ハンバーガーを食べたデトロイト国際空港。 Northwest 航空のハブ空港として、その威容を誇っています。 NorthwestがDeltaに吸収された今でも、その賑わいは相変わらず。 2002年に完成した超巨大なMcNamara Terminalはなかなかのお散歩コースですよ。
小型機専用のコンコースB、CからメインのコンコースAへの広大な地下通路。 時間とともに変化する紫、青、赤の照明が幻想的。
そして、これが中心部から見たコンコースA。 長さ1.6キロの一直線の巨大な建物。 あまりの巨大さに、動く歩道くらいでは足りず、一定距離を超えるゲート間の移動は、コンコース上空を走る無人電車ExpressTramを使います。
ExpressTramはターミナルの外に出ることなく、建物の内部だけで走っているんですよ。 NorthwestがDeltaに変わってもこの乗り物は相変わらずNorthwestカラー。
そして、これがもう一つの名物。 水が躍る噴水オブジェ。 水が魔法のように飛び交います。 何でこんな不思議なことができるんでしょう。
写真は撮りませんでしたが、コンコースA内にはさまざまなお店が軒を連ねています。 ここでの値段は市中のショッピングモールと変わらないというのがポリシーになっているんです。 だから、時間があれば、免税店だけではなく、普通のショッピングも楽しめるって訳。
さて、これから搭乗する成田行きNW-341便。 4年くらい前の話なんですが、この場所で、こんな風に飛行機の写真を撮っていたら、見知らぬアメリカ人のおばちゃんが近づいてきて・・・
『あんた、何で飛行機の写真なんか撮っているのよ!?』
『何故って、飛行機が好きだからだよ』
『今、あたしたちアメリカ人はとーっても(テロに)ナーバスになっているのよ!
やめてちょうだい! キィーーー!』
『???そりゃいいけど・・・』
なーんてことがありました。 でも、もしロンドン野郎が本物のテロリストだったら、あんた、もう命ないよ。
そんな出来事以来、空港での写真撮影は、さすがのロンドン野郎も結構気を使います。 小心者なので(ホントか!?)。
空港自体は非常にシンプルな作りで、しかも日本語が殆ど併記されているので、乗り換えはそんなに問題はなさそうに思うのですが、やっぱり入国審査で英語ができない人はちょっと不安だったりしますよね。
カナダへ入る時も同じですが、やっぱり事前に英語で入国目的とか書いたレターをお送りして、それを持ってきてもらうのが一番確かだと思います。
シカゴのオヘア空港。 ロンドン野郎も何度も利用しましたよ。 ターミナル5にJALは到着するので、そこからターミナル1か2に電車で移動するんですよね。 あれも慣れると意外に楽しいのですが、昔会社の超お偉いさん一行とオヘア空港に到着したときに、あの電車が故障していて、大変な騒ぎ。 本当にギリギリで乗り継ぎ便に飛び乗ったことがありました。 もうダメかと思いました。
McNamara Terminalができた時は本当に驚きでした。 複数のターミナルが繋がる形の巨大空港は他にも沢山ありますが、一直線のこれだけの巨大ビルと言うのは、例があまりないんじゃないでしょうか。
ただ、この巨大ターミナルの建設が、結局ノースウェスト航空の寿命を縮めた原因の一つかも知れないと考えると、少し複雑です。 それに設備が立派でも、必ずしも飛行機のサービスとはリンクしないことも・・・
年齢のお話は、ロンドン野郎の場合は、驚きを通り越して、ギャグそのものですけど、アンさまのような美しい女性は素直に喜べば良いんじゃないでしょうかね。 アメリカ人やカナダ人からみれば、やっぱり東洋人の女性の肌のキレイさと、体型は脅威だと思いますよ。
ただ、日本からだとNW便だと思うのですが、2002年以降は新ターミナルの筈。 もしかすると、ロンドンへの乗り換えのコンコースB、Cの方のイメージかも知れません。
あちらの方は小型機専用のコンコースになるので、確かにあまりお店も無いし、退屈というのは納得できます。
ところで昨日の大ニュースで、デトロイト着陸間際のNW便で爆破テロ未遂事件。 ブログで書いた話も笑い事じゃなくなってしまいました。 飛行機の搭乗前のセキュリティ・チェックが一段と厳しくなりそうです。