音楽の喜び フルートとともに

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マンドリン アンサンブル プレイアディ

2011-04-18 21:31:07 | 音楽

この水仙はフラワーレコードと言うそうです。レコード盤の真中のラベルのような、オレンジの花芯のせいかしら?

土曜日にマンドリン アンサンブル プレイアディの演奏会に行ってきました。
谷町4丁目の日本福音ルーテル教会を使っての演奏会でした。
指揮は平田昭浩さん。大学のマンドリンオーケストラの先輩がメンバーのほとんどを締めています。

前半は、マンドリンのオリジナルの小品。
ブレスゲンの舞曲、アマディの憂愁、セレナード風ガボット、クライドラーのピチカート ボッサ、ファルボの間奏曲、ステルザーティの夏の夜、マンドニコのチェチリアーナ。
マンドリンならではの、ピックを使った繊細なニュアンスを平田さんは良く理解されていて、メンバーはそれに良く応えて非常に感度の良い演奏をされていたと思います。

後半は、イタリアのラグ、アメリカの曲、アルゼンチン、スペインと前半とは違
った表現に挑戦されました。
ピアンタドーシのイタリアンラグ、ジョプリンのエンターティナー、佐藤允彦編曲ショーロインディゴ、ピアソラのオブリビオン、タンゴの歴史よりナイトクラブ。

どれも、小品ながら、良くまとまっていて良かったです。特に、オブリビオンは震災被災者へのレクイエムとして演奏され、メンバーの気持ちのこもった演奏でした。

アンコールのリベルタンゴは、前回にも演奏されたものを、平田さんがもう一度、編曲しなおしての演奏だけあって、こなれていて、楽しかった。

プログラムの表紙は米島末次さんの絵で、このアンサンブルの持っている質へのこだわりが表れているような気がしました。
繊細で緻密。

教会は、天井の下がっている位置から外は、音の響きが悪く、途中で位置を変えました。次は、ホールで聞きたいものです。