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交通法規

2011-01-25 20:15:04 | 子ども

今日は午前中、免許の更新時、違反者講習会2時間。自宅に帰って一人レッスンを見た後、児童会。防音室がないので練習は20時まで、2時間半ほどしか練習できない上に、クタクタです。

講習は、交通法の改正。ブレーキをかけてから効くまでの距離。おきやすい事故のケーススタディ。

みんな、真面目に受講していました。
静かですし、居眠りもありません。

児童会での、子ども達と全く違います。児童会では、
ルールを破ったり、集中できなかったり大変です。子どもと、大人は違うから?

交通法規もルール。罰金や罰則があるからルールを守るのでしょうか?
ほとんどの運転手は、警察官や、歩行者や、対向車が無くても、信号を守ります。

私たちの社会は車を必要とし、お互いの安全を守るために信号やスピード規制などのルールを学び、守ることを前提に運転の自由を手にするのです。
特にルールで守られているのは、歩行者、自転車など、道路通行弱者です。

封建時代のルールでは、馬に乗った武士や、籠にのった殿様が、力のある通行強者で、ルールで、道をよけない庶民は切り捨て御免だったことを考えると、ルールを特に必要とし、守られているのは、運転しない子どもや、老人、自転車、歩行者だと言うことが良くわかります。通行強者の車は厳しく規制され、違反や過ちは直ちに矯正され、再教育され、資格審査を経て認められれば、運転のチャンスはまた与えられます。
それは、人の能力に期待と信頼を寄せていることを現しています。

立場が入れ替わり不可能だった昔に比べ、現代の通行強者は入れ替わり可能で、歩行者になれば、弱者になります。
交通法規は、その人の社会的地位、経済力、人種によって、勘案されること無く、全ての人に平等に適用され、限りなく民主的。
そして、ルールに、不備があれば、話し合いによって整備され、民主的なプロセスを経て改訂されます。

児童会の子ども達は、選んできていない、学ぶ気もなく、家では自由に遊べることを知っています。ルールのほとんどは安全に関するもので、大人が勝手に決めています。
また、児童会にいることに納得も了解もしていない子どもが大半です。
しかし、だからといって、大人として子ども達が自分の安全や、友達の安全に、無関心、無責任に育って欲しくない。

子どもには、強い共同体感覚、責任能力、学習能力があります。そこに働きかけることで、子ども達は理解し、ルールは必ず守られるようになる。と私は感じています。


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