音楽の喜び フルートとともに

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お仕事をしよう!

2023-07-21 21:02:00 | ロマン派
7月19日、最後の合わせ練習。
40人位。今日は集まっています。
今日はコントラバスフルート2本。

低音が厚くなっていい感じ

今日はピッコロもいました。
吉岡アカリ先生や、伊藤公一先生の姿も。
指揮は江戸さん。
指揮があるとわかりやすくなりました。
他にもフルートカルテットなど、盛りだくさん! 
みんなで力を合わせて、お仕事、お仕事!

というわけで、ジュゼッペ ヴェルディ(1813-1901年)フランス帝国タロ地区レ ロンコーレ生まれ、イタリア王国ミラノ没
の歌劇「イル・トロヴァトーレ」
1851年母が亡くなり、年に一作以上オペラを書いてきたヴェルディの筆が止まります。
ジュゼッピーナとの同棲生活に対する冷たい目から逃れるように農園を購入し、移住して経営に乗り出します。

そこで、劇場などの委嘱を受けずに自分の選んだ好きなテーマで時間をかけて作曲するということが可能になります。
そこで作曲されたのが歌劇「イル・トロヴァトーレ」

スペインの劇作家グティエレスの「エル トロヴァトーレ」をカンマラーノ(ドニゼッティのランメルモールのルチアの台本作家)が台本にするということで始まります。
しかし、1852年7月第三幕の途中で、カンマラーノは急死してしまいます。

代わりに若い詩人バルドーレと契約。
カンマラーノの草稿に沿う形で仕上げられました。

トロヴァトーレとは、吟遊詩人のことです。ここでは、ジプシーのことです。

歌劇「イル・トロヴァトーレ」
ルーナ伯爵に魔女として火あぶりにされたジプシーの女の娘アズチェーナが、伯爵の息子を誘拐し、炎に投げ込みます。しかし、誤って投げ込んだのは自分の子どもでした。

アズチェーナは残った伯爵の子ども、マンリーコを育てあげます。

大人になったマンリーコは吟遊詩人として窓辺で歌い、レオノーラと愛しあっています。
一方ルーナ伯爵は息子で、マンリーコの兄が継いでいます。
彼はずっと生きているかもしれない弟を探し続けていて、しかもレオノーラに恋しています。

伯爵はレオノーラにマンリーコが死んだと嘘をつき、彼女が修道院に行く途中に誘拐しようとしますが、途中で気づいたマンリーコがさらっていきます。

腹を立てた伯爵は捜索しアズチェーナを見つけて捕らえます。
お互いが母を殺した、弟をさらった相手と気づきます。

マンリーコとレオノーラは結婚しようという時に、アズチェーナが捕らえられたという知らせが入ります。
マンリーコはアズチェーナを助けに行きますが、捕らえられます。

レオノーラは自分の身体を伯爵に差し出し、マンリーコの助命をします。
願いは届けられ、レオノーラは毒を飲み牢へ行きます。

マンリーコはレオノーラをなじりますが、彼女は毒がまわりそこで死んでしまい。なじったことを後悔します。
騙されたと伯爵はマンリーコを処刑します。
そこでアズチェーナが「彼はお前の弟だ!復讐はなった!」と、叫び、立ち尽くす伯爵。
で幕となります。

どろどろの復讐劇で、大成功しました。
ジプシーたちが山の中で鍛冶の仕事をしながら歌うシーンがあります。
ここで出てくる楽器が、ハンマー(金槌)。
正確に言うとハンマーと金床。
金床が無いと音が出ません。
正式な楽器として売られています。
この音が入ることで、貧しいけれど、たくましく誇り高く生きるジプシーの生活が生き生きと描写されます。







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4 コメント

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演奏 (takan32)
2023-07-21 18:57:03
久米さんへ、私のブログにいいね!をありがとうございます。
40人集まったとは、最後の追い込みですね。がんばってください。
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Unknown (taul_nakataney)
2023-07-21 22:30:12
ビートルズの「Maxwell's Silver Hammer」に使われてたやつですね。
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Unknown (m-fluteangel16)
2023-07-24 07:09:58
@takan32 さん、こちらこそいつもありがとうございます。エールもありがとうございます。
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Unknown (m-fluteangel16)
2023-07-24 07:10:56
@taul_nakataney さん、そうそう!ビートルズも使っていました!
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