この週末、大学の後輩のマンドリンクラブの定期演奏会、クレオ西、西九条にでかけようと、出先の大日から地下鉄に乗ったら、人身事故で駅に停車したまま動かない。
30分そのまま待っていたら、「現場検証のため、お待ちください。」
『こりゃ、だめだ』と、迂回ルート、モノレールに乗り、門真で京阪、京橋からJR環状線に切り替え。残念なことに、着いたときには、1部は終わっていました。
一昨年、部員が集まらず、廃部の危機を迎えたクラブは、何とか建て直し、1.2回生ががんばっていました。そして一人でがんばっていた4回生は、指揮とコンマスを兼ね、八面六臂の活躍の末、最後の定演を迎えました。
創部46年を迎えたクラブの現役たちは、OGの熱い思いを背負って、ほんっとうに大変だったろうと思います。
どんな思いだったか本人に聴いていないのでわかりませんが、自分の時には確かに大変でしたが、期待を背負って、答えようとする充実感、成長する喜びも確かにあったと思います。
苦しい。苦しいけれど、逃げないで苦しんだ分だけ、成長もあったと思いたい。
そして、みんなの期待通りにはいかなかったかもしれないけれど、その足りなかったところを、埋めたいから、未だに音楽を続けているのかもしれない。
到達できなかった何かがあると思うから、追いかけたい。
おかげさまで、未だに、楽しく少しほろ苦いけれど、充実した生活を送っています。
後輩たちのこれからの人生もどうか、幸多かれと願っています。