音楽の喜び フルートとともに

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ドルメルスマン対ブリチアルディ

2011-11-02 22:30:42 | 音楽

明日は、手と手ジョイフルコンサート本番。
メセナ枚方 13時から。入場無料
今回は生徒さんの発表のほかに、フルート属とピアノによるミニコンサート付です。

今朝は、ピアノのSさんと、前回の続き。
「ドルメルスマン作品集」 トリム楽器社と、ブリチアルディの「ヴェルディのオペラ幻想曲集」 Zinmmermannの大初見大会。二人だけの大会です。

「アイーダ幻想曲 op.134」エジプトの神官の歌など、エキゾチック。突然のテンポ変換など、ピアノとの息があってこそ。

「椿姫」ヴィオレッタのアリアが丸々入っていて、オペラ好きにはたまらない。終わり方が、少しおとなしいです。

「トロヴァトーレ幻想曲」これぞ、オペラと言う華々しく濃厚な味わいの曲のヴァリエーション。ピアノのSさんは、ヴァン、ヴァン、ヴァヴァーンと思い切り弾けて楽しそう。最後、「時間があるから、もう一回どれ弾きたい?」ってきいたら、これを選びました。

「ドン・カルロ幻想曲 op.121」始まりと終わりが、装飾付の力強いアクセント2分音符二つ。というフルートにしてはちょっと変わっていることが印象的な曲です。フルートは跳躍が多くて、大変ですが、おもしろい。
ドゥメルスマン
「マクベス幻想曲 op.47」マクベスのオペラって、こんなに明るかったかしら?というほど、なんだか楽しい編曲です。

「第6コンチェルト」は、前に散々やったので、今回はパス。とっても楽しい曲。長いですが。

「ショパンのメロディによる幻想曲」ドルメルスマンらしく、長いオリジナルの前奏のようなものが着いていて、ショパンの曲はいつ始まるのか?と思っていると、妙な明るさのテーマが出てきます。葬送行進曲の中間部のメロディ。あの有名なテーマではないので、なかなかピンときませんでした。

「第1コンチェルト」は、どっかで聞いたような感じがするなぁ?と思っていると、テュルーが先生だったと書いてあって納得。第3番に似ている。比較的短めで、わかりやすい。

「ウェーバーのオペラ『オベロン』によるグランドファンタジー」
ロマンティックで、本当に華やか。カデンツァは、これでもかっていうくらい長い。
それなのに、まだ最後までカデンツァチックな旋律が続いて、技巧も要るけれど、体力もいります。

さて、2時間みっちりの初見大会は終わりましたが、結局どの曲を使おうか?
今度は目移りして決められない。
「やっぱり、ローエングリンかな?」と、2時間の苦労を水の泡にするような、私の発言も、笑ってながすSさんの寛大さに感謝。



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