日本人は左脳が主体になり、母音と子音を左脳で処理する。
外国人は右脳が主体になり、母音は右脳・子音は左脳で処理する。
****http://web1.kcn.jp/tkia/mjf/mjf-49.html*****
日本人の脳の場合は、最初から特殊である。洋楽器の音色こそ右脳受容であるが、三味線など邦楽器となれば初めから左脳で受容されるのである。前述したが、虫の音も左脳(欧米人は右脳)だし、言語は母音・子音とも左脳(欧米人は母音は右脳、子音は左脳)である。さらに、日本人は情動(感情、パトス)も左脳にその座がある。音関係について、まとめよう。
〈左脳で受容〉 | 〈右脳で受容〉 | |
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【日本人の脳】 | 言語(母音・子音)、情動的な人声(喜怒哀楽の声、ハミング)、虫や動物の鳴き声、波や雨音、邦楽器音 | 洋楽器音、機械音 |
【欧米人の脳】 | 言語(子音) | 言語(母音)、情動的な人声(喜怒哀楽の声、ハミング)、虫や動物の鳴き声、波や雨音、邦楽器音、洋楽器音、機械音 |
それぞれ〈右脳で受容〉の音だけが聞こえている間は右脳優位となるが、〈左脳で受容〉の音が聞こえ始めた途端、左脳優位となり、〈右脳で受容〉の音も左脳経由で処理される。
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日本人は左脳が主体になり、母音と子音を左脳で処理する。
外国人は右脳が主体になり、母音は右脳・子音は左脳で処理する。
ところが、左脳は言語脳
右脳は感覚脳であるため
例えば、虫の声を聴いて日本人はりんりんとか、チンチロリンとか
ガチャガチャと聞き分けることができる。
かつ、歴史の中の「経緯」・・46でも書いたが、
うしろにある「情緒」を感じ取る。
母音・子音を言語脳で処理すると言う事は
例えていえば
英語をきいたら、何をいってるか、その音さえはっきり聞き取れない(他の言語もそうだけど)
この判らないものを、左脳で判らせようとすると
置き換え?や繰り返しの学習で何を発音しているか
判るようになり
置き換えた(母音+子音)で、
その意味を理解するようになる。
判りやすいのは
ジョン万次郎などの翻訳?メモであろう。
NAME =ねいむ=名前
言語脳の解析システムをメモで行う。
ジョークでもよくあるが、
掘った芋いじんな(いじるな)
WHAT TIME IS IT NOW
ほったいもいじんな
母音と子音に置き換えてしまう。
同じく
兄やん 箸、無理か?
お兄さんは箸で食べるのは無理か、難しいか?
と、たずねているのではない。
「あにやん(あんにゃんと発音する地方がある)はしむりか」
あんにゃん はし むりか
アンニョン‐ハシムニカ
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日本人は音楽を左脳で聴く。
これが、日本の歌だと
言語が入ってきて、何を謳っているかわかるので
左脳で聴けるのだろうけど
何を言っているか判らないと
右脳で聴いちゃう?
音楽自体はよくわからないが、
誰だった、ある作家が
中国の多分こんなところ
観光船にのって遊覧となったのだが、
船のアナウンスが中国語でさっぱり、判らなかった・・・
のだが・・・
途中で
「あれ?これ、日本語だ」と、気が付いたそうな。
どうも、中国語のイントネーションのままで日本語でアナウンスしていたらしい。
日本語であっても、イントネーションが違うと何を言ってるか判らなくなる。
と、いうことで、
音楽も、これに似たことが起きるのかもしれない。