きょう、初めて、電動車椅子に乗った一人の青年がバスを待っているのに出会いました。
運転手さんは、バスを停めると乗客たちを後方に移動させ、座席を折りたたんで車椅子のスペースを空けました。それから、車外に出て乗降口のfootboardを引き出し、車椅子の青年を車内に誘導し・・・。
車椅子が所定の場所に落ち着き、運転手さんがfootboardをしまいこんで、再びバスが発車するまで、5~6分か、もしかしたら、もう少し時間がかかったような気がします。
その間、誰もが無言・・。
私が気になったのは、その車椅子の青年がバスを降りるまで、うつむいたままで一回も顔を上げなかったことです。
土曜日の昼下がり、車内はそれほど込んでいる状況ではありませんでしたが、なんとなく冷たい乗客の視線を青年は敏感に感じとっていたのかも知れません。
私自身、無言で運転手さんと青年の行動を見ていただけですから、えらそうなことは言えませんが、せめて、あの青年が堂々と顔を上げて、バスに乗れるようになることを願わずにはいられません。
私達も、いつ、同じような境遇になるかもわからないのですから・・。
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sumi
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