驚きです。

中立を守るということは、並大抵のことではなかったと思われます。

全体主義や民族主義の洪水の中で踏みとどまったスイス。

その中で、それまでの古典的手法でもなく、民族色も無く、新しいメロディ、複雑な感情が沸き上がってくる音楽が生まれてくるのは自然だったのかもしれません。

根源的な絶望や恐怖を味わった世界には、無邪気な喜びの音楽は無理だったと。







流行に乗ってみた

2020-10-09 23:59:16 | 音楽
禰󠄀豆子のたっぷりベリーアイス。
くら寿司の戦略にまんまと乗ってしまいました。
私の周りの小学生はみんな「鬼滅の刃」が大好きで、目をキラキラさせて話してくれます。

流行りの歌、みんなで歌える歌があるのは本当に素晴らしいことです。
紅蓮華を街で演奏したら子どもたちが集まってきて みんなで大合唱になります。

モーツァルトやシューベルトなどの曲も、当時の流行りの音楽です。

オペラなどは、演じられる度にその中の曲が街にあふれ、最後にはオペラの中で上演されると会場中のお客さまが全員で歌うといった状態になって行きました。

シューベルトの歌曲は生前流行っていました。
ただ、こういった曲はオペラや、交響曲に比べて一曲辺りの単価が安かったそうです。

当時は公演で稼ぐか、楽譜を売って稼ぐか、教授業で稼ぐか?しかなく、どれもシューベルトはうまくいかなかった。
なかなかシューベルトは食べて行くのが難しかったそうです。

午後はsyncroomでギターの高井さんとアルペジョーネソナタの2.3楽章を合わせました。

この曲もシューベルトの曲ですが、アルペジョーネという楽器は流行らずに衰退していってしまうという不運。

曲も消えてしまっても仕方ないところを、シューベルトの作った曲の美しさのおかげでチェロやフルートでいたるところで未だに人気を得ている不思議な巡り合わせ。

流行ってなんでしょうね?




豊穣な笛の世界を

2020-10-08 23:09:28 | 音楽
オーケストラで一般的に使われる楽器だけが楽器ではありません。
笛属は、本当にたくさんあります。

古欧文化さんのカフェで出会った笛たち。
向かって右側の茶色の角笛は唇を閉じて、トランペットを吹くように息を入れます。
音はトランペットのようではなく、ホルンに近い感じです。
真ん中は大きな角笛。
これも右側の笛と同じように音を 出しますが 残念ながら力不足で音を出せませんでした。

左側の横笛はバンスリ。
南インドやバングラデシュの楽器です。
木管フルート属の温かみのある音です。
二オクターブ目が丸みのある音でかわいかったです。
音程もいいです。

木製、彫刻のある6穴フルートは、縦笛で二音が一度に吹けます。
ノイズの多い、風のような音が味があって素敵です。

ハイドンはおもちゃの笛を、アンダーソンは、タイプライターを、武満徹は尺八を使ったように、融合するときが来るかもしれないし。

そうでなくても、それぞれの地域で、こういう楽器たちが脈々と生きている世界であって欲しいです。

この豊穣な世界を残したい。







お月さまに近い月

2020-10-07 22:48:53 | 音楽
ハロウィンのお化け仕様のマシュマロ。カボチャ餡が入っています。
伊藤軒で売っていました。

今年のハロウィンの仮装騒ぎは中止かなぁ。
寂しいけど、仕方ないですね。
ラジオトークで、ライターの紙本桜仕さんの番組に出ました。
スマホで、自宅で収録できるのですよ。

2回目ですが、やっぱり驚きです。
電波の具合が悪いようで、日を変えたりしましたが、ダメです。
最後は決行しましたが、ブツブツ切れています。
タイムラグもあるので、とっても話しにくいです。
12分の中で、私がフルート二重奏に編曲、一人で重ね録りした「月の沙漠」を流してくれました。
2015年、16年の枚方の淀川河川敷で開催された「千人の月見の宴」のために、作り、演奏しました。

月明かりの下で能舞台しつらえ、宝生流のお能。
人間無形文化遺産の辰巳満次郎さんがシテを演じられました。
圧巻の「黒塚」
宇崎竜童さんのライブもあり、最後、お見送りの音楽。
月夜に関連の曲を何曲かフルート二重奏に作って演奏しました。
災害のせいで三回目以降は中止に。残念です。
お月さまは変わって無いのになぁ。

主催の紙本さんは、
私のフルートの生徒さんで、フルート音楽の良さを伝えたいと、ラジオトークでも頑張ってくれています。
ぜひ、いいね👍とチャンネル登録お願いいたします。
気を良くして、もっとフルートを取り上げてくれるかも。
無料で聞けます。しゃべりはごめんなさい。雑談ですが…。
#Radiotalk #トクトクトーク! つながる つなげる Radio https://radiotalk.jp/talk/383194


人生は続いて行く

2020-10-06 23:38:54 | 日記
術後説明を受けに行くと、管はいっぱい入っていましたが、母はベッドの上に身体を起こしていました。

先生によると、弁が変わって血液の循環が良くなって、全身のむくみがとれたそうです。
身体もほかほかしている状態。
顔色は本当に良くなっていたし、フェイスラインもすっきりしていました。

心臓を60分止めて手術したので、傷は大きいし痛いらしいけれど、一番痛いのは、長い間仰向けになっていたせいで背中らしい。
しかも、昨日の今日3時からもうリハビリがあるそうです。
立ち上がって、歩く!
すごいな~。

さて、これからは、退院まで会えないそうです。

帰りの車の中で、またまた父の施設から電話。
褥瘡がひどくなって来たので、施設のマットを使ってもいいか?とのこと、
マットは昨夜妹から借りたものがあるし、母に聞いて薬があることがわかったので、実家によってから行くと答えたら、「何時頃着かれますか?」
面会はコロナで予約制になっています。
「今は途中なので、実家によって一時間ほどかかると思います。」
実家で薬を取るついでに庭の植木に水やりをして施設へ。

「これを使ったことは無いんですが、使えますか?」
「やってみます。」
お薬も届けて一安心。
父は今日は会えません。
退院に日程ははっきりしませんが、とりあえず三週間位なので、やっといろいろスケジュールが組めるようになりました。
待っていてもらっていたコンサートの練習日程を調整。
後、自分のハープのレッスン日も入れなくちゃ。

それとコロナで中止になった伊藤先生のフルートセミナーの変わりにZOOM勉強会のお誘いが来ていました。
もちろん参加。

そうね。止まらないで勉強し続けたいです。







手術日に

2020-10-05 23:05:40 | 日記
日曜日、レッスンの後、老人ホームの父の面会に。
その後、近所の咋岡神社に行ってお参り。


萩や

秋ジオン

母の手術がうまく行きますように。

そして、今朝。8:50
病院に行くと「行って来るね。」と母が出発。

妹と病院で呼び出しベルを持って長い待ち時間。
昔話しに世間話

病院のランチ。
鶏なんばんと生姜焼定食。

病院中庭で読書三昧。
そこに電話。
父の施設から、褥瘡ができているので、ベッド敷と薬を持って来てということでした。
事情を話して、明日以降対応すると言うことで電話を切りました

17:00過ぎに、呼ばれてICUに行くと、先生が「無事、終わりましたよ。
「これが、もともと着いていた大動脈弁です。黄色くなっているのが硬化しているところです。これを人口弁に変えて、不整脈の解決もできました。」
ケースに入れた三センチほどの弁を見せてくれました。

それから、母のそばに行きました。
ベッドの上でたくさんの管を身体に刺して、仰向けに横たわっている母に「寒くない?」と聞くと、「暑い」と目を閉じたまま、絞り出すように言いました。

麻酔による低血圧も起きて無いみたいです。

ほっとしました。
明日また、数値を見て説明してくれるそうで、ようやく病院を後にしました。

妹がいいベッド敷を持っているというので、妹を送るついでに借りて来ました。

家に着いたら、8:00過ぎ。
次男が夕食を作っていてくれました。
ほっとしました。

読んで頂いて、ありがとうございました。