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Lo-D DAD-001 (抜粋紹介)

2024年03月07日 | 抜粋紹介

今回は今は無き日立のオーディオブランドLo-DのDAD-001です。
トランスポートとD/A変換とに分かれたセパレートタイプのCDPの先駆けとなったプレーヤーで、おまけに受注生産だったので現在何台動作している物があるのかと言う具合でかなり貴重なCDPです。
ほとんど使用していなかった様で状態はとても良く全くと言ってもいい位傷が有りません。
今回はCDの認識が出来ないとの事で此方にきました。

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トランスポートの内部です。
始めてCPU基板を扱った頃と同じ様な基板の作りで懐かしさを感じます。
内部はヤニの様な物が全体に付着しており、ピックアップのレンズも曇っていました。
清掃を行いましたがCDは認識できず、良くみるとピックアップ内部にも曇りがみえます。
分解は出来そうにないので手持ちのピックアップと交換してCDの認識・再生は出来るようになりました。

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D/Aコンバーターの内部です。
トロイダルコイルと思われる大きなトランスが眼をひきます。
リケノームの抵抗やスチロールコンデンサが大量に使われディスクリートで作られたアナログ回路は手間とお金がかなり掛かっていると思われます。

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アナログ回路部分のアップです。

blog_import_53b8df30586b5.jpg
表示器と操作ボタンが整然と並べられ、流石は真面目な日立さんと思わせます。
現在のCDPに比べサーチが若干遅いですね。

blog_import_53b8df319ca92.jpg
音はいいですね、情報量・音域レンジの広さ・スピード感当時のLo-Dの技術力の高さが音に反映されていると思います。
丁度WADIA6が在るので音を比べましたが全然ひけを取りません、レンジの広さはこちらが上ですね。


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