音楽の喜び フルートとともに

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嵐の跡

2023-08-16 21:00:00 | 現代
火曜日、台風が去って、夕方次男を職場に迎えに行きました。被害を受けられた方々のご回復をお祈りしています。

治水関係なので雨が降ると特に勤務して万一に備えます。
近いと言っても自転車で一駅。
大雨の中大変なので、お盆休みの夫が車で送り迎えを買ってでました。
お迎えのついでに私も買物をしようとついていきました。
迎えに行くと他の人も迎えに来ていました。

淀川はまだ大丈夫でしたが、かなりいつもより増水していました。
ライフも、スーバーマツモトも、くずはモール、フレンドマートも閉まっていました。

コンビニはどこもやっていましたが…。
ラ・ムーが開いていて、みんなやって来ていました。
肉は全て売り切れていましたが、野菜や惣菜は大丈夫。夕飯の野菜を買い足して帰りました。

ファーディ グローフェ(1892-1972年)アメリカ合衆国ニューヨーク生まれ、アメリカ合衆国サンタモニカ没

父はバリトン兼俳優、母はチェロ奏者で音楽の教師でした。
14歳の時に家を出て、牛乳屋、トラックドライバー、新聞の売り子、エレベーター係、製本屋の助手、バーのピアニスト伴奏者などの仕事を転々としました。バイオリンとピアノを学んで、15歳の時にはダンスバンドに参加しました。またブラスバンドでアルトホルンを担当していました。

1920年から33年までグローフェはポール ホワイトマンオーケストラでアレンジの仕事を行いました。
ジョージ ガーシュウィンのラプソディインブルーのオーケストレーションが有名です。
さらにシンフォニックジャズのスタイルのオリジナル作品を作りました。その後、ジュリアート音楽院に指揮者兼教員として雇われ、管弦楽組曲を教えました。

彼はコードネームを発案したと言われています。

グラーフェは組曲「グランド キャニオン」作曲に際して、1920年、その壮大な景観に心を奪われていたグランドキャニオンを管弦楽作品にすることを思い立ったと言われています。

色彩感覚は溢れるオーケストレーション、スケールの大きな管弦楽の表現力、さらにジャズの手法を取り入れた斬新なアイデアはアメリカに生まれたオーケストラ音楽の傑作の1つとして紹介されています。

第1曲日の出 アンダンティーノ
夜明け前のグランドキャニオンの描写で始まり日の出までが描かれています。

第2曲赤い砂漠 レント
赤い砂漠を表現した曲

第3曲 山道を行く アンダンディーノ モデラート アレグレット ポコモッソ 
ロバと共に背中に揺られて山道を進む旅人の様子が描かれています。カウボーイソング風のメロディ。チェレスタのカデンツァは山小屋から流れてくるオルゴールを描写しています。

第4曲 日没 モデラートアダージョ
壮大な景観を彷彿とするグランドキャニオンの日没が描かれています。

第5曲 豪雨 ラルゴ アレグロモデラート
激しい豪雨が描かれます。

ウィンドマシンなどが取り入れられていて、かなりリアリティーのある豪雨の情景が眼前に広がります。
凄まじく容赦なく吹き荒れる嵐の中、強烈な一撃の落雷。その後あらしは収まって遠ざかっていきます。

第5曲 豪雨 です。
この曲のように台風も完全にコントロールされ、おさまりますように…。
みんな無事でいて🙏




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