サッカーと参院選

　12日は参院選の結果やら、サッカーの優勝決定戦やらでエキサイトした日でした。この２つには共通点がありますね。即ち、攻防が入れ替わり易いと言うこと。現代ではこの２つに限らないかも知れませんが。
　日本サッカーチームの善戦、民主党の敗北をあなたは予想できましたか？私には解りませんでした。前者は守りに強かったが、後者はそうではなかった。
　前者はオランダ戦とデンマーク戦に１失点づつ計2失点のみであった。地味な役割であるディフェンダーの活躍が光っていた。後者は菅総理の人気で選挙戦に入ったが結果は伴わなかった。前者は負けない戦略を、後者は勝つ戦略を選択したのだろう。
　事業仕分けにしてもパフォーマンスで、メリハリの効いた資源配分ではなかった。国会議員・国家公務員数削減や給料の削減で実績を上げたのでもなく、消費税の値上げを持ち出した事も足元をすくわれる原因となったかも知れない。
　比例区では自民党に勝っていることは、国民は民主党に2大政党制の役割を期待している証拠と言えそう。また、世襲でない優秀な人材も多いので、投げ出さないでがんばってもらいたいと思っている国民も多いのではなかろうか。　小田原梅干