音楽の喜び フルートとともに

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関節を知る

2009-08-09 21:33:59 | 音楽

ゴーヤの棚。数年前は、ゴーヤって何?と言う感じでしたが、今や、夏のおかずの定番。庭に植えている人も多いです。ここの小学校でも、4年生の理科はゴーヤの栽培。夏バテのとき、食べたい野菜ですが、息子達は苦味が嫌い。塩でもんで、茹でて、水にさらしてから炒めます。苦味がおいしいのに。惜しいことです。

以前、肩甲骨、骨盤、坐骨で時計の文字盤をイメージして床や壁の上で文字盤をなぞるようにそれぞれの骨で、ゆっくりとなぞるという動きをワークで習ってきましたが、脳に骨を思い出させることで、筋肉を固めることで対応してきた体の、骨と筋肉のバランスを取り戻すことが出来ます。

すると、呼吸が楽に出来るようになります。体が自由になると、楽器の演奏もうまくいきます。
ところが、長年の癖は、取れず。つい、難しいところ、フォルテッシモなど、力が入って、またバランスが悪くなってしまいます。

これをどうして克服しようかというのが、私の次なる課題です。
昨夜のワークで「どうやって維持したらいいですか?」と聴いてみました。
「維持しようとか思っていることが無理。味わうのよ。気持ちいいことが脳は好きだから、気持ちよさを味わい尽くしたらそちらに移動するのよ。」
というわけで、寝たり起きたり、壁によっかかったり。
フルートを持って、寝たり、壁に沿ったり。
癖の戻り方が少しずつ、遅くなってきました。

フルートを吹いていると、顎関節がこってくるので、顎関節の上に、軽く手を置いて、開けたり閉めたり。首もこるので、後頭部と首の手を置いて、ゆっくり動かしてみたり、してみました。
これが、劇的。4,5回まわしただけで、音は変るし、鏡を見て片側ずつすると、頬や、目の位置、しわまで変ってきます。ほんとにおもしろいです。フルートのおかげで、長年の体のつらさまで減ってきました。体が自由に動くと言うのは本当に幸せです。