以下は2015年3月2日に掲載したものの再掲載。
ラーメンもうどんも小麦粉から作られる。
双方の違いは、うどんは麺生地を作るのに塩と
水を使うが、ラーメンは「かん水」を使う。
かん水を使うことにより、麺のコシや
もちもち感が生まれ、黄色く変色する。
かん水の起源は中国内陸部にあるモンゴル
自治区にあった湖沼の水で、この水で
練った小麦粉から作られた麺がラーメンの
始まりだった。
この湖沼は後に干上がり、湖底には
白い粉がたまった。
そこでこの粉を水に溶かし「かん水」を作った。
かん水は粉となったため運搬が容易となり
中国沿岸部に伝わり、やがては日本へと来た。
日本にはかなり昔から、ラーメンが
伝わっていたが、昭和になるとかなり
人気が出てきて、かん水の需要が高まった。
しかし、中国から入って来るかん水の量は
限られていた。
この項続く。
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